2007年07月09日

TVブロス「ネット探偵団」に・・

そういえば・・「TVブロス」の6月9日号「ネット探偵団」で取材していただきました。聞き手は、川崎和哉さん。ありがとう。長文が、こちらのウェブに掲載してある。

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2007年01月16日

「治安の悪化はあったのか」

 たまった新聞切り抜きの整理。ちと古いが、12月17日日経「治安の悪化はあったのか」。国民の多くが治安の悪化への不安を感じ、国も2003年9月には、犯罪対策閣僚会議を開くほどに至ったのだが、これには、統計上の見かけで一種の神話だ、とする"神話派"と、治安の危機は現実だ、とする"現実派"がいた。

 神話派で有名なのは、以前エントリーした河合幹雄『安全神話崩壊のパラドックス』
だが、「一般刑法犯(交通事故関係を除く刑法犯)の認知件数」は、2002年から減り続けていて、2006年は、11月現在で前年同期比9.9%減。神話派も現実派も、この急変の解釈に困っている、という。

 河井氏は「一番うがった『治安回復策が効果を上げたとするために数字を操作している』というのは違う。本当に減っている。しかも減り方が大変なものだ。経済とりわけ失業率の好転など、いくつか原因が考えられるが、現在の犯罪情勢の実態はまだつかみきれず説明しきれない」。

 日経の記事は「犯罪情勢が急変している可能性があるのに、ある時は解釈が分かれまた別の時には解釈をしかねるのは、犯罪・治安の実態を測る調査・統計が不備だからだ。犯罪情勢が国民の心配事になって十年になろうとしてするのに、おかしなことではないか」。

 印象と実態が異なる事柄は多いけれど、この"治安の悪化"については、メディアの煽った報道からの印象もあって、そのギャップが大きそう。犯罪性を判断する警察の基準が変わってしまうのでは、統計そのものが当てにならないし、しばらく"よくわからない"状況が続くのか・・。

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2006年10月03日

スペースシップ2のインテリアコンセプト発表

 先週から行われているWIRED誌の「NextFest forum」で、ヴァージンのリチャード・ブランソンが、スペースシップ2のインテリアコンセプトを発表した。2004年、初の民間宇宙飛行に成功し、「Xプライズ」を獲得したスペースシップ1の開発者とブランソンは協定を結び、ヴァージングループが宇宙旅行ビジネスに進出することを発表していた。
(参考:WIRED NEWS: 『スペースシップワン』、ついにXプライズを獲得英ヴァージングループ、宇宙旅行ビジネスに進出

space.comで、スペースシップ2の打ち上げから、遊泳、帰還までのコンセプトビデオが見られるのだが、これがいい。宇宙旅行をビジネスとしているだけあって、人をただモノとして"打ち上げる"だけでなく、宇宙旅行の"イメージ"を大切にしている。このビデオにしても、多くをキューブリックの『2001年宇宙の旅』のイメージを踏襲している。また、気になったのは、搭乗者のウェアとヘルメットのデザイン。これらが実際の機能を伴って現実化されるのだろうか? 映画やアニメではなく、それが現実世界で、"未来イメージ"をデザインしようとしているのは、凄い。

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 日本では、クラブツーリズム社がヴァージン・ギャラクティックス社と提携して、宇宙旅行希望者を募集していた。お値段、20万ドル。4,5分の無重力体験。ちなみに、先日、日本人初の民間での宇宙旅行を行う予定で話題になったロシアのソユーズは、10日間でおおよそ22億円。

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2005年12月03日

子供の時間、大人の時間

 今週の「三丁目通信」でこんなこと書いて、時間の感覚の違いについて考えていた。

「もう12月の声。早すぎる、早すぎるよ。よく言われることだけれど、子供の頃に感じた時間とこんなにも違うのはどうしてなんだろ。脳細胞の分裂速度や代謝の影響? 積み重ねられた記憶と関係があるの? あと、田舎に行くと、時間の流れが急にゆっくりに感じるのはどうしてだろ。 受け取る情報量に関係があるの? う〜ん、よくわからない。
 これだけ時間があっという間に過ぎていくと、"時間"そのものを購入したくなる。ある種のサービス産業は時間の売買ともいえて、そうした需要は強まっていくんだろう。ただ、時間が購入できるようなサービスはいいけれど、立て替えの効かない「経験」、特に「初体験」は、ますます価値あるものに思える。奮発して金を払うなら、ブランド品じゃなく、「初体験」だな・・。」

 というわけで、図書館で「Newton」のバックナンバーを借りてくる。2004年10月号「時間とは何か?タイムとラベルは可能か?」特集の「子供のころの時間はなぜ長いのか?」をメモ。

心理学でも時間は重要な研究テーマで、子供の頃の時間が、大人になってからにくらべると長く感じられることについては諸説ある。
・6歳の誕生日までの1年間はその時点の生涯からすると6分の1だが、40歳にとっての1年は40分の1にすぎない。この比率が心理的な時間の評価に一役買っている。
・子供のころは、毎日新しい経験をして、それが一つ一つ記憶されていく。大人になってからの体験は、過去の体験と同じようなことが多いため、後で回想しても記憶の量が実質的に少なくなり、時間を短く感じてしまう?
・海馬(脳の中で記憶の形成に関係する部位)の中を、どれだけ記憶すべき情報が通過していったかが、思い出す時間の長さを決める?
・大人は時計を使った時間の長さを計測する事に慣れているが、子供は「出来事」からの影響が大きい。
・時間の長さを判断する要因。1つ目は、時間経過に注意が向けられているほど時間は長く感じられる。2つ目は、出来事が多いと時間は長く感じられる。これは大人より子供のようが強い。3つ目は、体温の上昇や薬物の効果で生理的テンポが速くなると時間も長く感じられる。子供のほうが生理的テンポが速いから、子供は時間を長くかんじやすい。(福山大学・松田文子教授)
・子供の頃は、代謝が活発でエネルギー消費量が大きく、生理的なテンポが速いために、まわりのテンポが相対的に遅く感じられ、時間を長く感じる?(東工大・本川達雄教授)
人が旅行などをして、新しい経験に価値を求めるのは、日常を流れる時間から脱して、「長く感じられる時間」を得ようとして、とも言える。いっぽうで、同じ旅行中であっても、「田舎に行くと、時間の流れが急にゆっくりに感じる」については、どう考えればいいんだろう。

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2005年06月17日

NHK-BS「ワイシャツに熱い心をこめて」

 NHK-BSで「ワイシャツに熱い心をこめて〜ウガンダ・柏田雄一」を観る。「遠くにありて にっぽん人 」というシリーズ。ウガンダで、 40年前にワイシャツ工場を作った日本人の話。その丁寧に仕立てられたワイシャツは、ウガンダ国内で有名で、大統領も着るほど。その日本人の老人は、300人近い従業員を雇い、ワイシャツ作りの基本を丁寧に、厳しく従業員に教え込む。目標は、工場そのものをウガンダ人に任せ、その製品を輸出することでウガンダ経済を潤すことだ。
 その土地に根付き、孤軍奮闘する老人の姿も感動的だったのだが、面白かったのは、大らかな気質のウガンダ人従業員の初歩的ミスに怒る社長への従業員の対応。一言で言えば、すべてが純真なのだが、ウガンダでは、人前で相手を怒鳴ることはほとんどなく、 相手を怒鳴るのは、殴るのと同じだという。その老人曰く「ウガンダは、昔から豊かな土地だったから、あくせくしたり、争ったりということがなかったんでしょう」という。
 ただ、昔はよかったとか言うつもりはないけれど、日本の近代化が、何を失い、何を得たのか、日本にいるとなかなかわかりにくくなる、と改めて認識。

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2005年05月29日

Newsweekの謝罪

キューバのグアンタナモ基地でコーランが冒涜されていると Newsweekが報じてアフガニスタンやパキスタンが暴動が起きている。今週の Newsweekは謝罪と言い訳に四苦八苦。騒動の元になった記事は、日本版では掲載されなかった小さなものらしいが、今回は 5ページを割いている。 Newsweekの編集主幹やコラムニストが書いた記事よりも、第三者の立場で寄稿した英ガーディアン編集主幹のアラン・ラスブリッジャーのコラムのほうが面白い。 78年にワシントン・ポストのデービッド・ブローダーがピュリッツァー賞を受賞した際に行ったスピーチでこういったという。

「われわれは、次のことを何度でも繰り返して言うべきだ・・あなたちの家に届く新聞は、過去 24時間に私たちが聞いたことの一部について、部分的で性急かつ不完全で、必然的な欠陥を伴う、不正確な説明を施したものである。
 事実が大きくゆがめられないうよう最善の努力をしているが、1時間くらいで読めるように記事の内容を圧縮する過程で歪曲が生じる。新聞というものを正確に説明するなら、こう申し添えたい。私たちは与えられた状況の下で最善を尽くしました。明日、また修正を加えた最新版をお届けします、と」
さらに、ラスブリッシャーは、こういう。
「報道機関がメディアを支配していたころは、ミスが指摘されることは少なく、対応を迫られることは滅多になかった。だが、技術の進歩で状況は変わった。・・
 そこでわが社は、「読者編集者」というポストを設けた。独立した立場で記事の補足や訂正、批判などを紙面上で行うのが仕事だ。ただし、既存の読者や将来読者になる人々の信頼を得るには、報道プロセスをもっとオープンにする必要があるだろう」
ジャーナリズムは完璧ではない、というある意味、当たり前なわけだが、それを認めるところから出発して、どうやって「価値」を構築していくのか、ということが問われる。人ごとじゃない、もちろん。

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2005年04月02日

「Web creators」5月号

「Web creators」5月号に「Web制作プロジェクトの舞台裏」ということで取材していただいた。当日は、インフルエンザ末期で、頭はボーっとしていて、口もしどろもどろで、とんでもない状態だったこともあって・・たいしたことお話できなかったわけですが。担当の方すみませんでした。

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2005年01月12日

振り込め詐欺、被害252億円

このブログでは、あまり時事的なことを書くつもりはないのだけれど、今回はあまりにとんでもない数字を記録するために(参考→ asahi.com)。
オレオレ詐欺の昨年1月〜11月までの被害額が252億円。約1万8000件発生。すでに528人が詐欺・恐喝容疑で逮捕。このところ増えているのが、架空請求詐欺。11月だけで約6億3000万。
正月から偽札が発見されてかなり騒がれているが、振り込め詐欺は252億というとんでもない金額の割に、メディアの報道があまりに少なくないっすか?

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2004年12月27日

サーバーお引っ越し

事情あって、居候させていただいてたサーバーを引っ越し。ついでにMTも2.6から3.12へバージョンアップ。で、アーカイブのディレクトリ構造が変わってしまった。エントリーに直リンク張っていただいた方すみません。

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2004年11月11日

『編集会議』“一人編集長”入門

今出ている『編集会議』の12月号、「パーソナルメディアで情報発信 “一人編集長”入門」という特集で取材していただく。企画の意図としては、blogの一般化で、大量に出現した“編集長”は、既存のメディアの“編集長”と同じと言えるのか、という点だった・・と思う(たぶん)。
流通段階で、媒体数が制限されている出版と違い、ネット上のコンテンツは、ネットに上がっている段階で、すべてが等価だ、というのが、基本的な僕の考え方だ。だからこそ、そういった状況の中、職業として何をなし得るのかということを日々突きつけられている。で、誰もが記者・編集者になりえるこの時代、職業としての編集者にはどんな可能性があるのだろうか、という点については・・雑誌をご覧ください。
『編集会議』という読者対象が特別な媒体だけあって、「編集長」とか「編集者」という言葉に、かなり特別な思い入れを感じたが、Hotwiredもまさに‘一人編集者体制’が長いこともあって、ぼくの場合、そのあたりの思い入れはかなり希薄なようだ。結局、個人として何ができるのか、がよりシビアに問われる時代であることは間違いない。

今回の企画もそうだが、blogの流行で、出版界やジャーナリズム界への影響を問う企画が増えているが、インターネットが一般化し、個人がホームページを作成するようになった95年ぐらいから、すでにこうした事態は始まっていたのだ。、それでもblogの流行をきっかけに、出版界や新聞業界が、自らの今後について考えることは、新しい動向から目を背け、既存の枠組みの中に閉じこもろうとする姿勢よりはマシだろうと思う。先日エントリーした青木日照+湯川鶴章『ネットは新聞を殺すのか』も、新聞界はこうした姿勢がこれまでほとんどなかったからこそ、評価したいと思った。

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2004年11月03日

サバイバル・テクノロジー

新潟で震災に会われた方々の、時に笑みさえも浮かべてマスコミに対応する様は、本当に関心するばかりだ。神戸の時も、海外のマスコミが驚いていたようだが、極限状態でも取り乱すことなく淡々とできる(してしまう)のは、なかなか理解しづらいのだろう。日本人の自然観が影響しているに違いない。そしてその自然観は、頻繁に起きる災害によっても形作られてきたのだろう。人の力はあまりに小さい・・。
本当に、心からお悔やみお見舞い申し上げたいが、やはりいざという時、政府はまったくあてにならないことを再認識する。神戸での教訓は、ほとんど活かされていないようだ。
では、個人として何ができるのか。98年にそんな思いに駆られて「サバイバル・テクノロジー 〜そこにある「危機」を生き抜くための技術」という特集を組んだことがある(→こちらText onlyはこちら)。そこで「緊急事態に備えて5つだけモノを用意するとしたら、あなたは何を手にしますか?」というアンケートを各界の方にとっていて、いろいろ考えさせられるのだが、今の僕だったら何を選ぶだろう。このアンケートの中では、故景山民夫氏の答え(この回答をいただいて、数日後に亡くなられたので、もしかしたら遺稿かも・・)が一番、現実的にしっかりとした対応ができるように思う。自動車が住居兼移動兼情報収集手段(ラジオ)になる、とも書かれている。

また、いったん壊れると広範囲が長期間、大きな影響を被る電気・ガスのライフラインは、やはり分散化を進めるべきだと思えて仕方ない。経済性を考慮に入れずに、急進的な夢のようなことをただ唱えていてもしょうがないが、電力供給源の多様化は、こうした災害時にも、またさらなる原油の高騰時にも、より柔軟に対応できる可能性があるように思える。

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2004年09月30日

スペースシップワン

再使用型の宇宙船に3人が乗って、2週間以内に同じ機体で2度、高度100キロまで飛行した民間人に1000万ドルの賞金を与える、というX PRIZE。昨夜、ポール・アレンが保有するスペースシップワンが第一回目の飛行に成功。先日、このスペースシップワンに、ヴァージン・グループが技術供与を受けて、宇宙旅行を商品化すると発表して話題になっている。一人当たりの料金、11万5000ポンド(約2300万円)以上。テレビでは、搭乗予約しているという日本人が映っていたが、いらっしゃるものです・・(^^;)。

・日本では、livedoorが支援?しているようだ。→blog
・なんといってもこちらのサイトは力入っていて凄い。→「宇宙旅行ポータルサイト」
・「スペース・アドベンチャー」NTTトラベルサービス宇宙旅行体験ツアーデスク
まで(^^;)。お一人様、約1122万円也。

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2004年07月26日

NHKスペシャル「にっぽんの〝ゴミ〟大陸へ渡る」

タイトルから、日本から不正に輸出されたゴミが、中国で環境問題を引き起こしている・・というような内容を予想していたのだが、まったく違った。日本のゴミを中国人バイヤーが買い取っていて、それを中国でリサイクル、再生しているという話。
具体的には・・数年前、ペットボトルのゴミ化は、日本で大きな問題になった。リサイクル法ができて、最近ではペットボトルから服などの再生品が生まれている。ところが、今、ペットボトルを中国人バイヤーが買い取っていくために、日本のリサイクル業者の手に入らなくなっている。中国では、日本ほどペットボトルを長い繊維に再生するような技術は今のところないが、梱包用ビニールテープや人形の中綿などに再生し、その需要は高い。リサイクル工場に建てられていた看板は、「資源は有限、リサイクルは無限」。人件費が安いために、原料を輸入・加工するよりも、ゴミを輸入しリサイクルしたほうがコストが安いのだ。
日本では、かってのゴミ埋め立て地を掘り起こし、「このゴミも商売になる」という。
闇ルートで輸出されたPCが、リサイクルされる際に出る未処理の汚染物質などの問題も紹介されていたが、ゴミをめぐる状況は、中国の出現で予想を超える局面に入っている。しか〜し、いつまでもこの状況が続くわけはないだろう。リサイクルや資源原料の価格次第で右往左往し、また国内で溢れた・・というようなことになるんだろう。捨てて、拾って、掘り起こし、また捨てる・・。

