2007年07月09日

TVブロス「ネット探偵団」に・・

そういえば・・「TVブロス」の6月9日号「ネット探偵団」で取材していただきました。聞き手は、川崎和哉さん。ありがとう。長文が、こちらのウェブに掲載してある。

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2007年01月16日

「治安の悪化はあったのか」

 たまった新聞切り抜きの整理。ちと古いが、12月17日日経「治安の悪化はあったのか」。国民の多くが治安の悪化への不安を感じ、国も2003年9月には、犯罪対策閣僚会議を開くほどに至ったのだが、これには、統計上の見かけで一種の神話だ、とする"神話派"と、治安の危機は現実だ、とする"現実派"がいた。

 神話派で有名なのは、以前エントリーした河合幹雄『安全神話崩壊のパラドックス』
だが、「一般刑法犯(交通事故関係を除く刑法犯)の認知件数」は、2002年から減り続けていて、2006年は、11月現在で前年同期比9.9%減。神話派も現実派も、この急変の解釈に困っている、という。

 河井氏は「一番うがった『治安回復策が効果を上げたとするために数字を操作している』というのは違う。本当に減っている。しかも減り方が大変なものだ。経済とりわけ失業率の好転など、いくつか原因が考えられるが、現在の犯罪情勢の実態はまだつかみきれず説明しきれない」。

 日経の記事は「犯罪情勢が急変している可能性があるのに、ある時は解釈が分かれまた別の時には解釈をしかねるのは、犯罪・治安の実態を測る調査・統計が不備だからだ。犯罪情勢が国民の心配事になって十年になろうとしてするのに、おかしなことではないか」。

 印象と実態が異なる事柄は多いけれど、この"治安の悪化"については、メディアの煽った報道からの印象もあって、そのギャップが大きそう。犯罪性を判断する警察の基準が変わってしまうのでは、統計そのものが当てにならないし、しばらく"よくわからない"状況が続くのか・・。

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2006年10月03日

スペースシップ2のインテリアコンセプト発表

 先週から行われているWIRED誌の「NextFest forum」で、ヴァージンのリチャード・ブランソンが、スペースシップ2のインテリアコンセプトを発表した。2004年、初の民間宇宙飛行に成功し、「Xプライズ」を獲得したスペースシップ1の開発者とブランソンは協定を結び、ヴァージングループが宇宙旅行ビジネスに進出することを発表していた。
(参考:WIRED NEWS: 『スペースシップワン』、ついにXプライズを獲得英ヴァージングループ、宇宙旅行ビジネスに進出

space.comで、スペースシップ2の打ち上げから、遊泳、帰還までのコンセプトビデオが見られるのだが、これがいい。宇宙旅行をビジネスとしているだけあって、人をただモノとして"打ち上げる"だけでなく、宇宙旅行の"イメージ"を大切にしている。このビデオにしても、多くをキューブリックの『2001年宇宙の旅』のイメージを踏襲している。また、気になったのは、搭乗者のウェアとヘルメットのデザイン。これらが実際の機能を伴って現実化されるのだろうか? 映画やアニメではなく、それが現実世界で、"未来イメージ"をデザインしようとしているのは、凄い。

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 日本では、クラブツーリズム社がヴァージン・ギャラクティックス社と提携して、宇宙旅行希望者を募集していた。お値段、20万ドル。4,5分の無重力体験。ちなみに、先日、日本人初の民間での宇宙旅行を行う予定で話題になったロシアのソユーズは、10日間でおおよそ22億円。

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2005年12月03日

子供の時間、大人の時間

 今週の「三丁目通信」でこんなこと書いて、時間の感覚の違いについて考えていた。

「もう12月の声。早すぎる、早すぎるよ。よく言われることだけれど、子供の頃に感じた時間とこんなにも違うのはどうしてなんだろ。脳細胞の分裂速度や代謝の影響? 積み重ねられた記憶と関係があるの? あと、田舎に行くと、時間の流れが急にゆっくりに感じるのはどうしてだろ。 受け取る情報量に関係があるの? う〜ん、よくわからない。
 これだけ時間があっという間に過ぎていくと、"時間"そのものを購入したくなる。ある種のサービス産業は時間の売買ともいえて、そうした需要は強まっていくんだろう。ただ、時間が購入できるようなサービスはいいけれど、立て替えの効かない「経験」、特に「初体験」は、ますます価値あるものに思える。奮発して金を払うなら、ブランド品じゃなく、「初体験」だな・・。」

 というわけで、図書館で「Newton」のバックナンバーを借りてくる。2004年10月号「時間とは何か?タイムとラベルは可能か?」特集の「子供のころの時間はなぜ長いのか?」をメモ。