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2004年07月19日

NHKスペシャル「トラック・列島3万キロ」

18日のNHKスペシャル「トラック・列島3万キロ」を見て驚く。近年、急激に変わったサービスのひとつが宅配だ。遠距離でも以前では考えられなかったほど短時間に届けられるようになったし、時間指定などの新しいサービスが次々生まれてきた。それにオンライン・ショッピングの増加は、その分宅配が増えているということだろう。近頃では、本もほとんどネット買い→宅配だし。また、在庫を持たないジャスト・イン・タイム生産を可能になったのもトラック物流が、さまざまな需要に対応してきたからだろう。そのトラック物流の現場がどうなっているのか・・。このドキュメンタリーで観た現実は、想像以上に過酷なものだった。
荷主の配達時間厳守の要求は厳しくなるいっぽう(遅れた場合、罰金を取られる。番組内でのケースでは、運賃よりも罰金のほうが高額だった)。また、東京〜大阪間の運賃相場は、ここ数年で徐々に下落していてついに5万円台に突入し、ガソリン代などの経費を除くと赤字になりつつある、という。さらに、トラック会社はスピードリミット装置(GPSで常に速度を監視し、制限以上越えると警告音が鳴る)を取り付けることで、「安全運転」を顧客獲得のウリにしようとする。会社の制限した走行速度を守りながら、荷主の時間制限を守るためには、トラック運転手が取れる手段は休憩時間を削るしかない(交差点の信号が赤の間、ハンドルに突っ伏して寝ていた)。荷物を運んだ市場でも、人員削減が進んでいて、荷下ろしを運転手一人で行わなければならない。さらに指定意外の高速道路などに乗ると、その料金は運転手持ち。
今の日本の社会を陰で支えている産業であることは確かなのだが、このままでは破綻をきたす日も近い気がする。ここも中小が大手にどんどん吸収されていくという流れか・・。
顔に深くシワが刻まれたクリント・イーストウッド似のベテラン運転手がカッコよかった。

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2004年07月05日

言い訳です。

先週、引っ越し&体調崩してて、blogの更新できず・・。溜まった切り抜きなど、徐々に遡りながらメモしていくつもり。

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2004年06月21日

NHK「あしたをつかめ〜平成若者仕事図鑑〜」

このところのNHK教育は、かなり頑張っていると思うが、今日の新聞の番組案内に出ていた「あしたをつかめ〜平成若者仕事図鑑〜」もいい企画だ。

「この番組は、社会へ出ることを考え始めた10代後半〜20代前半の方に、さまざまなジャンルの職業を紹介し、その特徴や魅力について考えてもらう“仕事ガイダンス番組”です。」
今日、紹介されていたのは、桐タンス職人のお兄さん。淡々としつつ、仕事に打ち込む姿がなかなかよかった。
フリーターが増加し、働くことに意味を見いだせない若者が増えている今、職業の‘魅力’や働く人の真剣な姿を見せることは、大きな意味があると思う。
村上龍の『13歳のハローワーク』にヒントを得たのかもしれない。『13歳の〜』は、一見子供向けの職業案内の体裁をとりながら、いつもの村上読者を対象にした社会批評的メッセージが溢れ出ていて、ひたすら邪魔な気がしたけれど、あの本のコンセプトは、こうしてひたすら対象を映像で追ったほうがいい。補足情報がサイトに載っているのも親切だ。

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2004年06月11日

Book offに買い取り断られる本

本を整理して、ブックオフに引き取りに来てもらう。今回は、1000冊ぐらい。ところが、チェックが終わると、半分ぐらいは引き取れないという。買い取り価格の安さや値段設定基準はもう驚かないが、買い取り不可の基準はよくわからない。書き込みがしてあるものや、日焼けが酷いもの、コンピュータ系で古くなったもの、まではわかるんだけれど、その他は謎だ。買い取り不可と言われた本を整理しなおすと、新刊同様のものもいくつもある。・・売れなさそう、という基準もあるのか?
今回は、カルチャー・思想系を主に出したのだけれど、まぁ、ニッチではある(^^;)。しかし、どうしようかと迷った末に、部屋が狭くなるだけだからと放出を決めた、今はなきサンリオ文庫やペヨトル工房やリブロポートのものはほとんど買い取り不可だったのは笑った。捨てるかな。

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2004年05月29日

HWJラウンジ・オフ会

前のエントリーで、日本のネットコミュニティでは、オフ会があまり盛んではないようだ、と書いたけれど、Hotwiredのラウンジユーザーのオフ会に呼んでいただいたので参加する。3年ほど前にも、一度参加させていただいたことがある。本来なら、編集部のほうなりでたまにはこうした企画をたてるべきところを、僕がそうした企画を立てるのが得意じゃない、ということもあって、またユーザーの方中心の会に参加させていただく。頻繁に飲み会などがあるようなので、すでにいわゆる‘オフ会’という感覚とは違う関係ができている、とのこと。こちらの手抜かりでなかなかメンテナンスが行き届かないのだけれど、こうしたネットワーク形成にお役に立てたのは嬉しい限りだ。なんだか、ひさびさにホッとした気分になる。

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2004年04月15日

BEGIN発案「一五一会」の廉価版「音来」

以前から、BEGINが発案した楽器「一五一会」の動向が気になっていた。以前のエントリーでも書いたように、近年、CDの売り上げが激減が問題となっているが、いっぽうで、音楽の消費者から生産者へと、‘音楽を愛する形’が変わってきているように感じている。周囲にも、気軽に演奏を楽しむ人たちが増えているし。

そんな需要に、「一五一会」は確実にフィットしているように思う。BEGINの比嘉栄昇が「一五一会」を発案するにあたってのコメントだ。

「世界中でギターを弾こうとして挫折した人は沢山いるのではないかと思いを馳せていました。あ〜三線の気楽さでギターのように弾き語れる楽器があったら、みんなの暮らしがもっと明るくなるのに、、、。そう思ったとたん、「そうだ、三線とギターをチャンプルしよう」とひらめいたのです。」
この「一五一会」を製作しているのが、あのヤイリ・ギター。良質なギターを作ることで評判のメーカーだが、質へのこだわりから、「一五一会」も生産が注文に追いつかない状態だったらしい。そこで発案されたのが、廉価版の「音来」。この製作にあたっての苦労は、先日、NHKのドキュメンタリー番組で放映されていた。多くの人に楽器を楽しんでもらいたい、という気持ちと、最低限の質を守りたい、というヤイリ・ギターの社長の葛藤がなかなか感動的だった。
現在予約中で、近日発売だが、発売以後の動きが楽しみ。

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2004年04月14日

日本歯科医師会会長逮捕

診療報酬の引き上げをめぐって、日本歯科医師会会長が、元社会保険庁長官に賄賂を贈ったとして逮捕された。(→asahi.com)
日歯連には、会員6万4千人のうち、8割近い5万2千人が加入。2002年までの3年間に、自民党の政治資金団体に計約15億円を寄付し、参院比例区では、議員を送り込んでいる。このほか、この3年間に、政治家120人に、寄付やパーティー券購入で総額22億円を献金。(→Yahoo! news)
今度は、歯科医師会だが。この前から、日本医師会と政治のパワーバランスが気になっていたところ(→水巻中正『ドキュメント日本医師会』)。
原因は、保険制度改革のためなのか、このところ、急激に医師会や歯科医師会と政治の関係が変わって来ているようだ。それにしても変化が激しい。

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2004年04月09日

OMソーラー S-kit

ついに、イラクで日本人3人が、武装グループに拘束された。政府のアクションに注視していきたい。

さて、昨日、新聞広告で大きく「OMソーラー S-kit」が掲載されていた。OMソーラーは、屋根面の太陽熱で空気を暖め、その暖気を住宅内部に導入するというパッシブソーラーシステム。このOMソーラーに適した住宅システム「フォルクスハウス」を考案したのが建築家・秋山東一氏で、「フォルクスハウス」を進化させた「Be-h@us」について取材したこともある(→ Hotwired)(秋山氏のblog)。今回の「S-kit」は、フォルクスハウスをよりシンプルにし、適応範囲を、住宅からガレージまで拡げたもののようだ。

Sキットは、「建物は、やりたいことをするためのツールである」ことをモットーにしている。建物がシェルター(覆い)だと言われるのは、古来、自然の猛威や外敵から身を守り、自分確保の場と考えられているからである。それをわれわれは、もう少し積極的に自己実現の場と考えたい。

Sキットは、そのために用意された小さなBOX(箱)である。小さいからやれることが限定されるのではなく、逆に、小さいから知恵が湧き、工夫が生まれ、世界が生まれるものと考えたい。

S-kitのコンセプトそのものも面白いが、セルフビルドで建築されることを想定して、「住宅を設計する上で知っておくべきポイント」や、「切り絵セット」までウェブで公開されえているのは、さすがだ。

日本人と住宅の関わりは、この数十年かなり歪んだものになっていることは間違いない。
ここ数年、建築家を‘ファッションブランド’のように扱う流れも生まれているが、それも、かってのハウスメーカー主導の‘既製服’に満足しない人々が、新しい指針を求めて有名建築家という‘ブランド’に依存している時期、と言えるだろう。ファッション流行の変遷をたどってみると、80年代のDCブランドブームを経て、そのあと個性重視の組み合わせの時代が来ることがわかる。建築でも、同様だ。
個人で「住宅」と向き合うためには、まず、そうした‘ブランド’も含めて、情報を増やし、個々人で判断できる力を備える必要があるのだろう。
劣悪な環境や高額ローンがもたらす精神的な重圧など、我々日本人の生活に「住宅」がひじょうに大きな陰を落としていることも事実。5日のエントリーで、医師と市民の関係の変化に興味がある理由を書いたが、医療問題に関心を持つのと同じ意味合いから、「住宅」の今後にも大きな関心を持っている。さらに絞り込むと、そこにネットなどのテクノロジーがどう関わりを持てるのか、ということに興味があるのだが。
今回の「S-kit」のような試みがひとつにきっかけとなって、徐々にまっとうな方向に矯正されていくことは間違いないだろう。

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2004年04月04日

アメリカ短期滞在にもバイオメトリクス認証

アメリカに入国する際、指紋と顔写真撮影の義務化する「US-VISITプログラム」の対象が、9月末までに短期滞在にも拡大される。
もともと、アメリカが、バイオメトリクスを記録した旅券を今年の10月までに導入するように各国に求めていたのだが、これに対し各国が間に合わないと返答したために、期限を2年先送りし、この代替として始めたのが「US-VISITプログラム」。これがスタートした1月段階では、日本人の場合、長期滞在以外の観光、商用は対象外だった。

さら〜に、先週のWIRED NEWSで「パスポートが「世界規模のバイオメトリクスIDシステム」に?」という記事も配信したところ。国連の専門機関国際民間航空機関(ICAO)は、パスポートの身分証明の標準としてバイオメトリクスを採用することを決定した、という。
テロ対策という名目の元、着々と監視・管理の目は強化されている。RFIDビジネスは、さらに活性化しそうだけれど。

●関連エントリー
US-VISITプログラム

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2004年04月01日

ノイズ・キャンセル

ずいぶん前から喫茶店で本を読むのが好きだったのだけれど、最近ダメになってきた。以前は適当なBGMになった周囲の会話が、気になって仕方ない。それに、家では、イーノのアンビエントばかりかけてる始末。かっては、ニューウェーブの中でもノイズ・ミュージックやら、フリージャズを爆音で好んで聴いていた時代もあったのに・・年齢のせいだろか。
で、外出した時に、周囲の音をシャットアウトするために「ノイズ・キャンセリングヘッドホン」を探す。検索すると、出勤時の騒音を苦にしている人が多いのに驚く。Bose のQuietComfort2は有名だが、高価だし持ち運びに大きすぎる。インナーイヤータイプのSonyのMDR-NC11は比較的お手頃だが、外の音を消すかわり、かえってホワイトノイズが気になる、という話も。ノイズキャンセルではないが、耳にフィットするカナル型イヤホンSHUREのE2Cは遮音もし、音がいいらしい。同じカナル型ならパナソニックのRP-HJE50はお手頃。遮音だけならいっそのこと耳栓SILENCIA。と候補を挙げて、お手軽なところから、RP-HJE50とSILENCIAを買う。いまいち・・。
心地よい「静けさ」が大きなビジネスになる時代もすぐそこか。

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2004年03月26日

「監視社会」EU世論調査

24日の朝日新聞「開戦から1年(5) 監視社会」から。
・テロ撲滅のため電話の会話をモニターすべきか(EU加盟国平均、03年調べ)
 賛成61% (容疑者なら賛成40%、裁判所の監督下で賛成14%、全員をモニターすべき7%)
 反対33%
わからない6%
・警察の個人データ利用をどう考えるか
 信頼する (91年55%、96年65%、03年72%)
 信頼しない(91年33%、96年27%、03年21%)
国別では、イギリスはほぼ横ばい、フランスは41%→67%、ドイツは48%→75%

テロへの不安の高まりが背景にあるのだろうが、電話のモニター監視を6割以上の人が容認しているのは意外。

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2004年03月23日

藤原帰一「論壇の正体」

朝日新聞でこの2年続けられた藤原帰一氏の論壇時評最終回がなかなか面白い。以下、メモ。

・論壇の実態は、発行部数が多いとは言えない雑誌の一群。狭い世界だ。
・何が書いてあるのか、読まなくてもわかった気になることも多い。
・議論の中身にも、顔ぶれにも新味がない。
・10年前のものといっても通りそうな目次。題のつけかたが似ている。カッコが多いところ、大げさなな言葉遣い。
・雑誌も読者も棲み分けているだけに、異なる意見を持つ人々が議論することはない。
・よって、書き手も読者も論壇から離れていくのは当然だった。
・論壇の議論が停滞した第一の理由は、日本の政治の閉塞と連続性。政治を自分の手で変えることができるという手応えのあるとき、政治について議論する意味も生まれる。
・「サンデープロジェクト」のようなテレビ番組が雑誌に代わって、論壇の機能を持った。
・現実追随と現実無視が向かい合う限り、読者にとって意味のある議論が生まれるはずもない。
・論壇一般が停滞する中にも、現実をより丁寧にとらえようとする文章もあったのが、荒れ果てた論壇に残された希望。

『世界』やら『中央公論』やら『文藝春秋』やら『正論』の総合誌が、長いあいだ魅力のないものとなっているのは確かだ。藤原氏の担当したこの2年は、9.11と2つの戦争があったのだから、状況としては‘激動’と言っていいはずだが、この間を担当した論壇時評の結論が、「古い議論のくり返しばかり」ではあまりに情けない。藤原氏の指摘を見てみると、日本政治の閉塞性という問題と、雑誌の編集の問題に分けられる。政治の閉塞性は、いかんともしがたいけれど、この分野でも、今こそ、もっと面白い雑誌ができるはずと思うが・・。

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2004年03月22日

防犯カメラ 都内700台

以前、イギリスの監視カメラの多さを話題にしたが(「英でIDカード論争」)、東京の防犯用街頭カメラが2年で700台まで増えたという(asahi.com)。渋谷のセンター街に10台、池袋西口に20台の2地区で、設置費用は計1億4千万円。都が負担。カメラの画像は、渋谷、池袋署と警視庁本部の生活安全総務課で監視。1週間保存し、捜査に利用する際は都公安委員会に報告。カメラの付近に、「防犯カメラ作動中」を表示(60cm×18cm)とのこと。
これまで都内の防犯カメラの正確な数を見たことがなかったが、700台ということが判明。ただ、これは当局によるもので、民間はまだわからない。先日、検索したところでは、民間をあわせると都内におよそ200万台、という数字があったのだけれど・・。たしかに、コンビニなどやマンションに設置されているものを入れれば、このくらいはあっても不思議はないのが実感。そうなると、監視カメラが多い、とされているロンドンの「民間42万、公共8万」という数字との比較は、どのレベルですればいいのかちょっとわからなくなる。

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2004年03月19日

U-23×UAE

soccer040318.JPG
試合の前から、下痢。恐るべしUAE! って関係ないか・・(^^;)。

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2004年02月27日

麻原彰晃死刑判決

長かった裁判。この事件については、なかなか冷静に語れない。教団の信者の多くと同世代ということもあるし、80年代後半から90年代前半にかけて、日本の社会にいだいていた違和感を考えると、自分がいつあちら側に立っていても不思議はなかったという感覚もある。
また・・「スタジオ・ボイス」で、91年に麻原に取材するため上九一色村の本部を訪ねている。当時は、新興宗教がちょっとしたブームで、主にそのことにまつわるインタビューだ。もちろん、オウムそのものを礼賛し、PRするつもりはなかったが、当時のSVは、他にもファッション写真や映画音楽の特集とともに、ニューエイジや精神世界の特集も何度かやってもいて、それがひとつの特徴でもあったし、好評でもあったのだ。それらの記事と、事件と何か関係はあったかどうかはわからない。ただのインタビュー記事だから、他誌でもたくさん掲載されていたはずだ。だが、媒体の特徴とそこに掲載する記事の役割と責任、ということは考えさせられた。
というわけで、あれ以来、この件に関しては、なかなか人ごとのように語ることができないでいる。

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2004年02月18日

対オマーン戦

soccer040218.JPG
トホホな試合。試合後の混雑を避けるために87分に席を立つ。というわけで、久保のゴールは、駅に向かう途中、スタジアムから響く大歓声で知る。。_| ̄|○

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2004年02月10日

いとうせいこうライブ

いとうせいこう氏から、ライブを録音したものが、ネットに上がっているので、聴いてみて、と連絡いただく。去年、大阪のマカオというクラブで初顔合わせのミュージシャンとリハなしでやったものだそうだ。なかなか凄いです。サイトはこちら
聴き方は、 →一番上に出る[ALL]  →そこからSEIKO ITO
「ふたつの暴力は一気に否定されなければならない。
そうでなければ、同時に肯定されなければならない。」

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2004年02月09日

音楽CD逆輸入規制

海外で生産された音楽CDの逆輸入を規制するために、著作権法を改正しようという動き。この動き、年末に発覚して以来、あれよあれよという間に、3月上旬には閣議決定をへて、国会に提出する、という。(参考:毎日新聞
これに対して、弁護士・岡村久道氏は、ウェブ「情報法学日記」で、
「こんな愚かな改正条項が通れば、私はこれまでのように著作権法の専門家と名乗ることが今後、恥ずかしくてできなくなります。」とのこと。
先日のエントリーでも、音楽産業の急激な衰退について書いたけれど、音楽を愛する者と、音楽産業の思惑は離れるばかりだ。
考えてみると90年代は渋谷に外資系レコードメガショップが林立して(HMV渋谷は90年)、「CDショップ」が、街のイメージの中心に君臨していた時代でもある。それ以前は、その役割を「ファッション」が担っていたように思う。99年頃、いっとき「デジタル」でもあったが。
98年をピークにCDシングルの販売数は、急激に減少しているといういうが、もうすぐ渋谷の街の顔としての役割も終わりそうだ。その次は何なのか・・思いつかないのだけれど。
そして、そうしたマーケット中心の流れとは一線を画す形で、音楽を愛する者の形も変わって来る、来ている?気がする。

●関連情報
「文化審議会著作権分科会報告書」の概要(文化庁)

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2004年02月07日

カラシニコフ

武器マニアではないのだけれど・・朝日新聞の連載「カラシニコフ 銃・国家・ひとびと」が面白い。
これまでの連載で記憶に残っていることをまとめておくと・・
・カラシニコフによって開発されたAK47は、50年代から量産体制に入り、その高い性能で敵国の脅威となった。
・AK47は、中心部の構造が単純で頑丈なため、踏みつぶした銃弾でも発射することができる。
・AK47は、他の銃のようにあえて精密に作らず、中心部品の間に空間を空けたことで、故障せず、メンテナンスが容易。そのため、砂塵や錆に強く、砂漠地帯や熱帯雨林での使用に優れる。
・ベトナム戦争では、米軍が使うM16が、錆で弾詰まりを頻繁に起こしたため、前線の兵士は、M16を捨て、敵軍から奪ったAK47を使った。イラク戦争も同様。
・ソ連は東欧諸国にAKの生産ライセンスを与え、東欧各国、中国、北朝鮮など20カ国で生産。そしてこれらの国から中東、アフリカに輸出された。
・ソ連はAK47を「通貨」としてつかった。兵力2万のモザンビークに、約17万丁のAKを輸出。モザンビークのインド洋岸は世界有数のエビ漁場で、ソ連はそこから大量のエビを持ち去る代金としてAKやロケット砲を支払った。

●追記
続いて、連載「カラシニコフ」から。
自衛隊が使っている89式自動小銃は、1丁34万7354円。防衛庁は、02年に2948丁を発注(10億2400万円)。AK74のロシアでの工場渡し価格は1丁120ドル。89式自動小銃は、愛知県の「豊和工業」でつくられている。国産自動小銃は、64年の、64式がはじめて。口径が大きかったのだが、NATOが使っている弾丸に合わせ、89式が開発された。自衛隊の自動小銃の保有数は、15万丁。89式の普及度は半分以下。自衛隊は、弾の大きさが違う2種類の銃を使っている。

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2004年02月04日

極地の氷が溶け出す可能性

温暖化によって進行する南極の氷の融解のために海面がどのくらい上昇するのか、というデータもこれまでいろいろなものを目にしているが・・朝日新聞「南極に迫る(1)」からメモ。

南極には地球に存在する氷の9割がある。すべて溶ければ海面は70m上昇する。02年3月西南極の西端、厚さ200m、面積約3250平方キロの棚氷が1ヶ月で崩れた。50年代からそのエリアで、東京都の4倍(約8000平方キロ)の氷が消失。南極半島で、この半世紀に気温が2度上昇。
しかし・・、
東京大の気候システム研究センターのシミュレーションでは、CO2が年1%ずつ増えると、70年後に地球平均で気温が約3度上がり、南極では4,5度あがるが、南極全体では100~200年間は「氷が増える」、という。気温が上がると水蒸気も増え、南極の降水量が1.5倍程度増えるため、南極全体だと海面を下げる方に貢献する。これまでのシミュレーションでは、気温上昇が10度程度にならない限り、西南極の氷床が溶けることはない、という。
対照的にグリーンランドは、70年後、4,5度上昇という前提で、100年間で海面は5cm~10cm上昇する。

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2004年01月31日

シングルCD販売、98年の2/3

朝日新聞「音楽の流通革命始まる」から。シングルCD販売が落ち込んでいると聞いてはいたが、ここまでとは・・。98年の6千億円から、4千億円(03年推定)に。02年から約400億円減。98年をピークに、以降急激に下落している。
朝日の記事では、CDの売り上げが低下したけれども、別の販路が成長してきている、という。そのひとつは、『タイムスリップグリコ 青春のメロディ』。300円の食玩で、半年で600万個販売。03年の売り上げは約18億円。あとは着メロ。1ヶ月800万曲ダウンロード。03年売り上げは約50億円。しかし、これで、400億円減った分を埋められるわけもなく・・。
たとえ、ネット配信が日本でも成功することになったとしても、音楽業界そのものの凋落傾向は止まらないだろう。

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2004年01月29日

コメットさん&小山田シン

このところ、ひどい眼精疲労で、モニターを見るのがつらいので、blogの更新を怠りがち・・。
というわけで、今日はちょっとユルい話題を。家人が隣でやっているblogが、なかなか面白いことになっていて、海外からのコメントが急増中だ。
ひとつは「Senorita Cometa」。九重佑三子の「コメットさん」が中南米でこんなに人気とは・・。
もうひとつは、映画『ラスト・サムライ』で、渡辺謙の息子役を演じた「小山田シン」という俳優さんについて。ベルギー、インドネシア、フィリピン、ブラジル・・ファンって凄いですね。。
どちらも情報を求めて、スペイン語とポルトガル語と英語が入り乱れてます(^^;)。

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2004年01月18日

乗客の個人情報をNASAに

Yahoo Newsから。9.11直後、ノースウェスト航空がNASAに大量の個人情報を提供していたことが発覚。情報は、予約に使われた乗客のクレジットカード、住所、電話番号など。NASAネームズ研究センターで、航空機テロ対策の極秘研究用だという。
NASAが、というのも興味深い。先日、ブッシュが発表した「新宇宙計画」には驚いたけれど、宇宙産業の担い手も、軍需産業と重なる企業が多く、クリントン政権下で、冷遇されていたことを考えれば、イメージアップとともに、特定の企業からの支援を狙った選挙対策だということが見え見え。
しかし、「監視社会」ネタは、調べていても暗くなるばかりだが、メモ。

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2004年01月17日

ドイツの放浪職人

17日のNHK-BSで「放浪職人“ヴァルツ”が行く ドイツ・若者たちの大工修業」を観て驚く。ドイツのマイスター制度は、厳しいものだとは聞いていたが、これほどとは。番組案内にこうある。
「ドイツの職人世界には、11世紀から現代にまで続くユニークな制度がある。有能な大工の親方になるために、厳しい放浪修業を課す「Waltz」(ヴァルツ)という制度である。若者達は、家族を残して故郷を離れ、ヨーロッパ各地の工房を点々とする。移動は徒歩とヒッチハイク。この放浪を通して、技術を磨き、親方に必要な精神を鍛錬していく。放浪修業に挑む若者を密着取材し、中世より伝わるドイツの職人世界を描いていく。」
マイスター制度は、徒弟、職人、親方(マイスター)と3階層に分かれていて、親方になるために、工房での3年の労働か、3年と1日の放浪修業が課されている。現代ではさすがに放浪を選ぶ若者が少なくなっているが、現在、150人ほどが放浪して、歩いて(もしくはヒッチハイク)各地の工房を回り、職を探しながら修行する。運良く職が見つかり、そこで大工や家具職人としての仕事が見つかればいいが、そうでなければ野宿をしなくてはならない。
放浪職人には、他にも厳しい決まり事がある。古くから伝わるコールテン素材の黒色のジャケット、パンツにベスト、そして白いシャツと黒い帽子。持ち運べるものは、着替え一式とわずかな下着。親の葬式以外は実家に帰ることは許されない。そして、各地の職人組合に古くから伝わる儀式があり、その儀式に則った挨拶を交わす必要がある・・。
こうしてドイツだけではなく周辺各国まで放浪した後、マイスター試験を受け、その試験に合格して始めてマイスターの資格を得ることができる、という。

プロテスタントの「働く倫理」が関係あるのだろうが、技術だけではなく、職を得ることの難しさや嬉しさや働くことの楽しさを感じることが重要だ、ということなのだろう。
ヨーロッパの奥深さを見た思い。こうした厳しい修業の上に成り立つマイスターは、社会的にも、医者や弁護士同様の高い地位だという。職人へのこうした尊敬の念があるからこそ、家や家具も、貴重な財産として長い間丁寧に扱われるのだろう。美しい家並み、街並み、の背景にはこうした制度、意識がある。
昨年、ヨーロッパの社会構造、社会制度に関心をもち、何冊か関連本を読んだ時期があったけれど、再び、ヨーロッパ社会へ興味がわく。

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2004年01月12日

無印良品の家

muji040112.JPGネットコミュニティをつくって、住宅を作ろうという無印良品の動向には、昨年あたりから注目していたが、着実に進化しているようだ(無印良品の品揃えや、今のイメージに好感を持っているわけではないけれど)。久しぶりにサイトを見ようと思ったのは、今朝の新聞に出された見開き広告がきっかけ。昨年、春に続く広告のシリーズだが、なかなかよくできたコピーだと思うので、メモしておく。
 
 写真はアフリカのカメルーン北部の山間地域にある「ディリ」という名前の小さな村です。かつてこの地を旅したフランスの作家、アンドレ・ジイドが「世界で一番美しい村」と称した場所。それがこのディリかもしれない。そんな噂のある村です。
 電気もない、水道もない。もちろんテレビもない。村の中央にはひとまたぎで越えられそうな小川がひとすじ。土壁に草葺きの屋根を乗せた住居が濃い緑の中にぽつりぽつりと顔をのぞかせます。家々の周りには家族が食べるだけの穀物が植えられ、食事時になると家々の草屋根からゆっくりと白い煙が湧き出してきます。「なにもないがすべてがある」そんな形容がふさわしい静かで豊かな光景です。
 さて、私たちの暮らしはどうでしょうか。経済がいかようであれ、日本に住む私たちの暮らしも豊かでなくてはなりません。地球や資源の限界を自覚し、県境に対する慎ましい配慮も生まれてきたはずの日本です。自然を汚す過ちを犯したけれども、それを回復させる努力を行うことで、鮭の上る川を取り戻した日本でもあります。自分たちの都市が決して美しいとはいえない様々な矛盾を抱えていることに気づいてからすでに久しい。そんな私たちが、これから向かうべき暮らしとはどんなものなのでしょうか。
考えてみると、私たち日本人は自分たちの住まいをしつらえていく規範を長い間持たないで暮らして来ました。西洋化、近代化を目標にして、伝統的な日本の住まいを手放して以来、百年以上の歳月が過ぎました。しかしながら、現代という時代を暮らす住空間として、世界に誇れる住まいの形を私たちは手にしていません。
 いかによりよく住まうか。この基本的な問いをまず発してみてはいかがでしょうか。そこから自由にご自身の住まいを構想してみてください。夢を語るのではなく、現実として。ただし、その形を「2DK」とか「3LDK」などという記号に置き換えることはやめてみましょう。不動産売買のチラシにいつの間にか影響を受けて、本来は自由であるはずの住まいの姿が私たちの意識から遠ざかっているかもしれません。豊かさのひとつは、人それぞれの営みにふさわしい住まい方を発見していくことではないかと無印良品は考えています。
 無印良品はいくつかの方法で住まいを提案します。そのひとつは「編集」という考え方。生活の空間は建築の都合で決められるものではありません。むしろ暮らしが積み重なって、住まいの空間が育っていくと考えた方が自然でしょう。五〇〇〇アイテムにのぼる無印良品の商品はバラバラな製品ではありません。すべての製品の背景には究極のシンプルを目指す明快な思想があります。従って、それらは単なる商品の集合ではなく、自由に選べる五〇〇〇アイテムとして編集された「暮らし」なのです。・・略。
 ふたつ目は居住空間としての「インフィル」への取り組み。建築の構造体を「スケルトン」と呼び、目的に合わせてしつらえる内部を「インフィル」と呼びます。マンションの老朽化やビルの空きスペースの増加が問題となる日本では、インフィル再生への対応が今後大変重要になっていきます。無印良品は、床・壁・天井・水まわり・収納などを極めてシンプルに再構築するプロジェクトに挑戦しています。その第一号は、合理的な収納を考えつくすこと、そして空間の分割を廃することにより、ゆったりした一室空間として誕生しました。生活の変化に応じて間取りを自在に変化させることのできる新しい住まいです。略。
 これらをさらに発展させて、木造住宅、そしてコンクリート住宅の構想も進んでいます。略。無印良品は着実に、そしてていねいに「家」に向かいます。

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2004年01月08日

JALが成田・仁川で生体認証チェックイン

6日のエントリで、アメリカの航空利用者への監視強化について書いたところだが、日本航空が、成田と韓国の仁川で、顔と虹彩を使う生体認証システム「e-チェックイン」の実証実験を開始(yahoo news)。搭乗手続きの時間短縮のため、という名目だが、やはり、日本の航空会社もセキュリティ強化する流れはますます強まりそうだ。あくまで途中経過ということでメモ。

●関連サイト
成田・関西空港に秘密の顔認識システム配備完了(02年12月30日)

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2003年12月30日

仕事納め

ということで、J-Waveの「JAM THE WORLD」生放送。ナビゲーターは野中英紀さん。「デジタル業界の2003年と、来年の展望」というお題。
来年の展望、ということで、以下の3つを挙げました。

●テロの不安と治安の悪化が、セキュリティの強化へ
●ユビキタス・コンピューティングで、プライバシー問題が浮上
●ソーシャル・ネットワーキングのサイトが日本でもブームに?