心理学でも時間は重要な研究テーマで、子供の頃の時間が、大人になってからにくらべると長く感じられることについては諸説ある。
・6歳の誕生日までの1年間はその時点の生涯からすると6分の1だが、40歳にとっての1年は40分の1にすぎない。この比率が心理的な時間の評価に一役買っている。
・子供のころは、毎日新しい経験をして、それが一つ一つ記憶されていく。大人になってからの体験は、過去の体験と同じようなことが多いため、後で回想しても記憶の量が実質的に少なくなり、時間を短く感じてしまう?
・海馬(脳の中で記憶の形成に関係する部位)の中を、どれだけ記憶すべき情報が通過していったかが、思い出す時間の長さを決める?
・大人は時計を使った時間の長さを計測する事に慣れているが、子供は「出来事」からの影響が大きい。
・時間の長さを判断する要因。1つ目は、時間経過に注意が向けられているほど時間は長く感じられる。2つ目は、出来事が多いと時間は長く感じられる。これは大人より子供のようが強い。3つ目は、体温の上昇や薬物の効果で生理的テンポが速くなると時間も長く感じられる。子供のほうが生理的テンポが速いから、子供は時間を長くかんじやすい。(福山大学・松田文子教授)
・子供の頃は、代謝が活発でエネルギー消費量が大きく、生理的なテンポが速いために、まわりのテンポが相対的に遅く感じられ、時間を長く感じる?(東工大・本川達雄教授)
人が旅行などをして、新しい経験に価値を求めるのは、日常を流れる時間から脱して、「長く感じられる時間」を得ようとして、とも言える。いっぽうで、同じ旅行中であっても、「田舎に行くと、時間の流れが急にゆっくりに感じる」については、どう考えればいいんだろう。

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2005年06月17日

NHK-BS「ワイシャツに熱い心をこめて」

 NHK-BSで「ワイシャツに熱い心をこめて〜ウガンダ・柏田雄一」を観る。「遠くにありて にっぽん人 」というシリーズ。ウガンダで、 40年前にワイシャツ工場を作った日本人の話。その丁寧に仕立てられたワイシャツは、ウガンダ国内で有名で、大統領も着るほど。その日本人の老人は、300人近い従業員を雇い、ワイシャツ作りの基本を丁寧に、厳しく従業員に教え込む。目標は、工場そのものをウガンダ人に任せ、その製品を輸出することでウガンダ経済を潤すことだ。
 その土地に根付き、孤軍奮闘する老人の姿も感動的だったのだが、面白かったのは、大らかな気質のウガンダ人従業員の初歩的ミスに怒る社長への従業員の対応。一言で言えば、すべてが純真なのだが、ウガンダでは、人前で相手を怒鳴ることはほとんどなく、 相手を怒鳴るのは、殴るのと同じだという。その老人曰く「ウガンダは、昔から豊かな土地だったから、あくせくしたり、争ったりということがなかったんでしょう」という。
 ただ、昔はよかったとか言うつもりはないけれど、日本の近代化が、何を失い、何を得たのか、日本にいるとなかなかわかりにくくなる、と改めて認識。

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2005年05月29日

Newsweekの謝罪

キューバのグアンタナモ基地でコーランが冒涜されていると Newsweekが報じてアフガニスタンやパキスタンが暴動が起きている。今週の Newsweekは謝罪と言い訳に四苦八苦。騒動の元になった記事は、日本版では掲載されなかった小さなものらしいが、今回は 5ページを割いている。 Newsweekの編集主幹やコラムニストが書いた記事よりも、第三者の立場で寄稿した英ガーディアン編集主幹のアラン・ラスブリッジャーのコラムのほうが面白い。 78年にワシントン・ポストのデービッド・ブローダーがピュリッツァー賞を受賞した際に行ったスピーチでこういったという。

「われわれは、次のことを何度でも繰り返して言うべきだ・・あなたちの家に届く新聞は、過去 24時間に私たちが聞いたことの一部について、部分的で性急かつ不完全で、必然的な欠陥を伴う、不正確な説明を施したものである。
 事実が大きくゆがめられないうよう最善の努力をしているが、1時間くらいで読めるように記事の内容を圧縮する過程で歪曲が生じる。新聞というものを正確に説明するなら、こう申し添えたい。私たちは与えられた状況の下で最善を尽くしました。明日、また修正を加えた最新版をお届けします、と」
さらに、ラスブリッシャーは、こういう。
「報道機関がメディアを支配していたころは、ミスが指摘されることは少なく、対応を迫られることは滅多になかった。だが、技術の進歩で状況は変わった。・・
 そこでわが社は、「読者編集者」というポストを設けた。独立した立場で記事の補足や訂正、批判などを紙面上で行うのが仕事だ。ただし、既存の読者や将来読者になる人々の信頼を得るには、報道プロセスをもっとオープンにする必要があるだろう」
ジャーナリズムは完璧ではない、というある意味、当たり前なわけだが、それを認めるところから出発して、どうやって「価値」を構築していくのか、ということが問われる。人ごとじゃない、もちろん。

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2005年04月02日

「Web creators」5月号

「Web creators」5月号に「Web制作プロジェクトの舞台裏」ということで取材していただいた。当日は、インフルエンザ末期で、頭はボーっとしていて、口もしどろもどろで、とんでもない状態だったこともあって・・たいしたことお話できなかったわけですが。担当の方すみませんでした。

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2005年01月12日

振り込め詐欺、被害252億円

このブログでは、あまり時事的なことを書くつもりはないのだけれど、今回はあまりにとんでもない数字を記録するために(参考→ asahi.com)。
オレオレ詐欺の昨年1月〜11月までの被害額が252億円。約1万8000件発生。すでに528人が詐欺・恐喝容疑で逮捕。このところ増えているのが、架空請求詐欺。11月だけで約6億3000万。
正月から偽札が発見されてかなり騒がれているが、振り込め詐欺は252億というとんでもない金額の割に、メディアの報道があまりに少なくないっすか?

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2004年12月27日

サーバーお引っ越し

事情あって、居候させていただいてたサーバーを引っ越し。ついでにMTも2.6から3.12へバージョンアップ。で、アーカイブのディレクトリ構造が変わってしまった。エントリーに直リンク張っていただいた方すみません。

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2004年11月11日

『編集会議』“一人編集長”入門

今出ている『編集会議』の12月号、「パーソナルメディアで情報発信 “一人編集長”入門」という特集で取材していただく。企画の意図としては、blogの一般化で、大量に出現した“編集長”は、既存のメディアの“編集長”と同じと言えるのか、という点だった・・と思う(たぶん)。
流通段階で、媒体数が制限されている出版と違い、ネット上のコンテンツは、ネットに上がっている段階で、すべてが等価だ、というのが、基本的な僕の考え方だ。だからこそ、そういった状況の中、職業として何をなし得るのかということを日々突きつけられている。で、誰もが記者・編集者になりえるこの時代、職業としての編集者にはどんな可能性があるのだろうか、という点については・・雑誌をご覧ください。
『編集会議』という読者対象が特別な媒体だけあって、「編集長」とか「編集者」という言葉に、かなり特別な思い入れを感じたが、Hotwiredもまさに‘一人編集者体制’が長いこともあって、ぼくの場合、そのあたりの思い入れはかなり希薄なようだ。結局、個人として何ができるのか、がよりシビアに問われる時代であることは間違いない。

今回の企画もそうだが、blogの流行で、出版界やジャーナリズム界への影響を問う企画が増えているが、インターネットが一般化し、個人がホームページを作成するようになった95年ぐらいから、すでにこうした事態は始まっていたのだ。、それでもblogの流行をきっかけに、出版界や新聞業界が、自らの今後について考えることは、新しい動向から目を背け、既存の枠組みの中に閉じこもろうとする姿勢よりはマシだろうと思う。先日エントリーした青木日照+湯川鶴章『ネットは新聞を殺すのか』も、新聞界はこうした姿勢がこれまでほとんどなかったからこそ、評価したいと思った。

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2004年11月03日

サバイバル・テクノロジー

新潟で震災に会われた方々の、時に笑みさえも浮かべてマスコミに対応する様は、本当に関心するばかりだ。神戸の時も、海外のマスコミが驚いていたようだが、極限状態でも取り乱すことなく淡々とできる(してしまう)のは、なかなか理解しづらいのだろう。日本人の自然観が影響しているに違いない。そしてその自然観は、頻繁に起きる災害によっても形作られてきたのだろう。人の力はあまりに小さい・・。
本当に、心からお悔やみお見舞い申し上げたいが、やはりいざという時、政府はまったくあてにならないことを再認識する。神戸での教訓は、ほとんど活かされていないようだ。
では、個人として何ができるのか。98年にそんな思いに駆られて「サバイバル・テクノロジー 〜そこにある「危機」を生き抜くための技術」という特集を組んだことがある(→こちらText onlyはこちら)。そこで「緊急事態に備えて5つだけモノを用意するとしたら、あなたは何を手にしますか?」というアンケートを各界の方にとっていて、いろいろ考えさせられるのだが、今の僕だったら何を選ぶだろう。このアンケートの中では、故景山民夫氏の答え(この回答をいただいて、数日後に亡くなられたので、もしかしたら遺稿かも・・)が一番、現実的にしっかりとした対応ができるように思う。自動車が住居兼移動兼情報収集手段(ラジオ)になる、とも書かれている。