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2003年12月25日

IT業界の1年を。。。が斬る!(仮題)

週刊『SPA!』で、去年に引き続き、IT業界の1年を振り返る、という主旨のアンケートに答える。(エントリのタイトルは、そのとき聞いたもの)。先日、回答をお送りし、何の返事もないので、不採用かと思っていると、今週発売号に載っていたようだ。まだ見てない・・。人から聞いたところによると、書いたものが、全部載っているわけではないらしい。ちょっと不思議な感じ。(^^;)

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2003年12月09日

「英でIDカード論争」

イギリスで、指紋・目の虹彩を刷り込んだIDカード導入が、提案され議論を呼んでいる、という朝日新聞、外岡秀俊氏の記事からメモ。
11月中旬、ブランケット内相が、2段階でIDカードを義務化する計画を発表。
・まず、パスポート、運転免許証の更新、新取得者に配布。
・07年以降は、外国籍の460万人の所持を義務化。
・10年以内に、国民の80%以上が所持した段階で、義務化を議会に諮り、カードがなければ、教育・医療などの公共サービスが受けられないようにする。
・IDカードには、指紋と虹彩をICチップに、生年月日、住所、国籍、性別、就労資格、個人別番号をデータベースに蓄積。

アメリカが来秋から、バイオメトリックを記録したチップ付き新型旅券がないと、短期滞在でもビザを義務づける、という9.11以降の警備強化の流れから、イタリア、スペイン、ドイツ、ベルギーでもチップ付きIDカードの導入が検討されている。

英シェフィールド大、クライブ・ノリス教授は共同で、欧州7都市の監視カメラの実態を調べ、ロンドンだけでも少なくとも民間42万、公共8万の監視カメラが稼働していると推計。市民14人に1台の割合。使用目的を明示するなどデータ保護法を守っているのは、23%。
また、ロンドンは、今年2月、都市部に入る車両に5ポンドの通行料を課す「渋滞課金制度」を導入。約20万台のクルマのナンバーを700台のカメラで監視し、違反者に罰金を請求。
イギリスには、個人情報の転用を規制するデータ保護法やストーカーを規制する法律はあるが、包括的なプライバシー保護法がない、という。
〜〜〜〜〜〜
東京都の監視カメラの数は・・およそ200万台、と言われている。6人に1台の割合。バイオメトリックを記録したチップ付きパスポートから導入されて、数年後に住基カードと合体か・・。

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2003年12月07日

sky photo

これまで載せていた空の写真をまとめみた。( こちら→sky photo

そういえば、空の写真を撮り始めたのは、イラク攻撃が始まった3月20日からだった・・。

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2003年11月28日

エイズ撲滅チャリティ・コンサート『46664』

昨日、悲惨な状況のニュースを目にしたあとだし、ちょうどイベントがあるので記しておこう。これで何かが解決できる、と思っているわけではないけれど。

エイズ撲滅チャリティ・コンサート『46664』
11月29日に、南アフリカで開催。参加アーティストは、Bono,Britney Spears, Dave Stewart, Jimmy Cliff, Queen, Stingなど。
日本では、ボーダフォンが協力。0570-046664に掛け、オリジナル曲を聞くと、通話料がネルソン・マンデラ財団に寄付される。すべての携帯電話から可能。
ちなみに、「46664」は、マンデラ氏が投獄されていたときの囚人番号。

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2003年11月27日

エイズ、飢餓状況

数字が大きくて、感覚が麻痺するが、とりあえずメモ。

●世界は飢餓との戦いに敗北しつつある(ロイター
国連食料農業機関(FAO)によると、エイズや貧困、人口増加などで、現在人口の7人に1人が栄養失調の状態にあり、2015年までに世界の飢餓人口を半減させるという目標が達成できない確率が高まっている、という。
必要な措置として、各国政府が農業・畜産への投資、経済成長の促進、食料危機への取り組みを高めること。

●アフリカで「エイズ孤児」急増、10年までに2千万人 (asahi.com)
ユニセフによると、エイズ孤児が急増。特に、サハラ以南のアフリカで、01年末には1100万人、10年までに倍増する見込み。エイズ以外の原因も含めたサハラ以南地域の孤児総数は、4200万人。

●エイズ死者、年間300万人 感染は4千万人(asahi.com)
国連エイズ計画(UNAIDS)によると、エイズウィルスの感染者は、03年末に4000万人、死者は年間300万人に達する。03年新たに感染した人は、500万人。特にサハラ以南アフリカは、2500万〜2820万人で、成人人口の約8%に達する。
ちなみに、日本の新規感染者数は02年614人で、先進国唯一の増加国。

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2003年11月26日

日本の「クリエイティブ・コモンズ」の可能性

"б£*¨いうわけで、なんとか、
日本の「クリエイティブ・コモンズ」の可能性 ──創造的な著作物の共有地を広げよう
という特集をさきほど更新。このサイトのライセンスについては、これまでいい加減にしてきましたが、近日中に決めます。

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2003年11月20日

荒井寿光×伊藤正男「知的財産権をどう扱うか」

荒井寿光×伊藤正男「知的財産権をどう扱うか」(「日本の論点PLUS」)。「知的財産国家戦略フォーラム」代表、元特許庁長官の荒井氏の立場は、とんでもなくわかりやすいなぁ。教育、大学、行政、立法、司法、外交、企業の7分野での‘日本再興のための知財政策’を提唱している。
対する理化学研究所脳科学総合研究センター所長の伊藤氏はこういう立場。
「全人類的な観点から知的所有権の行使を制限することも必要ではないか。今のままでは、科学研究の進んだ国はますます進み、その生み出す富を独占する。遅れた国はますます遅れ、ますます貧しく、科学の恩恵には遠い状態に置き去りにされる。しかし、科学は、一企業のものでもないし、一国のものでもない。その究極の目標は人類全体の福祉への奉仕である。」
また、理研の研究員がアメリカで01年、起訴された「遺伝子スパイ事件」の経験からの言葉も印象的。
「一連の経済スパイ事件の訴追はそのような米国の基本的なスタンスを世界に知らしめる意図によると思われる。日本人研究者に対する訴追は、日本への強い警戒感の表れと思われるが、我々としては、このことが、米国で働く多くの日本人研究者の得ている高い評価を傷つけることのないよう、注意しなければならない。 」

知的財産権についての基礎知識
クリエイティブ・コモンズが、「創造公共財」と訳されて紹介されている。

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2003年11月08日

あせる?ケーブルTV その後

というわけで、iTSCOMから新しいセットトップボックスが届く。届く・・というか設置するためにわざわざ作業員がやってくる。申し込みの際、そのくらい自分でできる、と言ったのだが、許可されず。で、作業代7000円取られる。新しいSTBは、認証ICカード方式。これで12月から始まる地上デジタル放送も配信されるわけだが、この認証CASカードと住基カードと合体するという計画もあるというが、どうなることやら。
で、STBが設置され、作業員のお兄さんが帰り、さぁ、どんなものか、と確認しようとしたとたん、何も反応しない。何かおかしな操作でもしたかと焦る・・。仕方ないので、iTSCOMサポートセンターに電話すると、フリーズすることがあるので電源コードを入れ直してくれ、とのこと。笑。テレビもフリーズかよ・・。
それに、視聴できるチャンネルが、ちょっと増えただけなのに、リモコンが使い難いったら。地上波、BS、CSの切り替えが、なんだかやたら面倒に。リモコンのインターフェイス設計の問題だ。シンプルなテレビが懐かしい・・。

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2003年11月06日

名和小太郎「学術情報と知的財産権」

国際医学情報センターにあった名和氏の論文(pdf)。講演をまとめなおしたもの。昨日とりあげた本は‘知的所有権’、こっちは‘知的財産権’。(何が違うのか、ということに関しては、基本講座「知的所有権と知的財産権」第一東京弁護士会)。どうして使い分けられているのか、よくわからないが、学術情報と知的財産権の現状分析ということでは、この論文が端的にわかりやすい。

昨日の枠で書くべきだったけれど、学術情報の本質を示すものとして紹介されている12世紀のシャルトルのベルナールの言葉をメモ。
「われわれは巨人の肩に立つ小人のようなものである。それ故われわれは彼らよりも多くのものまた遠くのものを視ることができる。しかし、それはわれわれの視覚が鋭いためでも彼らより背が高いためでもなくて、巨人の背丈のおかげで、われわれがもっと高く登ることができるからである(Bernard de Chartres, 坂本賢三訳)」

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2003年10月28日

「生活保護」に関する公的統計データ一覧

国立社会保障・人口問題研究所から生活保護に関する統計が発表。2002年度、生活保護を受けている世帯(一ヶ月平均)は、80万世帯(5年で24%増)、保護費の総額は約2.1兆円(5年で27%増)。また、地域別の保護率を比較すると、北海道と関西(京都・大阪・兵庫)が高く、またここ5年で大幅に上昇。

ちなみに、同じ研究所の25日の「自殺による社会・経済への影響調査」発表で、「年間3万人を超える自殺による日本のGDPの損失額が、2002年の1年間で推計約1兆円に上る。自殺者が急増した1998年以前より4割以上増えており、今後自殺者数が横ばいでも、10年には1兆2000億円を超すと予測されている」とのこと。(参考・時事通信

●追加
雇用関連統計にみる三大都市圏と地方圏の格差(今週の指標)
「三大都市圏の各地域と地方圏の格差を個別にみると、東海は地方圏よりも良い値で推移しており、南関東も2000年以降は相対的に良くなってきている。しかし、近畿は地方圏よりも悪い値で推移しており、完全失業率については僅かながら地方圏との格差が拡大傾向にある。」
「三大都市圏全体を地方圏と比較すると相対的に改善してきているが、一方で三大都市圏の各地域の間にも格差があることが分かる。相対的に好調な東海と低調な近畿の値が概ね互いに打ち消し合い、相対的に良くなってきている南関東の動向が三大都市圏と地方圏の格差の縮小及び逆転の主因となっているとみることができる。 」

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2003年10月26日

‘大空行男’と呼ばれる

このサイトの空の写真は、日曜日毎に更新するようにしているのだけれど、近頃、暇を見つけては、空の写真ばかり撮っているので、家人に「大空行男」と呼ばれる(^^;)。はい、あの富士山の写真を撮っている凄い名前の写真家「大山行男」さんを捩ってます。
大山さんの写真集の中でも特に素晴らしいのが、『初めての富士山』。写真そのものももちろんいいのだが、造本、構成、デザインに配慮が行き届いていて、‘ビジュアル本’として傑作だ。編集は、キュウ・フォト・インターナショナルの安村浩さんと小学館の島本脩二さん。90年代はじめに、一般向けのすばらしいネイチャー写真集をいくつも出していた島本さんは、近頃何を造っていたんだろう・・。最近、ビジュアル本漁りを怠っていて、最新動向に疎い。

『初めての富士山』の紹介文(HWJ 1998)

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2003年10月25日

奨学金と学生寮

地元の駅前広場で学生らしき人が一人でガラガラの大声を張り上げている。また、なにか怪しい政治団体か宗教団体かと思って通り過ぎようとすると、「あしなが育英会」の募金案内だった。チラシをもらう。こうある。
「親の収入が子どもの進学を左右する、所得と教育の二極分化が加速し、遺児家庭を進学もできない、就職もできない窮地に追いやっています。そこで、あしなが育英会では、奨学金希望の高校生は原則全員採用。大学1年生は毎年10%ずつ採用を増やします。遺児の大学進学促進のために学生寮「あしなが心塾」を東京に建設し、生活保護でもあしなが奨学金と他の奨学金を併用し、自助努力すれば東京の私立大学に進学できる環境をつくります。
 あしなが奨学金を受け、今春高校に入学した1年生は1127人(うち自死遺児は179人で、4年前の10倍に激増)。母子家庭813世帯の平均勤労年収は140万2725円(01年の所得証明)、一般世帯の3割しかありません。母親の5人に1人は無職で無収入。3年前と比べて3割も減っています。(中略)
 来年3月に卒業予定の高校生に対する求人倍率は0.53%。求人倍率1倍を越えたのは東京都と愛知県だけ。最も低かったの青森県は0.10倍で、北海道0.21倍(中略)・・と厳しい状況です」

予想以上の厳しい数字にはっとする。家人がほんの気持ちばかりの少額を協力させてもらう。

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2003年10月23日

齋藤環 「天皇萌え」の倫理

『文学界』11月号、連載「文学の徴候」に、気になる部分があったのでメモ。
「近年、ちょうど60年代前後生まれの学者や批評家を中心に、一つの傾向がみられるように思う。この世代は、やはり「シニシズムの世代」と総称されるべきだろう。なかでも私が同世代感覚を抱くことができる言論人には、大塚英志、いとうせいこう、宮台真司、大澤真幸、宮崎哲弥らがいるが、かれらは多かれ少なかれ、ポストモダン的な否定神学、すなわち「世界にはなにもない」という認識に親和性が高い。(中略)
 奇妙なことに、この世代には一つの分裂がある。それが「シニシズムとコミットメントとの分裂」だ。舞台裏を知り尽くしながら、それでも彼らは、いや私たちは、「世界」に関わろうとする。(中略)
 ところで、シニシズムとパフォーマンスの相性の悪さを如実に示すのが、オウム真理教やエヴァンゲリオン・ブームといった、90年代後半に露呈したさまざまな事象ではなかっただろうか。ジジェクも指摘するように、シニシズムは時に動機をこのうえなく強化してくれる。崇拝の対象の舞台裏を知ることは、必ずしも崇拝の熱を冷ましてはくれない。それはしばしば、崇拝を熱狂的なものにしさえする。(中略)
 このようなシニシズムの罠は、とりわけ80年代以降、いたるところに口を開けている。」

〜〜〜〜〜〜
前半、そうかも、と思うが、‘シニシズムとパフォーマンスの相性の悪さを示す’というのは、よくわからない。
このあと原稿は、「天皇」について論を展開。今回は、島田雅彦論で、「境界例的」たたずまいの島田氏、島田氏にとっての「天皇」を分析。その題材になっている「無限カノン」三部作を読んでないので、こっちは判断つかず。

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2003年10月08日

「ビッグイシュー日本版」を買いにいく

あの‘ホームレスの人しか売り手になれない雑誌’「ビッグイシュー日本版」(先日のエントリー)が東京でも発売されているというので、新宿まで買いに行くが、販売している人見あたらず。時間と場所が悪かったのか・・。大阪ではたくさん売っていたんだろうか。
あまり余るほど印刷して、‘売り手’に回しても、返本があればめんどうだろうし、逆に少ないと読み手に届かない。‘売り手’も、ある地域に密集しても効率が悪いし、地域で専任を決めてしまっていいものかどうか・・。このシステムをうまく回転させるのも、なかなか難しい問題がありそうだ。

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2003年09月22日

チャンネル変更のご案内 by 総務省

tv030922.JPG21日、新聞の広告の束にこんなチラシが。12月から地上デジタルテレビ放送の開始にあたって、現行中継局のチャンネルを変更するいわゆる「アナ・アナ変換」が必要だ、という通知。国が費用を負担するので、アンテナの取り替え、チャンネル再設定の工事が必要だから、「アンテナ(A)マークがテレビ画面に出たら、連絡せよ」とのこと。かなり強引なやり方だが、この先、どうなるのか・・。
地上デジタルテレビに関しては、何度かHWJで批判的な記事は掲載したけれど、ちょっと改めて勉強しなおす必要があるな〜。

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2003年09月19日

ソーラーウォール

那須高原に、カフェ+ギャラリー兼住宅を建築中のKarakara-factoryさんが、blogでその様子を細かに報告してくれているのだけれど、ついにソーラーウォールが搬入されたようだ。
ソーラーウォールというのは、太陽熱エネルギーを利用して、屋内の空調に利用するシステム。Karakara-factoryさんは、住宅システム Be-h@usで、建築しているのだが(設計は秋山東一氏)、Be-h@usは、そもそも太陽熱を屋根面に集め屋内に取り込むOMソーラー向けの住宅「フォルクス」を進化させたものだから、太陽熱を利用するソーラーシステムが組み込まれるのは自然な流れだが、屋根ではなく、壁面に取り付ける「ソーラーウォール」は、Be-h@usでも初めての例だ。他にも、Karakara-factoryさんのところは、緑化屋根やバイオ式浄化槽、ベンチレーターなど、斬新なアイデアが組み込まれていて、凄い。

この「ソーラーウォール」は、Be-h@usに関心を持つ建築家、工務店、ユーザーが参加するML「CITROHAN.NET」への投稿されたメールから盛り上がり、現実のものとなった。協業で進化する住宅システム・・楽しすぎる。

●関連サイト
ソーラーウォールの COSERVAL ENGINEERING INC.
・日本での製造販売元、株式会社ロゴスシステムズ
秋山東一氏インタビュー「個人の‘自立’をうながす住宅システム「Be-h@us 」」

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2003年09月17日

digital photo style最終回

canonのサイトでやっていた写真+小コラムの連載最終回。今の時代に生きることは、幸せなのか・・といようなこと書いてます。
同時に、メディアに関わる者として、今、もっとも発信されるべき情報とは(マーケティング的視点抜きにして)・・ということを考えることが多いです・・。

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2003年09月14日

社会保障と年金改革

news030914.JPG千葉大教授 広井良典さんに聞く(朝日新聞の記事)。社会保障財源の対国民所得比を、欧米各国と比べた図がわかりやすい! 気になったところをメモ。

「経済成長にかわる目標を見いだせないでいること、戦後初めて「富の分配」の問題に直面していること。これらが日本社会の将来不安や閉塞感の理由であり、社会保障制度をめぐる不安や不信をふくらませている。」

欧米の3つのモデルが参考になる。
1)共助=家族など伝統的共同体をベースとするモデル。ドイツ・フランス型。財源は社会保険料を中心に税金をミックス。
2)自助=自立した個人が自分自身を守るモデル。アメリカ型。保険料、税金とも比重は低く、民間の個人保険が中心。
3)公助=自立した個人をベースにしながら、公共部門で守るモデル。スウェーデンなど北欧型。税金の比重が高い。

日本の社会保障制度は、ドイツを参考に1)の共助の考え方できたが、過渡期に。
現在、日本の制度の規模、負担は、米国と並び、最も低い水準。
アメリカモデルは、貧富の差の拡大、犯罪率上昇、公共スペースの悪化などが不可避。
公助の道を選ぶと、社会保障の財源として税金の比重を高める必要がある。税源の一つは、消費税に。欧州は、15%以上。日本で引き上げる時には、食料品を非課税にするなどの配慮が不可欠。

基礎年金は全額を税金で賄うべき。
現行の基礎年金の給付額は低すぎる。
厚生年金の報酬比例部分は、移行期間をもたせて民間保険に。

「どんな社会保障制度がふさわしいか。結局は、どんな政治哲学を選択するかという問題になる。公助なら社会民主主義、共助なら保守主義、自助なら自由主義という価値選択だ。こういう根本議論が、日本ではあまりにも欠落している」

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‘あまりにも欠落している’根本議論、というのは多いわけだけど(^^;)、徐々に、アメリカ型、にしようとしているのかね。で、混乱し、迷走・・。

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2003年09月11日

ホームレスの仕事を作る雑誌「ビッグイシュー日本版」

ホームレスの人しか売り手になれない雑誌『bigissue』がイギリスで大成功している、という。その関西版が今日、発売、とのこと。(asahi.com)
定価200円の6割が、売り手の収入となる。読者層は、20代〜30代前半を想定し、A4カラー32ページ、当面月2回発行。
いやぁ、知らなかった。見てみたい。反響どうだったんだろ。発売後の成果を知りたい。

●関連サイト
英国「ビッグイシュー」誌の試み
ビッグイシュー関西とは
THE BIG ISSUE
International Network of Street Newspapers
●追加
・「ビッグイシュー日本版
日本版のページは、こっちにあった・・。
再・リンク間違えてたようです・・失礼しました。

販売エリアがわかったので、追記。
> ==========================================
>
>      販売エリア        ゾーン        
>   No.    場所 
>   1. 大阪駅御堂筋口前広場    キタ       
>   2. 大阪駅御堂筋口前広場    キタ         
>      地下鉄入口横
>   3. 大阪駅御堂筋口横      キタ      
>      阪急への横断歩道手前
>   4. 阪急から御堂筋口への    キタ       
>      横断歩道手前  
>   5. 阪神前歩道橋上北側     キタ  
>   6. 阪神前歩道橋上南側     キタ     
>   7. 大阪駅御堂筋北口横     キタ     
>      阪急からの歩道橋の下     
>   8. 中央郵便局北東前      キタ      
>      大阪駅からの横断歩道前
>    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>   9. 中ノ島通りと四ツ橋筋交差点 南西角 渡辺橋南詰 
>      (朝日新聞社ビル近く)
>  10. 本町通り/御堂筋交差点 南西角 スターバックスの前
>  12. 淀屋橋交差点南西角
>  13. 淀屋橋上 東側
>  14. 道修町三井住友銀行前
>  15. 天満橋交差点
>    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>  16. 高島屋前西側        ミナミ      
>  17. 御堂筋と道頓堀通      ミナミ     
>      道頓堀橋上
>
> ===============================================================

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2003年09月10日

小熊英二インタビュー

朝日新聞の記事。おおよそ『<癒し>のナショナリズム』のまとめ。気になったところ、メモ。

「景気の停滞で、未来像が描けない。(略)日本社会が変容を迫られているにの、展望が見えないことへの不安があると思います。(略)」
──それらの不安がなぜ、ナショナリズムと結びつくのでしょうか。
「(略)グローバリゼーションと冷戦終結によって、国内的にも国際的にも、政治や経済、社会が流動的になった。これまでの経済構造のもとで成立していた会社組織や地域社会、学校、家族、価値観なども変化せざるを得ません。そこで頼るべき共同体や価値観がないという不安が生まれ、90年代後半には、共同体やモラルの再建を説く論調が強く出てきました。(略)」
──ただ、今や共同体を飛び越して、「強い国家」を求めるという形になっています。
「それはマスメディアの浸透が大きいでしょうね。東京からニュースが流れてくると、地方の人も国単位でものを考えるようになります。(略)
 もうひとつは、『他の語り方を知らない』ということ。(略)現状への不安や不満を訴えたくても、『わが日本をどうするか』といったナショナリスティックな語り方しか提供されていない。(略)」
〜〜〜〜〜〜
頑張ってほしいなぁ。仲俣さんに送っていただいた『本とコンピュータ』最新号の巻頭インタビュー&表紙写真!も、小熊英二氏。こちらはこれから読みます。「共有地の開拓者たち」という連載で、こちらも楽しみ。

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2003年09月08日

自殺者、その背後

news030909.JPGこの話題は、あまりに暗いが、避けて通れない気がする。というか、この日本で暮らす者にとって、今、もっとも重要な問題だ。朝日新聞の「自殺防止、省庁横断で」という記事から。気になった箇所など。

・昨年の自殺者は3万2143人だから、毎日90人もの人が自ら命を絶っている。
・自殺者が3万人いれば、自殺未遂者はその10倍の30万人いるとされる。
・一人が自殺に踏み切ると、身近な5人に強い精神的影響を与える、と言われる。
・自殺は、年に150万人前後の人々に影響する出来事。
・厚生労働省は、昨年、自殺防止対策有識者懇談会(第一回議事録)を立ち上げ、「自殺予防に向けての提言」をまとめたが、職場や地域での「うつ病対策」を柱にし、新味に欠ける。
・「働きやすい職場づくり」から考えないと・・
・中小企業者への金融支援、失業者への再就職支援も大切
・98年、前年比35%増に跳ね上がった際、借金、生活苦、失業など「経済・生活」問題による自殺は前年比70%も伸びた。
・その原因である、経済・生活問題にアプローチすべき・・
・教育も大切・・
・幅広い議論に、厚労省だけではできない。首相直属の省庁横断的機関を作り、メンバーに、医師だけでなく、社会学者や経済学者を入れてはどうか・・
・これまで日本では「自殺は個人の問題」と、ふたをする雰囲気があったが、今、明らかに社会問題としてとらえる時期。
〜〜〜〜〜〜
自殺未遂者、30万人。150万人に影響を与える・・というのは驚く。ここ数年、うつ病や、ひきこもり、といった心の病が、急激に身近なものになっている。自殺に至る原因は、もちろんさまざまだ。「経済・生活」問題が重要なことは明らかだが、景気対策さえ、ここ10年、まともな対策が打たれていないのに、多くのことが望めるわけがない。この問題、経済学者、社会学者、アーティスト、宗教者・・も、もっと関心を持つべきだと思う。

●関連エントリー
平田オリザ『芸術立国論』
自殺者、5年連続3万人超
パリの猛暑による死者の行方・・

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2003年09月06日

インド・カシミールの爆弾テロ

最近気になっているのが、インド、パキスタン事情。インド北部のカシミール州で、車に仕掛けられた爆弾が炸裂。市民6人が死亡。先月30日に、インド国境治安部隊が、イスラム過激派組織「ジェイシュ・ムハンマド」のガジ・ババ作戦担当司令官を殺害して以来、この1週間で民間人を含め70人以上が死亡している。(yahoo.news)
31日のニュースでは、ニューデリー駅構内で爆発物21キロが入ったバッグが放置されていたのが発見され、イスラム過激派によるテロ計画として、警戒を強めている・・。
どこまでねつ造でどこから真実なのかはわからないが、嫌な感じだ。
しかし、新聞では扱い小さくて驚く・・。「ビッグサンダーマウンテン」が1面でいいんかな・・。

投稿者 esaka : 19:15 | コメント (0) | トラックバック

2003年08月28日

「ナショナリズムを問い直す」メモ

先々、先週と2週6回にわたって掲載された朝日新聞の小特集企画から気になったところだけメモ。

1. 関ヒロ野
・民族国家は、近代ヨーロッパで自由で平等な個人という原理が身分制秩序を打破した結果として生まれた。だから民族の観念は、近代政治における最も論争的で爆発的な理念である平等の理念に結びついている。
・民族という原理が国連の創設を可能にしたと言っていい。

2. 宮崎哲弥
・2000年電通総研の「世界価値観調査」では、「自分の国に誇りを感じるか」という問いに、肯定的に回答した日本人は54.2%で74カ国中、71位。「戦争が起きたら進んで国のために戦うか」という問いに「戦う」と答えたのは15.6%で、59カ国中、59位。ところが、「国民皆が安心して暮らせるよう国はもっと責任を持つべきだ」という考えを肯定する日本人は65.7%。
これは、過度の国家依存に傾いだパラサイト・ナショナリズムと呼ぶべき。これこそ現代のナショナリズムの典型。

3. 寺島実朗
・「軍事ナショナリズム」か「米国への依存深化」か、という不健全な選択に追い込まれないために、アジアの周辺環境を相互敬愛と変える主体性が必要。米国への過剰期待と過剰依存から脱却すること、それが21世紀が求める「開かれたナショナリズム」への一歩だ。

4. 宮台真司 読み忘れたが、こちらにサマリー掲載

その他、中西寛、青木保。

〜〜〜〜〜〜
「議論の焦点を新たな視点から問い、ナショナリズム論の輪郭を描き直したい」という企画の意図だけれど、ちょっと散漫すぎたか・・。

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2003年08月27日

石油長者・三題

●プレミアのチェルシーが、今シーズン、ベロンやムトゥ、ジェレミ、クレスポを獲得し、さらにトッティまで食指を延ばして話題だ。これまで、新オーナーのロシア人、アブラモビッチ氏は、‘謎の富豪’と報道されていたのだが、今日のasahi.comでは、「ロシアの石油マネー」とのこと。

●「石油王国 不労の病」という朝日新聞(27日)の記事。以下、要点。
・サウジ編
 ・約400万人の外国人労働者(バングラディッシュ人など)が社会を支える。
 ・サウジ人労働人口は、300万人で、働くサウジ人の半分は公務員。机もなく、3日に一度しか出勤しない職員も多い。
 ・しかし、年3%を越える急激な人口増加で若年層の失業増加。
 ・文明生活に浸るリヤド市民も、親の世代は遊牧民。
 ・夜、月に1,2回、カーナビ、冷凍庫つきの4WDで、砂漠へ。ラクダとともに、砂漠で夜を明かす年配の都市生活者も多い。「砂漠回帰は、現代サウジ人のストレスの現れだ」という。
 ○関連サイト
 ・サウジアラビアの最近の動向と課題
・ブルネイ編
 ・財政収入の95%まで石油に依存
 ・人口30万人。国民の6割以上が公務員。幹部で年収数千万円は当たり前。車や家のローンは国が無利子融資。勤続3年ごとに海外旅行がつく。国の支出の半分が公務員の人件費。

●ピーター・バイダ『豊かさの伝説』より
「1878年末には、スタンダード・オイルとその関連会社アメリカ合衆国内の石油精製産業の90%を支配下におさめるようになっていた。そのとき、ジョン・D・ロックフェラーは39歳だった。
1880年代には海外への攻撃的な拡張がはじまった。この時期、アジア、アフリカ、南アメリカに輸出されたアメリカ産の石油はほとんどがスタンダード・オイルの製品だった。第一次大戦が勃発したとき、スタンダード・オイルはヨーロッパの石油市場の75%以上を占めていた。」
〜〜〜〜〜〜
「石油が支配する時代」はいつまで・・?