また、いったん壊れると広範囲が長期間、大きな影響を被る電気・ガスのライフラインは、やはり分散化を進めるべきだと思えて仕方ない。経済性を考慮に入れずに、急進的な夢のようなことをただ唱えていてもしょうがないが、電力供給源の多様化は、こうした災害時にも、またさらなる原油の高騰時にも、より柔軟に対応できる可能性があるように思える。

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2004年09月30日

スペースシップワン

再使用型の宇宙船に3人が乗って、2週間以内に同じ機体で2度、高度100キロまで飛行した民間人に1000万ドルの賞金を与える、というX PRIZE。昨夜、ポール・アレンが保有するスペースシップワンが第一回目の飛行に成功。先日、このスペースシップワンに、ヴァージン・グループが技術供与を受けて、宇宙旅行を商品化すると発表して話題になっている。一人当たりの料金、11万5000ポンド(約2300万円)以上。テレビでは、搭乗予約しているという日本人が映っていたが、いらっしゃるものです・・(^^;)。

・日本では、livedoorが支援?しているようだ。→blog
・なんといってもこちらのサイトは力入っていて凄い。→「宇宙旅行ポータルサイト」
・「スペース・アドベンチャー」NTTトラベルサービス宇宙旅行体験ツアーデスク
まで(^^;)。お一人様、約1122万円也。

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2004年07月26日

NHKスペシャル「にっぽんの〝ゴミ〟大陸へ渡る」

タイトルから、日本から不正に輸出されたゴミが、中国で環境問題を引き起こしている・・というような内容を予想していたのだが、まったく違った。日本のゴミを中国人バイヤーが買い取っていて、それを中国でリサイクル、再生しているという話。
具体的には・・数年前、ペットボトルのゴミ化は、日本で大きな問題になった。リサイクル法ができて、最近ではペットボトルから服などの再生品が生まれている。ところが、今、ペットボトルを中国人バイヤーが買い取っていくために、日本のリサイクル業者の手に入らなくなっている。中国では、日本ほどペットボトルを長い繊維に再生するような技術は今のところないが、梱包用ビニールテープや人形の中綿などに再生し、その需要は高い。リサイクル工場に建てられていた看板は、「資源は有限、リサイクルは無限」。人件費が安いために、原料を輸入・加工するよりも、ゴミを輸入しリサイクルしたほうがコストが安いのだ。
日本では、かってのゴミ埋め立て地を掘り起こし、「このゴミも商売になる」という。
闇ルートで輸出されたPCが、リサイクルされる際に出る未処理の汚染物質などの問題も紹介されていたが、ゴミをめぐる状況は、中国の出現で予想を超える局面に入っている。しか〜し、いつまでもこの状況が続くわけはないだろう。リサイクルや資源原料の価格次第で右往左往し、また国内で溢れた・・というようなことになるんだろう。捨てて、拾って、掘り起こし、また捨てる・・。

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2004年07月19日

NHKスペシャル「トラック・列島3万キロ」

18日のNHKスペシャル「トラック・列島3万キロ」を見て驚く。近年、急激に変わったサービスのひとつが宅配だ。遠距離でも以前では考えられなかったほど短時間に届けられるようになったし、時間指定などの新しいサービスが次々生まれてきた。それにオンライン・ショッピングの増加は、その分宅配が増えているということだろう。近頃では、本もほとんどネット買い→宅配だし。また、在庫を持たないジャスト・イン・タイム生産を可能になったのもトラック物流が、さまざまな需要に対応してきたからだろう。そのトラック物流の現場がどうなっているのか・・。このドキュメンタリーで観た現実は、想像以上に過酷なものだった。
荷主の配達時間厳守の要求は厳しくなるいっぽう(遅れた場合、罰金を取られる。番組内でのケースでは、運賃よりも罰金のほうが高額だった)。また、東京〜大阪間の運賃相場は、ここ数年で徐々に下落していてついに5万円台に突入し、ガソリン代などの経費を除くと赤字になりつつある、という。さらに、トラック会社はスピードリミット装置(GPSで常に速度を監視し、制限以上越えると警告音が鳴る)を取り付けることで、「安全運転」を顧客獲得のウリにしようとする。会社の制限した走行速度を守りながら、荷主の時間制限を守るためには、トラック運転手が取れる手段は休憩時間を削るしかない(交差点の信号が赤の間、ハンドルに突っ伏して寝ていた)。荷物を運んだ市場でも、人員削減が進んでいて、荷下ろしを運転手一人で行わなければならない。さらに指定意外の高速道路などに乗ると、その料金は運転手持ち。
今の日本の社会を陰で支えている産業であることは確かなのだが、このままでは破綻をきたす日も近い気がする。ここも中小が大手にどんどん吸収されていくという流れか・・。
顔に深くシワが刻まれたクリント・イーストウッド似のベテラン運転手がカッコよかった。

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2004年07月05日

言い訳です。

先週、引っ越し&体調崩してて、blogの更新できず・・。溜まった切り抜きなど、徐々に遡りながらメモしていくつもり。

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2004年06月21日

NHK「あしたをつかめ〜平成若者仕事図鑑〜」

このところのNHK教育は、かなり頑張っていると思うが、今日の新聞の番組案内に出ていた「あしたをつかめ〜平成若者仕事図鑑〜」もいい企画だ。

「この番組は、社会へ出ることを考え始めた10代後半〜20代前半の方に、さまざまなジャンルの職業を紹介し、その特徴や魅力について考えてもらう“仕事ガイダンス番組”です。」
今日、紹介されていたのは、桐タンス職人のお兄さん。淡々としつつ、仕事に打ち込む姿がなかなかよかった。
フリーターが増加し、働くことに意味を見いだせない若者が増えている今、職業の‘魅力’や働く人の真剣な姿を見せることは、大きな意味があると思う。
村上龍の『13歳のハローワーク』にヒントを得たのかもしれない。『13歳の〜』は、一見子供向けの職業案内の体裁をとりながら、いつもの村上読者を対象にした社会批評的メッセージが溢れ出ていて、ひたすら邪魔な気がしたけれど、あの本のコンセプトは、こうしてひたすら対象を映像で追ったほうがいい。補足情報がサイトに載っているのも親切だ。

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2004年06月11日

Book offに買い取り断られる本

本を整理して、ブックオフに引き取りに来てもらう。今回は、1000冊ぐらい。ところが、チェックが終わると、半分ぐらいは引き取れないという。買い取り価格の安さや値段設定基準はもう驚かないが、買い取り不可の基準はよくわからない。書き込みがしてあるものや、日焼けが酷いもの、コンピュータ系で古くなったもの、まではわかるんだけれど、その他は謎だ。買い取り不可と言われた本を整理しなおすと、新刊同様のものもいくつもある。・・売れなさそう、という基準もあるのか?
今回は、カルチャー・思想系を主に出したのだけれど、まぁ、ニッチではある(^^;)。しかし、どうしようかと迷った末に、部屋が狭くなるだけだからと放出を決めた、今はなきサンリオ文庫やペヨトル工房やリブロポートのものはほとんど買い取り不可だったのは笑った。捨てるかな。

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2004年05月29日

HWJラウンジ・オフ会

前のエントリーで、日本のネットコミュニティでは、オフ会があまり盛んではないようだ、と書いたけれど、Hotwiredのラウンジユーザーのオフ会に呼んでいただいたので参加する。3年ほど前にも、一度参加させていただいたことがある。本来なら、編集部のほうなりでたまにはこうした企画をたてるべきところを、僕がそうした企画を立てるのが得意じゃない、ということもあって、またユーザーの方中心の会に参加させていただく。頻繁に飲み会などがあるようなので、すでにいわゆる‘オフ会’という感覚とは違う関係ができている、とのこと。こちらの手抜かりでなかなかメンテナンスが行き届かないのだけれど、こうしたネットワーク形成にお役に立てたのは嬉しい限りだ。なんだか、ひさびさにホッとした気分になる。

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2004年04月15日

BEGIN発案「一五一会」の廉価版「音来」

以前から、BEGINが発案した楽器「一五一会」の動向が気になっていた。以前のエントリーでも書いたように、近年、CDの売り上げが激減が問題となっているが、いっぽうで、音楽の消費者から生産者へと、‘音楽を愛する形’が変わってきているように感じている。周囲にも、気軽に演奏を楽しむ人たちが増えているし。

そんな需要に、「一五一会」は確実にフィットしているように思う。BEGINの比嘉栄昇が「一五一会」を発案するにあたってのコメントだ。

「世界中でギターを弾こうとして挫折した人は沢山いるのではないかと思いを馳せていました。あ〜三線の気楽さでギターのように弾き語れる楽器があったら、みんなの暮らしがもっと明るくなるのに、、、。そう思ったとたん、「そうだ、三線とギターをチャンプルしよう」とひらめいたのです。」
この「一五一会」を製作しているのが、あのヤイリ・ギター。良質なギターを作ることで評判のメーカーだが、質へのこだわりから、「一五一会」も生産が注文に追いつかない状態だったらしい。そこで発案されたのが、廉価版の「音来」。この製作にあたっての苦労は、先日、NHKのドキュメンタリー番組で放映されていた。多くの人に楽器を楽しんでもらいたい、という気持ちと、最低限の質を守りたい、というヤイリ・ギターの社長の葛藤がなかなか感動的だった。
現在予約中で、近日発売だが、発売以後の動きが楽しみ。