投稿者 esaka : 23:07 | コメント (0) | トラックバック

パリの猛暑による死者の行方・・

猛暑の影響で、フランスでは死者が1万人を越えたことが報道され驚いていたが、今日の朝日新聞の記事では・・
「パリとその周辺の地域で力尽きて亡くなった多くの独居老人らの遺族を探し出すのに当局が往生している。見つからずに埋葬できない遺体が300体以上に上り(略)・・。パリ市役所によると多くは生前から家族らと疎遠になっていた人たちらしい。」

この猛暑のほども凄いが、遺族が見つからない独居老人の多さに驚く。核家族化が進んだ日本でも、ここまでの状態は考えられないだろう。各国の個人生活の実態というのは、わかっているようでなかなか理解できていないものだ。福祉の充実と‘個人主義’によって、独居する老人が多い、ということは想像がつくが、家族関係がここまで疎遠になっているとは。かといって、それが‘孤独’による自殺、というような話は聞かない。一方日本では、自殺者の数、5年連続3万人超。宗教の違いもあるだろう。・・個人の生活を決定づける要素は多く複雑だ。

投稿者 esaka : 18:27 | コメント (0) | トラックバック

衣食住から医・食・住

Canonのサイトで連載している写真+ミニコラム「digital photo style」の5回目。昨日更新されました。今回は、「信用」と「信頼」というテーマ。あと一回で終了。

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2003年08月20日

オリコン・メディカル

医療、医師に関わる情報がブームだ。‘いい病院ランキング’では、これまでにも、医療ジャーナリスト・丹羽幸一による宝島別冊シリーズがあったわけだけれど、あらたにあのオリコンが、医院ランキング分野に参入。asahi.comより。
幾多のグルメ・ランキング本でもわかるように、この手のランキングの手法は、おおよそ2つ。評論家個人の視点を中心にしたものか、一般ユーザーの声を集めたもの。今回のオリコンのものは、後者。
サイト「オリコン・メディカル」もあるが、今のところ、近日出版されるという書籍の宣伝程度の内容だ。あとは、ランキングそのものが信頼が得られるものになるかどうか。個々人の病院体験というのは、グルメと違って、個人差が大きいだろうし、それがネガティブなものだった場合、誇張されがちだろう。また、病院側から圧力や金銭のやりとりがあったような形跡があるといっきにランキングの信頼をなくすことにもなりかねない。このあたり難しいところ。
しかし、こうしたランキングの存在が、医療サービスそのものを向上させるきっかけにはなっているだろうから、方向としては望ましいか。

投稿者 esaka : 18:41 | コメント (2) | トラックバック

鈴木隆行ノーゴール伝説時計







Cost of the War in Iraq」につづいて、リアルタイム表示シリ〜ズ。
SOCCER UNDERGORUND BLOG」より。スクリーンセーバーまでお作りになってますが、来週あたりこの時計も止まる予感。

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2003年08月19日

電力送電網の疑問

電力供給の基本的なシステムについて知らないことが多すぎると改めて感じる。疑問のひとつ・・原子力発電には、供給過剰となる夜間の電力を消費するために揚水発電ダムが必要になる、と言われているが、火力や原子力が発電量の細かい調整が難しいことまではわかるけれど、発電しっぱなし、ってできないんだろうか? 発電したものは、どこかで使わないと、送電網に異常をきたす? 何か電気の基本をわかってない。
「自衛」という点からも、改めて「分散」というキーワードが頭をよぎる。

●関連情報
NYの停電の写真
プログラム<市民共同発電所全国フォーラム>
北海道グリーンファンド
関連エントリー:ジェレミー・リフキン『水素エコノミー』

投稿者 esaka : 22:47 | コメント (0) | トラックバック

2003年08月15日

記録と‘記憶’と「老人党」

今週、NHKで放送している「カラーで記録した第2次世界大戦」のように、記録が持つ力というのは圧倒的なものがあるけれど、もっと重要なのは‘記憶’だ。すにで日本の戦争経験者は、70歳を越え、その体験と、体験から来る思考を継承することがだんだん難しくなってきている。「東京大空襲・戦災資料センター」など、民間でも戦争の記録を残そうという活動はさまざまあるようだが、戦争体験者が今の時代をどう考えているのか、耳を傾ける必要があると思う。
というわけで、作家・なだいなだ氏が旗揚げした「老人党」というネット上の政党がある(東京新聞の記事)。なだ氏といえば、かつて『民族という名の宗教』で、刺激的な主張を繰り広げていた。今後の展開をフォローしよう。

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2003年08月13日

カラーで記録した第2次世界大戦

NHK.BSで夜11時から、連日放送している「カラーで記録した第2次世界大戦」が凄い。そのタイトルどおり、第2次世界大戦前後のアメリカ、日本、ヨーロッパの様子を‘カラー’で撮影した映像。色もクリアで、画面が汚れていることもなく、これまで沢山見てきたモノクロの映像とは、インパクトがまったく違う。モノクロ映像を観たときに感じる‘時間的断絶’のようなものがなく、何かとても感覚的にリアルなのだ。
時間的な‘古さ’を感じる感覚というのは、観た映像がモノクロかどうか、とか、コマ切れか、どうかといった映像の状態によって左右されている、ということがわかる。そういう意味で、「戦争が起きた」ということが、はるか昔の過去の出来事ではなく、現在に連なる時代の出来事だったと感じられることがこの映像の衝撃だ。それは、そこで生活している‘人々の生活’は、家族があって、娯楽があり、仕事があり・・今と変わるところがない、という感覚。

投稿者 esaka : 14:23 | コメント (0) | トラックバック

2003年08月06日

緑の力

「デジタルフォト・スタイル」の写真+コラム連載、4回目がアップ。沢登りの魅力と日本の森の力、について書いてます。

投稿者 esaka : 19:13 | コメント (0) | トラックバック

2003年08月04日

社会起業家、その後

去年の2月にHWJで「社会起業家という生き方」という特集を企画した。その後、反響はたくさんいただいたが、当時はなかなか社会起業家を志す若い実践者を見つけるのに苦労した。海外の事情はどうかというと、こちらのメールマガジンで、不定期でさまざまな事例を紹介してくれる。先日も、ブラジルでの取材報告会があったようだし、そのレポートのサマリーのpdfもダウンロードできる。こうしたアプローチにも、さまざまな意見があることは承知しているつもりだが、基本的に「実践者がエライ」というのが僕の立場。

投稿者 esaka : 23:36 | コメント (0) | トラックバック

2003年08月01日

「ただ一撃にかける」

NHKの「にんげんドキュメント」。再放送。18日に放送された時も偶然観て、圧倒された。先日スコットランド・グラスゴーで行われた第12回世界剣道選手権に出場した日本人の大将、栄花直輝さんの物語。
これまで、団体で日本は11回連続で優勝してきたが、近年、各国が力をつけ、僅差に。剣道の世界選手権が行われていることにまず驚く。イタリアやらフランス、ドイツの人が競技として剣道をやっているとは・・。そして、競技としての剣道は今、転換期にある、という。オリンピック参加を目指すか、目指さないか。日本の剣道協会は、オリンピックに参加することによって、ただ勝ち負けだけが評価されるスポーツとなることを嫌い、そうした動きに否定的、だという。選手権前の合宿では、あらためて、「礼」の指導に力を入れている。
それでも、世界選手権では、伝統国として‘勝つ’ことも要求され、選手への重圧は凄まじい。決勝は、大柄の韓国選手。彼は、これまで日本選手に負けたことがない、という。そんな中、10分強の延長の末、「無」の状態で勝利を得る栄花選手。「礼」に始まり、「礼」に終わる。その場では、勝利の喜びを抑え、会場を離れたところで、他の選手と静かに喜び、泣く栄花選手。「素晴らしい試合をありがとう」と言って泣きながら歩み寄る外国人選手・・。ドラマのよう。
剣道も、スポーツとしてグローバル化するか、ローカル性を持った武道として存続していくかの瀬戸際。かっての柔道のように、オリンピック種目にし、メダルを獲得することで、国威発揚する必要もなく、今や剣道が持つローカルな‘精神性’こそ、世界からみても貴重で価値のあるものと考えるべきだという気がした。

剣道に関するblogを見つけました!
Akihito ABE's Kendo News
この方、先の世界選手権の会場にいらっしゃったようです。

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2003年07月31日

アメリカの子供 不明131万人

とんでもない数字、備忘録。西日本新聞より。おおよそ以下の内容。

米司法省によると、18歳未満の子供の行方不明者総数が、推定で約131万5600人。内訳は、家出が約63万人、誘拐が約3万3千人、両親の離婚などで保護者に連れ出され不明になったケースが約12万人、誘拐などで死亡、負傷した子供は約20万人。専門家によると「増え続ける両親の離婚など家庭内の問題が大きな原因となっている」とのこと。
〜〜〜〜〜〜
この数字は想像を絶してます。

投稿者 esaka : 02:06 | コメント (0) | トラックバック

構造改革がなければ、もっと痛みが増える

自殺者数増に関しては、小泉首相の言葉にリンクするのを忘れてた。25日、ロイターより。

「構造改革を進めるともっと自殺者が増えるのではないか」との問いには、「今の構造改革がなかったら、もっと痛みが増えますから」と述べた。
〜〜〜〜〜〜
自殺者増の原因は、経済失政にあることは明確。日銀とともに、政府の責任がもっと追求されるべきだろう。これでもまだ高い支持率が継続しているのが謎。

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2003年07月28日

応援したいカフェ

先週の「三丁目通信」への反応として、読者からいただいたメールで知った‘素敵なカフェ’。メールをくれた河端誓子さんは、新潟県の山村に、土日限定、参加型の‘おうちカフェ’「Slowcafe@MACKIE」のオーナー。1日先着10名予約制 コーヒー100円! オープンのいきさつなどは、HPにあるので、ぜひ読んでいただきたい。以前、「スローウォーターカフェ」のオーナーさんをインタビューしたことがあるのだが、河端さんのHPによるとこの記事を読んで、「スローカフェ」を始めようと決意されたとのこと。応援したい。

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2003年07月27日

禅とコンピュータ修理技術

そういえば・・「デジタルフォト・スタイル」というサイトで、写真+短いコラムの第3回目が16日に更新されてました。「D.I.Y と分業のバランス」について書いてます。

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2003年07月25日

藤村記念館 by 谷口吉郎 in 小諸

toson030725.JPG長野・小諸に。時間が余ったので、ちょっと観光。懐古園の中にある藤村記念館は、和風建築の巨匠・谷口吉郎の設計によるものだった。建築マニアではないけれど、日本のモダニズム建築の香りを残すホテル・オークラのロビーが好きで、あそこも谷口吉郎の設計。
小諸は、まだ古い蔵や屋敷が市街地に残り、緑の豊かなとてもいい雰囲気の街でした。

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自殺者、5年連続3万人超

25日のニュースの備忘録として。
「昨年1年間の自殺者は、前年3.5%増の3万2143人。統計を取り始めた78年以降3番目の多さ。(96年・23102人、97年・24391人、98年・32863人、99年・33048人、00年・31957人、01年・31042人・・98年から増大している)「経済・生活問題」による自殺が一気に増えたのも98年。98年は、経済成長率がマイナスになった年。
全体の約60%が50代以上。原因・動機別では、「健康問題」が、1万4815人。ついで「経済・生活問題」で、7940人。「経済・生活問題」の内訳は、負債が4143人、生活苦が1168人、失業が683人。事業不振(1098人)、倒産(98人)、就職失敗(155人)はほぼ横這い。」
(朝日新聞・共同通信など、より)。
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原因・動機をめぐっては、こうした統計には現れないそれぞれの事情があるのは当然だが、自殺者が多い社会が、決して「いい社会」とは言えない。では、世界の状況はどうなんだろう。
人口10万人あたりの自殺者数では、一番多いのがハンガリーで、ついで日本。ハンガリーなどは、社会体制の急激な変化によるもの、ということは察しが付くが、フィンランド、ベルギー、スイスあたりは不思議。女性では、日本は世界一。しっかりとした地域コミュニティが存在していると言われるアジアで見ると、日本の自殺者数は突出している。
この話題は、暗くなるな・・。しかし、どうしてこんなことになってしまっているのか、経済失政とは別に、解決策を真剣に考える必要があると思う。そして、関心はやはり「公共性」に・・。

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自転車をめぐってちょっとした数字

・総道路延長に対する総自転車道延長の占める割合
(日本0.6%、オランダ8%、ドイツ約5%)
・自転車保有台数8千万台
・撤去台数(返還、破棄、保管中も含む)は、2000年に260万台。
・車道を走るように定められていたものが、78年の道路交通法改正で歩道も通行可能に。
(朝日新聞、「自転車」欄から)
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日本では、自転車が多いわりに、自動車道や歩道での自転車の棲み分けが進んでいないし、駐輪も問題。自転車コンシャスな社会の到来は、遠いな・・。

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2003年07月24日

土佐弘之「人間の安全保障」という逆説

かねてから気になっていた「人間の安全保障」について、『現代思想 恐怖の政治学』で、マイケル・イグナティエフ『ヴァーチャル・ウォー』の解説を書いていた土佐氏の原稿を見つけたので、メモ。

アナン国連事務総長は21世紀の最優先事項として「欠乏からの自由」と「恐怖からの自由」を挙げ、その両方にまたがるものとして、「人間の安全保障」の概念が強調される。
カナダや日本で外交政策として採用。カナダの政府の見解では、
1.武力紛争下における文民の保護
2.国連能力の強化などを通じた平和維持活動
3.紛争予防と紛争の非暴力解決
4.ガバナンスと説明責任の醸成
5.国際的犯罪などに対する公的安全の確保

問題
・国際通貨といった「信用」制度に立脚した資本の運動は、結果として、現地社会の「信頼」などの社会関係資本を破壊する。こうした国際政治経済構造の変革を視野に入れないまま「人間の安全保障」といったナイーブなヒューマニズムに戻っても、「恐怖からの自由」を保障する状況は作り出せない。 
・「人間の安全保障」や「恐怖からの自由」を唱える者自身が一番懸念しているのは、難民などが大挙して、安全な我が国に殺到する事態。「人間の安全保障」概念の普及は、こうした先進諸国の要塞化、世界全体のアパルトヘイト化と並行して起きている。
・ヒューマニズムはその「普遍性」ゆえに、その外側にあるものに対して抑圧的になりうる。
ex.武力による人道的介入
〜〜〜〜〜〜
では、どうすればいいのか? ここでは、解決策として「人間中心主義を徹底的に脱構築していくような作業をつづけながら、暫定的な戦略的本質主義としてのヒューマニズムを再定位していくこと」ということだけれど・・・結論部分は、さっぱりわからん。。w

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2003年07月23日

個人情報保護法案の経緯メモ

今さらながら、個人情報保護法案の経緯を確認メモ。臺宏士「個人情報保護に関する法制化、これまでの流れ」(『あなたの個人情報が危ない』)より。

○電子商取引の普及を図る上で、個人情報を利用しながらどう保護していくのか、という要請
○EUの保護基準が十分でない第三国には個人情報の移転を禁じるという指令

こうした背景から、98年、IT戦略本部により「高度情報通信社会推進に向けた基本方針」。ここで描かれた構想は、表現の自由を重視したアメリカの制度を念頭に置く。法規制が必要な分野も金融や医療を例示したのみ。

○この構想を大きく覆したのが98年8月に成立した住民基本台帳法の改正論議

・改正住基法案を推し進めるために、個人情報保護に関する法整備を受け入れる

・自民党は参院選、知事選の敗北の原因を選挙報道に求めて、メディアへの不満を規制という視点からまとめる。自民党政務調査会内に99年3月に設置した「報道と人権等のあり方に関する検討会」からの報告書。

・99年11月に個人情報保護検討部会の中間報告。
・2000年に、専門委の議論を経て官僚主導に、さらにメディア規制色を強め、当初の電子商取引の普及という方針から離れる

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2003年07月22日

ごみチェック

小学生女子児童監禁事件をめぐる報道で気になったこと。
「2年前、大量のわいせつビデオ販売用のチラシや顧客リストをごみとして処分しようとしたのを地元の衛生組合が見つけ、埼玉県警に通報したこともある」
‘衛生組合’は、ある意図に基づいて、ゴミをチェックしてるってことですね。知らなかった。

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2003年07月18日

Be-h@us 見学ツアー in 蓼科

be0718.JPG建築家、秋山東一氏(blogHWJのインタビュー)が考案する建築システムBe-h@us のML「CITROHAN.NET」のオフ会で、長野・蓼科へ。Be-h@usに木製高機能サッシを提供するアイランドプロファイル社の工場を見学。それから、アイランドプロファイル社の中島社長自らの手でセルフビルドする「喧々山房」、そしてBe-h@us 第1号へ。喧々山房の大きさにビックリ。建築というのは写真などではなかなかわからないものだ。規模も外観も内装もこれまでの‘セルフビルド建築’のイメージを完全に越えている。
住宅に必要な‘機能’と、住み手と建築との‘関わり’を徹底的に考えたBe-h@usは、建物だけでなく建てる過程でも、現代人の生活の中で「住宅」がどうあるべきかが示されている、とあらためて感じる。

・現在、那須に建設中のカフェ+住宅のBe-h@us「穀々工房」のオーナー、お二人にお会いする。緑化屋根など、斬新なコンセプトで完成が楽しみ。

moriya2718.JPG さらに、見学ツアーのオマケとして、藤森照信氏の設計による「神長官守矢史料館」へ。奇祭と言われる御柱祭が、まだ息づいている土地。諏訪大社の神官、守矢家の文化遺産を守り、展示するためのもの。縄文からの風習が息づく土地の歴史をしっかりと背負って建てられた建築にも驚く。が、御頭祭、という神秘的な祭の供物となる鹿や猪、などの復元展示の迫力にも愕然。

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2003年07月16日

クローズアップ現代「相次ぐ医局廃止」

昨日の放送。これまで教授を頂点にして、医師の教育、人事権、研究、などをすべて掌握してきた大学の医局を廃止する動きが始まっている。驚いたのは、手術の方法(ハサミ、鉗子の使い方まで・・)大学によって異なっていて、これまでその技術の交流がまったく行われてこなかったということ。トップに立つ教授のやり方に背くと、その医局にいられなくなることを恐れて、他大学への研修にも行けない状況だったという。
しかし若手医師がそうした医局の弊害に気づき始め、自ら医局を飛び出し、欧米型の研修を行い、臨床の技術を磨こうとする動きが表れはじめた。

こうした医学界の変化には、インターネットなどによって患者側が持つ情報量が急激に変化したことがある、と思う。これによって医師は、ただ「施す」立場から、「選ばれる」立場に変化していることを認識しはじめているのではないか。そこで「患者本位の医療とは」ということをあらためて考えはじめているのだろう。

これまでただの「受け手」であった市民が、情報を持つことによって、相対する旧態依然とした組織にどんな変化をもたらすのか、ということに関心がある。そして、それは、もちろん「医療」以外にも同じことは言えるはず。現実の社会に変化をもたらしてこそ、インターネットは意義があって、僕は、その変化の局面に興味がある。
では、一般市民は、これからどんな「情報」を欲するのか。それは「安全」「安心」に関わるものだと思う。

「クローズアップ現代」の中で紹介していた、‘医局を飛び出した医師’は、「ブラックジャックによろしく」で登場する心臓外科医・北三郎のモデルだった・・。
○関連エントリー
「ブラックジャックによろしく」その後。
「ブラックジャックによろしく」

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2003年07月11日

The lost decade

7月8日に発表された「人間開発報告書」をもとにした「The Guardian」の記事によると、
・90年代以降、貧富の差が拡大 50カ国以上で生活水準が下落、(特にサハラ以南アフリカ)
・21カ国で飢餓状態、34カ国で平均寿命が下落
・これらの直接的な原因は、エイズの感染拡大
・1日1ドルで生活を送る人は、90年代に30%から23%に下落
 (これは、インド、中国の改善による)

この報告で、また「グローバリズム 賛成/反対」の議論が起こるんだろうか。もう、‘グローバリズム’そのものを問題視するよりも、もう少し論点を絞る必要があるように思う。いつまでたっても、双方が互いの立場から罵り合うだけで、建設的な議論ができない。
・サハラ以南のアフリカの状況はどうすれば改善できるのか
・サハラ以南の状況の悪化と貿易はどう関係しているのか
・WTOのあり方と、サハラ以南の問題は、どう関係しているのか
・WTOやIMFは、どうあるべきなのか
・インド、中国が改善したのはどうしてなのか
・インド・中国とアフリカ以南の違いは何だったのか

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Alex Moulton

先週末からツール・ド・フランス開幕。見たいなぁ。スカパーも、サッカーセット契約なので見られず。今年もフジの総集編を待つしかないか・・。
自転車といえば、建築家・秋山東一氏のblogでイギリスのアレックス・モールトンの存在を知る。ちょっと見、小型折り畳み自転車のようなのだが、現存のどの自転車よりもエネルギー効率がよく、1986年にこの自転車によって樹立された自転車速度世界記録 82kmは、今も破られていないというから驚き。だとしたらレースで使われていないのはなぜなんだろう。こちらのキャプションに書かれているが、何かレギュレーションによる使用禁止でもあったのか・・?
この新作が、オリジナルだとなんと100万円以上。スポーツタイプがかっこいい。しか〜し、最近、ブリジストンとの共同開発で「ブリジストン/モールトン」が発売されたとのこと。HPの開発ストーリーもなかなかいい。う〜む、欲しい。

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2003年07月07日

雑誌『nobody』

先日取材を受けた『nobody』という雑誌を送ってもらう。「スタジオ・ボイス」を作っていた時代のことを中心に訊ねられたのだが、「雑誌ってつまらない・・」という特集になっていて驚く。‘雑誌ってつまらない’と雑誌で特集するのもどうなんだろと思うが、‘お前のやってた&やってる雑誌はつまらねぇんだよ’と言われているのかもと考え直す。よくわからない・・。

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2003年07月06日

レイドバック+MTV Vision Quest SP+攻殻

カーラジオでオールマン・ブラザーズを耳にしたのがきっかけで、急にレイドバック三昧。オールマン・ブラザーズ『フィルモア・イースト』、クラプトン『461オーシャン・ブールヴァード』、ジェフ・ベック『トゥルース』と、クラシックスを買う。中・高時代に買ったレコードをしまい込んでからだから、もう何年ぶりなんだろ。なんとも言えないユルさがいい。

一方、MTVでVision Quest SPを観る。アイデア、技術として面白いミュージック・ビデオをちょっとした解説付きで見せる番組。昨日は、4月から始まったこの番組のスペシャル。映像の最新技術を総ざらい。ミュージック・ビデオをまともに観ることもなかったからいい機会だった。

さらに、その前には、アニマックスで「攻殻機動隊 Stand Alone Complex」を観る。よくできている。「Ghost in the Shell」をしっかりなぞりながら、サイバーパンクの‘イメージ’に牽引されていた前作に比べると、確実に‘インターネット一般化以後’となった今、作られていることを感じさせる。・・マニアじゃないので感じたまま(笑)。時々偶然目にするアニメが悲惨なものが多い中、こうして制作者の意欲が感じられる作品に出会うのは嬉しい。しかし、主人公のハイレグ・コスチュームは激しく違和感あり。

最新のミュージック・ビデオも「攻殻機動隊」もかっちりとよくできているが、オールマン・ブラザーズのような‘ユルさ’は、計算では生まれないだろう。ああした‘ユルさ’こそ、今もっとも作りこむのが難しいのかもしれない。
と、たまにカルチャー系の雑感。

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2003年07月04日

unbrandAmerica.org

blackspot0704.JPG反消費社会運動を繰り広げるカナダの雑誌「adbusters」を先日ご紹介したが、またやってくれてます(笑)。
今度は、有名ブランドに黒いシミを付けよう!という運動。7月4日には、NY timesに広告出した。次は、CNNの30秒広告のつもりらしい。そういえば、先日送られてきた最新号には、black spotのシール付き。有名ブランドに黒いシミを!ってことですな。ユーモアとかデザインセンスがあるのが、日本の社会運動と大きく違うところ。まぁ、有効かどうかは問題ありますが・・。

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著作権法改正をめぐって、その後

たまには、HWJ界隈の話題を。先日の著作権法の改正をめぐって、ほとんどメディアで話題にしていなかったので、先週の「デジタル虎の穴」のお題に。なかなか難しいテーマということで、急遽「バーチャルネット法律娘 真紀奈17歳」の真紀奈さんに参加してもらう。ここでの記事に対し、編集部にもいくつか反論が寄せられた。
なかでも実質的に「立証責任の転換」といいうるのかどうかをめぐって議論が起きている。
続・著作権法における積極否認について
続続・著作権法における積極否認について

真紀奈さんも、誤りがあったことを認めていて、記事を訂正中とのこと。こうした法をめぐる議論が、活発に行われることは、望ましいことだろう。こちら(「辺境の戯れ言」)でも言われているように、本来、1月の段階でもっと議論がなされるべきだったとは思うが、今後も継続してフォローしよう。

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2003年06月25日

紫外線太陽電池、花力発電、風力発電

気になる発電、メモ。遠い将来の可能性と、現実のコスト。
紫外線太陽電池(透明、赤外線遮断)
色素増感型太陽電池
同じく、花力発電

神鋼電機が今日発表した、風力発電装置(形態がユニーク、低騒音)
ノースパワー
ゼファー
気象観測装置

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2003年06月21日

「ダイオキシン:神話の終焉」対論

『ダイオキシン 神話の終焉』の著者の一人、林俊郎と環境総合研究所副所長、池田こみちの対論が19日にJ-WAVEで行われ、ネットに上げられている。本のおおまかな内容もわかる。(著作権は大丈夫なんだろうか?)
池田氏が激しく反論を試みるもの、と思っていたけれど、そうでもなかった。日常生活を営む上で、健康に害を及ぼす環境問題はさまざまあるわけで、手間と資金をかけるなら、まず何から手を着けるべきなのか、ということだろう。件の本も、ダイオキシンがまったく問題がない、と言っているわけではなく、他にもやるべきことがある・・ということになる。
議論は続くんだろうか。せっかくだから徹底的にやってほしい。

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2003年06月20日

日本の‘緑’は深い・・つづき

この前、コメントをいただきましたが、エントリーのほうで続けます。
台風の季節。公園の木々も、エネルギーを発散させていて、少し怖いぐらいだ。日本の森は、力がある。公園でさえ・・。
かって、宮崎駿が「もののけ姫」を作った頃、こんなことを言っていた(いい加減な記憶)。
「ギリシア、イタリア、中国、木々を切ったことで、森が再生せず、土が流れ、岩山になり、滅んだ都市もある。しかし、日本の自然は、何度も切り倒し、焼き払っても、多雨湿潤の気候によって、自然の回復力のほうが強かった。山の緑が残っているのは、日本が自然の特殊な恩恵で、それはただの幸運だった。」
海外から日本に帰ってきて、成田から高速を走っていて感じることは、うっそうとした森の密度の濃さ。来日したチベット人が、「Japanese forest is very thick」と言ったのは、たぶん同じことなのだろう。先日、「日本の‘緑’は深い」と書いたのは、葉の色の変化についてだったけれど、森の深さ、森の力もちょっと含めたつもり。森に力があることは、‘畏れ’でもあるけれど、やはり、その幸運を感謝するしかない。

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「自律分散」を考える・・

写真+一言コラム、の「digital photo style 第2回」が更新されてました。

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2003年06月19日

「ブラックジャックによろしく」その後。

『ブラックジャックによろしく』について、かかりつけの医者と話す。医師会も旧世代とは別に、これからの医療の在り方を真剣に考える若手の医師会ができている、とのこと。そうした動きは、全国に広がっているらしい。
有名大学病院であっても、手術数が少なく医師の経験が不足しているケースあることがマンガで問題にされていたが、対策として、一定の手術数を越えると点数が倍増させる、というような案が出されているのだという。「経験」を報酬として換算するシステムだが、ただ切って開けばいい、というわけでもなく、これも問題ありそうだ。
そういえば、中国では、対応する医師のランクと費用が受け付けに張り出されている、という。日本も広く薄い‘平等’から、自由と格差の医療へ向かうのか・・。

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2003年06月18日

「ファイトクラブ」&「アメリカン・ビューティ」

ここ数年のハリウッド映画の中では、印象に残った2本が、続けてテレビ放映されていた(観てない)。製作は2作ともネットバブル真っ盛りの99年。そんな時代の浮ついた雰囲気の中で、消費社会への強烈なアンチテーゼをそれぞれが違った形で、強烈に放つ。両者には、設定も、雰囲気も、一見重なるところがないが、何か共有しているものを感じる。日常の薄い皮膜を一枚はぎ取ると、そこには絶望の闇が大きな口を開けている・・そんなギリギリの臨界点にいる感覚、とでもいうのか。その感覚を外側に拡大させると「ファイトクラブ」、内に入ると「アメリカン・ビューティ」。かっての村上龍、村上春樹の作品世界の関係に近い・・ような。ただの思いつき・・。
9.11以降の時代の雰囲気を持つ映画は・・また、あとで暇な時に考えよう。

追記
あと思い出したのは、「アメリカン・サイコ」。99年だったはず。ブレット・イーストン・エリスの小説が書かれたのが、91年。原作では一つ前の世代が描かれて、殺人シーンの過激な描写で話題になったわけだけれど、この99年頃にこそ映画化され、より受け入れられうると考えられたんだろう。そういえば、「マトリクス」も99年。‘この世界は完全にコントロールされている’、ということでは、同じ世界観が前提と言ってもいい。それに、どの映画でも、表の社会では、かっちりとしたファッションに身を包んでいるのが共通していて可笑しい。

追記の追記
「アメリカン・ビューティ」が元ネタにした思われる映画を、以前、NHK-BSかケーブルで観た。都市郊外生活者の一見、整った生活が徐々に破綻していくという物語。音楽もそっくり。98.97年頃の作品。タイトルも、出演者も・・思い出せない・・。

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2003年06月16日

「ダイオキシン 神話の終焉」=トンデモ本?

park616.JPGやはり、というか、一部で好評の『ダイオキシン 神話の終焉』は、ゴミ焼却炉から排出されるダイオキシンを問題視してきたNPOなどから大きな反発を買いはじめている。この本の論旨を元に、市役所や市議が自治会などで市民を説得するために使うこともあるようで、市民団体側からすれが、活動そのものの存在意義に関わるだけに、これからしばらく騒ぎは続く・・のかな。
あの本も、語り口がケンカを売っているふうで、少し嫌な感じもしたが、どちらもあまり興奮せずに、より科学的なデータで何が正当なのかしっかり立証してほしいもの。一般住民には、それだけが大事。
できれば、両サイドの専門家が面と向かって対論してほしいところ。
講演会:ごみ焼却炉の危険性を再検証する
・林俊郎 vs 池田こみち(環境総合研究所副所長)、J-WAVE、6/19 ~21:15(ジャム・ザ・ワールド)

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2003年06月15日

〝仁義なき戦い〟を作った男たち

 NHK・ETVスペシャルの再放送。深作欣二には、80年代以降の迷走期のイメージが強いので、あまりいい印象がない。が、脚本家・笠原和夫と深作欣二の、日本映画最盛期から衰退期へかけての二人の映画人を追ったこの番組は面白かった。二人が、戦争中、戦後の体験をどう引きずって映画に取り組み、作品化していったのか、ということをテーマにして構成されていた。
 『仁義なき戦い』が再発見され、若者に人気だということはわかる。撮影技法、風俗、役者のキャラ、台詞回し、が新鮮に映るのだろう。それをあえて、「戦争体験」という視点から番組を構成したところが面白く思えた。こうした視点は、最近多いようだ。
 戦争体験世代を、終戦時に5才〜10才ぐらいまで、とすると、今、65才以上ということか。戦争を知る者の数が急激に少なくなっていく。このところのきな臭い政治情勢の中、あらためて戦争という体験が、何をもたらしたのか、ということを考える気運となっているのだろう。
対極には、松下政経塾上がりの若手政治家が放つ言葉の軽さに辟易とする気分がある・・。

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2003年06月14日

「ヤスケンの海」のこと

かってお世話になった安原顕さんがガンで亡くなったのが今年の1月。そして、先日『ヤスケンの海』という評伝が出された。著者の村松友視と執筆を依頼した幻冬舎社長・見城徹がbk1で対談している。何かとても嫌な感じだ。本はたぶん面白く読めるのだろう。豪快に笑え、かつ泣けるんだろう。しかし・・この繊細さの欠片もない話っぷりはなんなのか。あきれる。

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ネット→書籍

このところ、Hotwiredの連載→書籍化が続いている。池田信夫『ネットワーク社会の神話と現実』(東洋経済新報社)、小林雅一『隠すマスコミ、騙されるマスコミ』(文芸春秋)、土屋大洋『ネット・ポリティックス』(岩波書店)。これまでにも何冊も書籍化はされていて、3冊続いたのは偶然だけれど、ネット上での初出原稿、後に書籍化という流れは、ここへきて当たり前になってきた気がする。かってのように出版の際に、ネットに初出されたメリット、デメリットなどを考えて躊躇する、ということもないようだ。逆に、この大量出版サイクルの輪の中、面白い原稿を、手間をかけずに、まとめて手に入れられる機会を求めているようにも思える。
そろそろこちらから出版に向けて、動いたほうがいいのか・・と思ったり、思わなかったり(^^;)。

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2003年06月12日

著作権法改正

著作権法が改正。著作権保護期間は、70年に延長。あっちはミッキー、こっちは小津の「東京物語」かい。しかし、静か〜に、ひそ〜りと決まった。
・バーチャルネット法律娘「著作権法の改正について