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2004年04月14日

日本歯科医師会会長逮捕

診療報酬の引き上げをめぐって、日本歯科医師会会長が、元社会保険庁長官に賄賂を贈ったとして逮捕された。(→asahi.com)
日歯連には、会員6万4千人のうち、8割近い5万2千人が加入。2002年までの3年間に、自民党の政治資金団体に計約15億円を寄付し、参院比例区では、議員を送り込んでいる。このほか、この3年間に、政治家120人に、寄付やパーティー券購入で総額22億円を献金。(→Yahoo! news)
今度は、歯科医師会だが。この前から、日本医師会と政治のパワーバランスが気になっていたところ(→水巻中正『ドキュメント日本医師会』)。
原因は、保険制度改革のためなのか、このところ、急激に医師会や歯科医師会と政治の関係が変わって来ているようだ。それにしても変化が激しい。

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2004年04月09日

OMソーラー S-kit

ついに、イラクで日本人3人が、武装グループに拘束された。政府のアクションに注視していきたい。

さて、昨日、新聞広告で大きく「OMソーラー S-kit」が掲載されていた。OMソーラーは、屋根面の太陽熱で空気を暖め、その暖気を住宅内部に導入するというパッシブソーラーシステム。このOMソーラーに適した住宅システム「フォルクスハウス」を考案したのが建築家・秋山東一氏で、「フォルクスハウス」を進化させた「Be-h@us」について取材したこともある(→ Hotwired)(秋山氏のblog)。今回の「S-kit」は、フォルクスハウスをよりシンプルにし、適応範囲を、住宅からガレージまで拡げたもののようだ。

Sキットは、「建物は、やりたいことをするためのツールである」ことをモットーにしている。建物がシェルター(覆い)だと言われるのは、古来、自然の猛威や外敵から身を守り、自分確保の場と考えられているからである。それをわれわれは、もう少し積極的に自己実現の場と考えたい。

Sキットは、そのために用意された小さなBOX(箱)である。小さいからやれることが限定されるのではなく、逆に、小さいから知恵が湧き、工夫が生まれ、世界が生まれるものと考えたい。

S-kitのコンセプトそのものも面白いが、セルフビルドで建築されることを想定して、「住宅を設計する上で知っておくべきポイント」や、「切り絵セット」までウェブで公開されえているのは、さすがだ。

日本人と住宅の関わりは、この数十年かなり歪んだものになっていることは間違いない。
ここ数年、建築家を‘ファッションブランド’のように扱う流れも生まれているが、それも、かってのハウスメーカー主導の‘既製服’に満足しない人々が、新しい指針を求めて有名建築家という‘ブランド’に依存している時期、と言えるだろう。ファッション流行の変遷をたどってみると、80年代のDCブランドブームを経て、そのあと個性重視の組み合わせの時代が来ることがわかる。建築でも、同様だ。
個人で「住宅」と向き合うためには、まず、そうした‘ブランド’も含めて、情報を増やし、個々人で判断できる力を備える必要があるのだろう。
劣悪な環境や高額ローンがもたらす精神的な重圧など、我々日本人の生活に「住宅」がひじょうに大きな陰を落としていることも事実。5日のエントリーで、医師と市民の関係の変化に興味がある理由を書いたが、医療問題に関心を持つのと同じ意味合いから、「住宅」の今後にも大きな関心を持っている。さらに絞り込むと、そこにネットなどのテクノロジーがどう関わりを持てるのか、ということに興味があるのだが。
今回の「S-kit」のような試みがひとつにきっかけとなって、徐々にまっとうな方向に矯正されていくことは間違いないだろう。

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2004年04月04日

アメリカ短期滞在にもバイオメトリクス認証

アメリカに入国する際、指紋と顔写真撮影の義務化する「US-VISITプログラム」の対象が、9月末までに短期滞在にも拡大される。
もともと、アメリカが、バイオメトリクスを記録した旅券を今年の10月までに導入するように各国に求めていたのだが、これに対し各国が間に合わないと返答したために、期限を2年先送りし、この代替として始めたのが「US-VISITプログラム」。これがスタートした1月段階では、日本人の場合、長期滞在以外の観光、商用は対象外だった。

さら〜に、先週のWIRED NEWSで「パスポートが「世界規模のバイオメトリクスIDシステム」に?」という記事も配信したところ。国連の専門機関国際民間航空機関(ICAO)は、パスポートの身分証明の標準としてバイオメトリクスを採用することを決定した、という。
テロ対策という名目の元、着々と監視・管理の目は強化されている。RFIDビジネスは、さらに活性化しそうだけれど。