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2003年06月11日

変な4バック

soccer611.JPGサッカーに関する備忘録は、別のページでやってます・・。

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2003年06月10日

フィリップ・グラス「コヤニスカッティ」ライブ

一部で‘伝説’となっていた映画『コヤニスカッティ』が、この秋、フィリップ・グラス指揮の生アンサンブル付きで再上映される。これはかなりオススメ。実は、99年に、NYのBAM(ウェブサイトも、リアルの会場もオススメ)で、「コヤニスカッティ」と「ポワカッティ」の両方観ている(自慢モードですいません)。今回は、日本初公開作品『アニマ・ムンディ』の上映も別にあるというから、これもいい機会だ。会場と演奏の状況がよければ、心地いいトリップ感を味わえるはず。
しかし、料金が、9500円、8500円というのは高すぎだ。
日本のライブはチケットの値段が高すぎる。大人がゆっくりできる会場も少ない。そんなこともあって、近頃ますますカルチャー系のイベントから遠ざかる・・。

今福龍太氏のエッセイでこんな文章があった・・。
「サンパウロのトム・ブラジルというホールは、客席は、すべてテーブル席である。内部空間そのものは、モダンなバーそのもので、この親密な空気はすばらしい。一つのテーブルを囲みながら、カイピリーニャなどを飲み、開演を待つのだ。チケットは、一枚では買えず、必ず二枚単位。すでにこのあたりからして、ひとり前を向いて座席に座るしかない日本の音楽文化がたんある自己満足的な「鑑賞」「批評」文化にのみ立脚していることが露呈する。ブラジルでは、音楽はまずなにより、親密な人間関係を彩るための娯楽であり、快楽としてそこにある」

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Webby賞、をとりあえず

また今年も、Webby賞。最近は、はっとさせられることが少ないけど、とりあえず、チェック。

そういえば、『本とコンピュータ』の「デジタル共有地」で、座談会に参加。掲載誌を送っていただく。アライユキコさん、船田巧さん、まとめは仲俣さん。お世話になりました。(仲俣さんの日記は、こちら)雑誌について、あらためて考えてみる、という特集。ちょっと、調子に乗りすぎたかも、と反省。

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2003年06月06日

有事関連3法成立・・

oguma606.JPG
で、小熊英二『<民主>と<愛国>』を読みはじめる。

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4兆円介入でドル救済

朝日新聞の「経済気象台」によると、
・5月の日銀金融調節の内訳によると、政府は5月中に為替市場で約4兆円の円売り介入をしていた。月間の経常黒字が1兆円あまりだから、この4倍。米国の玄関の経常赤字額に迫るもの。
・この結果、ドル・ユーロが一時18%もドル安になったのに対し、ドル円は年初の119円台と同じ水準。円はドル以外の通貨に対して大幅な円安になっている。ユーロ円は年初120円から6月初めに140円まで。豪ドル、カナダドルにも大幅な円安。
・これにより、日本の輸出関連企業は全体として円安になっている分、採算が改善。
・米国は日本のドル買いで救われている。ドル下げを示唆すれば、ドルが暴落するリスクがあるが、日本が大量に買い支えているから、暴落を回避できている。また、ドルが先行き下落すると思えば、投資家は、ドル資産への投資を避ける。年間5千億ドルもの経常赤字を調達しなくてはならない米国は、これで資本が流入しなくなると金利が上昇するなどの副作用がでて一大事。しかし、日本政府が米国債を大量に買っているから、この副作用も避けられる。だから米国は安心してドルを下げられる。
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『1ドル200円で日本経済の夜は明ける』という本があったけれど、政府としては、これ以上、円高になられては困る、という事情が大きいのだろう。これを「ドル救済」という視点が適当なのかどうか・・。

投稿者 esaka : 01:46 | コメント (0) | トラックバック

2003年06月05日

クィックガレージ→JAF

OSXの調子が悪くて、クィックガレージへ。先々週?行ったばかり。長〜い待ち時間のあと、オジサンがのんびり相手してくれる。結局、何も解決せず。笑。
同じような経験してる人は多いだろう。これから2つの方向、増えるのかな、と考える。

なんとか自らのスキルを向上蓄積して、ブラックボックス化しているところを埋めていく。延長上には・・Linux使い。
デスクトップ型よりもノート型への依存が高まっているから、ソフトの問題ではなく、ハード的な問題が発生した場合、結局、個人の手に負えなくなるケースが増えるだろう。クィックガレージ的サービス企業の拡大・・PCメンテナンスサービスのJAF化。

DIYか分業か。DIY化したいという気持ちは強いが、自転車さえメンテせず、Linux化もなかなか進まない。さりとて、メンテサービス会社がすぐに充実していくようにも思えず・・というわけで、時間がブラックホールに消えていきます・・。

投稿者 esaka : 18:14 | コメント (0) | トラックバック

「blog」「NPO」「ボランティア」商標権

ガイアックスが、「ブログ/BLOG」の商標登録出願中とかでblogコミュニティの怒りを買っているが、今度は、「NPO」「ボランティア」商標権を角川書店が取得していることが発覚。あの角川でさえ、‘NPO’‘ボランティア’関係の雑誌を出す時代になったのか、と感慨深いものがある。が、商標とっちゃいかんだろ。
‘ひんしゅくはカネを出してでも買え’(by見城徹)を見習ったわけでもないでしょうに。
・・と、「NPO」と「ボランティア」に関しては、複数の商標権がすでに設定されているそうな。家電製品はキャノン、Tシャツには東洋紡績。やるな・・。

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2003年06月02日

「ADBUSTERS」の芽

adbusterplant.JPG近頃、ほとんど雑誌を読まないが、唯一、定期購読しているのがカナダの「ADBUSTERS」。‘No buy day’など過激な反消費社会運動でも知られている。そのユニークな活動をネットで知り、どうしても手に取りたくて、直接オーダー。一ヶ月単位はめんどうなので年間購読パックに。ビデオやら編集長KALLE LASNの単行本『CULTURE JAM』や、ポスターカレンダー、それに何か植物の種、も一緒に送られてきたのが1年ほど前のこと。
ちょっと気持ち悪いし、種の袋はそのまま放っておいた。
それを見つけた家人が、かってにベランダの鉢植えに。ということで、芽が出てきました「ADBUSTERS」。

投稿者 esaka : 18:27 | コメント (0) | トラックバック

デジタルフォトスタイル

欧州CL、レジーナ対アタランタ、朝までねばっても、ちゃんと試合が見れない日々。僕の睡眠はどこに行ってしまったのか(^^;)。

そういえば、インフォバーンさんのお世話で、写真日記のような・・一言コラムのような連載がキャノンのサイトでスタートしました。

投稿者 esaka : 15:27 | コメント (0) | トラックバック

2003年06月01日

進行するユーロ高の背景

内閣府の今週の指標「進行するユーロ高の背景」。
2001年後半からのユーロ圏の経常収支の黒字増加、他方、史上最高のアメリカの経常収支赤字。2001年春以降の金利差プラスによる機関投機家のユーロ買い。米欧政策当局が為替の動きを放置するのではないかという思惑・・。
 で、この動きが進行するとどうなるのか。何も起きないのか。何の影響もないのか・・。

投稿者 esaka : 13:55 | コメント (0) | トラックバック

2003年05月29日

日本の‘緑’は深い

tree529.JPG眠いのを我慢して、朝6時まで欧州CL見たのに、延長途中で、中継終了。久しぶりに殺意を覚えたよ。ほんと、やってくれる、TBS。サッカーを中継する資格ナシ。

気分転換に、公園散歩。
新緑から深緑。日本を訪ねたチベット人が家人に「Japanese forest is very thick」と言ったそうだけれど、日本の‘緑’は深い・・。

投稿者 esaka : 17:38 | コメント (6) | トラックバック

田中宇「ドル安ユーロ高とアジア」

田中宇氏の世界情勢分析は、よく参考にさせてもらっている。が、今回の「ドル安ユーロ高とアジア」はいかんでしょ。田中氏に限らず、経済が絡むとどうも、基本的なところで大きな誤解が生じてるケースが多いように思う。基軸通貨の交代、強いドル政策の放棄・・。

経済が絡んでヤバイといえば、こんなのも。
米国経済はどこまで病んでいるのか
こういう‘経済戦争’的な見方は、‘心情’に訴えて多くの人の誤解を招くからやっかいだ。

しかし、経済ほど専門家の間でも、見解が大きく分かれる学問はないんではないだろうか。デフレや国際貿易というような基本的な考え方さえ180度異なって、双方で相手のことを‘トンデモだ’と言い合う。経済学、という学問上は、どちらがまっとうな考え方かは明らかでも、社会的、政治的な影響力と認識は、逆転しているケースが多い。そんな場合でも、「経済学」的な見地から、「こちらがまっとうです」というアピールの仕方が、どれほどの意味があるのかといところが、このところの疑問。

投稿者 esaka : 00:08 | コメント (0) | トラックバック

2003年05月28日

工作船

奄美沖で沈没した工作船が船の科学館で公開されることについての武田徹氏のbbs
船の引き取り手が日本財団だという。なぜわざわざ東京で公開?とは思っていたが、なにやら背後で、うごめいてるね。

投稿者 esaka : 18:49 | コメント (0) | トラックバック

2003年05月27日

blogってどうよ?

去年の夏に企画した特集が、諸事情あってやっとアップ。日本のblog事情も、この半年で大きく変わったわけだけど・・(^^;)。

投稿者 esaka : 23:05 | コメント (3) | トラックバック

2003年05月26日

お祝い

hana526.JPG祝。

投稿者 esaka : 23:50 | コメント (0) | トラックバック

チョムスキー評

もうひとつ、山形氏ネタ。チョムスキー評
「チョムスキーの政治・経済的な発言がタコだというのはまったくの事実です。さらにかれの "After the Cataclysm" がポルポト擁護のひどい本だというのもまったくの事実です。」

ついでに、アクビさんのチョムスキー資料ページ

911以後、日本で急激に評価をあげたチョムスキーだが、その毀誉褒貶が激しい。チョムスキー以外、アメリカの「帝国」を国内から激しく批判する語り手がいないため、どうしても氏の発言が注目されがちになる、ということはあった。アメリカ国内でどのくらい受け入れられていて、どのくらいの影響力があるのか、ということはなかなか分かりづらいし。最終的には、自分で原書にあたるしかないわけだけれども・・。

激変の後(After the Cataclysm)」が翻訳されてた。

投稿者 esaka : 17:59 | コメント (0) | トラックバック

消費税2007年引き上げの見通し

シオ爺が、2007年から消費税率を引き上げる見通しと発言
山形氏が、クルーグマンのインフレターゲット論に対抗して、増税のアナウンスを繰り返して、駆け込み需要を発生させ、景気を盛り上げよう!という案を98年の「ケイザイ2.0」(text only)に書いていたけれど・・ホントになった(^^;)。まぁ、財務省は、財政赤字のことしか考えていない、という可能性もあるわけだけれど・・。

あと、黒木のなんでも掲示板の黒木玄氏の発言をメモ。
「不況は個人の努力では解決できない問題なんですね。政府と中央銀行に効果的な経済政策を実行させない限り、我々は不況からなかなか抜け出せなくなり、長期間にわたって苦しみ続けなければいけなくなってしまいます。
 政府+中央銀行は不況に対抗できる唯一の経済主体です。個人と企業がどんなに自立した努力を続けても不況の問題は解決しません。場合によっては個人と企業の自立した努力によってさらに悪化する可能性さえある。」

投稿者 esaka : 01:31 | コメント (0) | トラックバック

2003年05月20日

渋谷の引力は・・

渋谷で打ち合わせ。いつもよりとりたてて人が多かったというわけではないのだけれど、何かグッタリ。あの街からは魅力も欲しい情報も商品も、ますますなくなっていく・・個人的に。。

投稿者 esaka : 20:58 | コメント (0) | トラックバック

2003年05月19日

「貯蓄率」急落 米に接近 

「貯蓄率」急落 米に接近 00年9.8%→01年6.9%
・最新の01年国民経済計算年報による
・原因は、高齢者の大幅増加。可処分所得に占める貯蓄率はマイナス15%程度。
・高齢者の人口比率が1%増えれば、日本の貯蓄率は0.5%以上減る
・日本の貯蓄率のピークは、70年代中ごろの20%台

「高齢者の人口比率が1%増えれば〜」にしても、急激に下がりすぎだと思うけど、何があったんだ?数字が何かおかしい。国債はどうなっていくんだろ・・。

投稿者 esaka : 13:14 | コメント (0) | トラックバック

2003年05月15日

有事法制が、いよいよ成立

 有事法制が、いよいよ成立しそう。個人情報保護法案といい、大きな法案がスルスルと決められて行く。無力。しかし、推し進めるにしても、止めるにしても、何かフィットする言葉を聞いたことないな。こちらの不勉強も問題なわけだけれど。民主党もこれで政権党となりうる資格を持った、とか言ったり、言われたりしているけれど、これまでそういう資格はなかったのか、って。いわゆる「現実派」の‘現実’とは何なのか、代替案の何が現実的ではないのか、というあたり、考えないと・・。
 グローバリズム賛成vs反対、というようなことが問題の焦点だった頃が懐かしい。
 そういえば、サウジで爆破テロ相次ぐ。アルカイダの仕業ということなってるわけだけど、笑う。
 
 嶋田氏によるクルーグマンのコラム翻訳「チャイナ・シンドローム」。

投稿者 esaka : 00:09 | コメント (0) | トラックバック

2003年05月11日

今週の指標

内閣府の「今週の指標」が面白い。

投稿者 esaka : 01:43 | コメント (0) | トラックバック

2003年05月07日

『The family of man』

yuyaketree.JPGある企画のために久しぶりに思い出す。エドワード・スタイケン監修によって1955年、MOMAで開かれた展覧会。2つの戦争を乗り越えた人々の反省と苦悩と、未来への希望が写真集からは感じられる。現在の、新しい戦後・戦中には、何かとてもフィットする。ちょっと前までは、「The family of man」は、なんだかクサイと思っていた。MOMAの写真部の名ディレクター、ピーター・ガラッシが、90年代に新しい家族、崩壊する家族、をテーマとした展覧会(名前を失念)のほうが、面白い、と感じていたのだけれど、あっという間に時代の雰囲気というのは変わるもの。

投稿者 esaka : 20:56 | コメント (0) | トラックバック

2003年05月06日

「難問解決! ご近所の底力」

NHKの新番組。「定年後の地域デビュー」やら「ふん害一掃大作戦」やらというどこにもである問題を取り上げて、解決策を導き出した地域に取材し、それを知らせることで、問題となっている地域住民が自ら考える・・「ためしてガッテン」の身の回り社会問題版とでも言えるのか。さすがNHK、しっかり手間がかかっていながら、あっさりしたエンターテイメントに仕上げている。
各自が問題に積極的にコミットし、原因を把握し、自ら解決する・・というDIYの思想の萌芽とも言えるものが、ようやく日本にも芽生えて来ているのではないか。不況による停滞から、現状の把握と積極的な工夫をもたらしている。それって成熟?
政治・社会的には、アカウンタビリティの要求。個人としては、セルフビルド・・まで行くか?

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2003年05月03日

「日本国憲法の誕生」

 国会図書館、力入れたな〜。
日本国憲法の誕生」。ついついじっくり読んでしまう。よくできてる、このサイト。憲法記念日だと。

公園で、まったり&ぐったり。

投稿者 esaka : 14:50 | コメント (0) | トラックバック

2003年05月01日

MovableTypeに変えてみる

tree502.JPG 今日から、MovableTypeに変更。当初は、blogger.comを使っていたけれど、mac0S+IE5では、どうも不安定。それになかなか自由が効かないし。で、途中からテンプレートだけ拝借して、手でHTML化。それでも、よかったわけだけど・・MovableTypeを試してみる。キコウさん、お手数をおかけしました〜(^^;)。
 これまでの「Memo&Diary」は、こちら

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