●関連エントリー
US-VISITプログラム

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2004年04月01日

ノイズ・キャンセル

ずいぶん前から喫茶店で本を読むのが好きだったのだけれど、最近ダメになってきた。以前は適当なBGMになった周囲の会話が、気になって仕方ない。それに、家では、イーノのアンビエントばかりかけてる始末。かっては、ニューウェーブの中でもノイズ・ミュージックやら、フリージャズを爆音で好んで聴いていた時代もあったのに・・年齢のせいだろか。
で、外出した時に、周囲の音をシャットアウトするために「ノイズ・キャンセリングヘッドホン」を探す。検索すると、出勤時の騒音を苦にしている人が多いのに驚く。Bose のQuietComfort2は有名だが、高価だし持ち運びに大きすぎる。インナーイヤータイプのSonyのMDR-NC11は比較的お手頃だが、外の音を消すかわり、かえってホワイトノイズが気になる、という話も。ノイズキャンセルではないが、耳にフィットするカナル型イヤホンSHUREのE2Cは遮音もし、音がいいらしい。同じカナル型ならパナソニックのRP-HJE50はお手頃。遮音だけならいっそのこと耳栓SILENCIA。と候補を挙げて、お手軽なところから、RP-HJE50とSILENCIAを買う。いまいち・・。
心地よい「静けさ」が大きなビジネスになる時代もすぐそこか。

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2004年03月26日

「監視社会」EU世論調査

24日の朝日新聞「開戦から1年(5) 監視社会」から。
・テロ撲滅のため電話の会話をモニターすべきか(EU加盟国平均、03年調べ)
 賛成61% (容疑者なら賛成40%、裁判所の監督下で賛成14%、全員をモニターすべき7%)
 反対33%
わからない6%
・警察の個人データ利用をどう考えるか
 信頼する (91年55%、96年65%、03年72%)
 信頼しない(91年33%、96年27%、03年21%)
国別では、イギリスはほぼ横ばい、フランスは41%→67%、ドイツは48%→75%

テロへの不安の高まりが背景にあるのだろうが、電話のモニター監視を6割以上の人が容認しているのは意外。

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2004年03月23日

藤原帰一「論壇の正体」

朝日新聞でこの2年続けられた藤原帰一氏の論壇時評最終回がなかなか面白い。以下、メモ。

・論壇の実態は、発行部数が多いとは言えない雑誌の一群。狭い世界だ。
・何が書いてあるのか、読まなくてもわかった気になることも多い。
・議論の中身にも、顔ぶれにも新味がない。
・10年前のものといっても通りそうな目次。題のつけかたが似ている。カッコが多いところ、大げさなな言葉遣い。
・雑誌も読者も棲み分けているだけに、異なる意見を持つ人々が議論することはない。
・よって、書き手も読者も論壇から離れていくのは当然だった。
・論壇の議論が停滞した第一の理由は、日本の政治の閉塞と連続性。政治を自分の手で変えることができるという手応えのあるとき、政治について議論する意味も生まれる。
・「サンデープロジェクト」のようなテレビ番組が雑誌に代わって、論壇の機能を持った。
・現実追随と現実無視が向かい合う限り、読者にとって意味のある議論が生まれるはずもない。
・論壇一般が停滞する中にも、現実をより丁寧にとらえようとする文章もあったのが、荒れ果てた論壇に残された希望。

『世界』やら『中央公論』やら『文藝春秋』やら『正論』の総合誌が、長いあいだ魅力のないものとなっているのは確かだ。藤原氏の担当したこの2年は、9.11と2つの戦争があったのだから、状況としては‘激動’と言っていいはずだが、この間を担当した論壇時評の結論が、「古い議論のくり返しばかり」ではあまりに情けない。藤原氏の指摘を見てみると、日本政治の閉塞性という問題と、雑誌の編集の問題に分けられる。政治の閉塞性は、いかんともしがたいけれど、この分野でも、今こそ、もっと面白い雑誌ができるはずと思うが・・。

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2004年03月22日

防犯カメラ 都内700台

以前、イギリスの監視カメラの多さを話題にしたが(「英でIDカード論争」)、東京の防犯用街頭カメラが2年で700台まで増えたという(asahi.com)。渋谷のセンター街に10台、池袋西口に20台の2地区で、設置費用は計1億4千万円。都が負担。カメラの画像は、渋谷、池袋署と警視庁本部の生活安全総務課で監視。1週間保存し、捜査に利用する際は都公安委員会に報告。カメラの付近に、「防犯カメラ作動中」を表示(60cm×18cm)とのこと。
これまで都内の防犯カメラの正確な数を見たことがなかったが、700台ということが判明。ただ、これは当局によるもので、民間はまだわからない。先日、検索したところでは、民間をあわせると都内におよそ200万台、という数字があったのだけれど・・。たしかに、コンビニなどやマンションに設置されているものを入れれば、このくらいはあっても不思議はないのが実感。そうなると、監視カメラが多い、とされているロンドンの「民間42万、公共8万」という数字との比較は、どのレベルですればいいのかちょっとわからなくなる。

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2004年03月19日

U-23×UAE

soccer040318.JPG
試合の前から、下痢。恐るべしUAE! って関係ないか・・(^^;)。

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2004年02月27日

麻原彰晃死刑判決

長かった裁判。この事件については、なかなか冷静に語れない。教団の信者の多くと同世代ということもあるし、80年代後半から90年代前半にかけて、日本の社会にいだいていた違和感を考えると、自分がいつあちら側に立っていても不思議はなかったという感覚もある。
また・・「スタジオ・ボイス」で、91年に麻原に取材するため上九一色村の本部を訪ねている。当時は、新興宗教がちょっとしたブームで、主にそのことにまつわるインタビューだ。もちろん、オウムそのものを礼賛し、PRするつもりはなかったが、当時のSVは、他にもファッション写真や映画音楽の特集とともに、ニューエイジや精神世界の特集も何度かやってもいて、それがひとつの特徴でもあったし、好評でもあったのだ。それらの記事と、事件と何か関係はあったかどうかはわからない。ただのインタビュー記事だから、他誌でもたくさん掲載されていたはずだ。だが、媒体の特徴とそこに掲載する記事の役割と責任、ということは考えさせられた。
というわけで、あれ以来、この件に関しては、なかなか人ごとのように語ることができないでいる。

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2004年02月18日

対オマーン戦

soccer040218.JPG
トホホな試合。試合後の混雑を避けるために87分に席を立つ。というわけで、久保のゴールは、駅に向かう途中、スタジアムから響く大歓声で知る。。_| ̄|○

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2004年02月10日

いとうせいこうライブ

いとうせいこう氏から、ライブを録音したものが、ネットに上がっているので、聴いてみて、と連絡いただく。去年、大阪のマカオというクラブで初顔合わせのミュージシャンとリハなしでやったものだそうだ。なかなか凄いです。サイトはこちら
聴き方は、 →一番上に出る[ALL]  →そこからSEIKO ITO
「ふたつの暴力は一気に否定されなければならない。
そうでなければ、同時に肯定されなければならない。」

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2004年02月09日

音楽CD逆輸入規制

海外で生産された音楽CDの逆輸入を規制するために、著作権法を改正しようという動き。この動き、年末に発覚して以来、あれよあれよという間に、3月上旬には閣議決定をへて、国会に提出する、という。(参考:毎日新聞
これに対して、弁護士・岡村久道氏は、ウェブ「情報法学日記」で、
「こんな愚かな改正条項が通れば、私はこれまでのように著作権法の専門家と名乗ることが今後、恥ずかしくてできなくなります。」とのこと。
先日のエントリーでも、音楽産業の急激な衰退について書いたけれど、音楽を愛する者と、音楽産業の思惑は離れるばかりだ。
考えてみると90年代は渋谷に外資系レコードメガショップが林立して(HMV渋谷は90年)、「CDショップ」が、街のイメージの中心に君臨していた時代でもある。それ以前は、その役割を「ファッション」が担っていたように思う。99年頃、いっとき「デジタル」でもあったが。
98年をピークにCDシングルの販売数は、急激に減少しているといういうが、もうすぐ渋谷の街の顔としての役割も終わりそうだ。その次は何なのか・・思いつかないのだけれど。
そして、そうしたマーケット中心の流れとは一線を画す形で、音楽を愛する者の形も変わって来る、来ている?気がする。

●関連情報
「文化審議会著作権分科会報告書」の概要(文化庁)

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2004年02月07日

カラシニコフ

武器マニアではないのだけれど・・朝日新聞の連載「カラシニコフ 銃・国家・ひとびと」が面白い。
これまでの連載で記憶に残っていることをまとめておくと・・
・カラシニコフによって開発されたAK47は、50年代から量産体制に入り、その高い性能で敵国の脅威となった。
・AK47は、中心部の構造が単純で頑丈なため、踏みつぶした銃弾でも発射することができる。
・AK47は、他の銃のようにあえて精密に作らず、中心部品の間に空間を空けたことで、故障せず、メンテナンスが容易。そのため、砂塵や錆に強く、砂漠地帯や熱帯雨林での使用に優れる。
・ベトナム戦争では、米軍が使うM16が、錆で弾詰まりを頻繁に起こしたため、前線の兵士は、M16を捨て、敵軍から奪ったAK47を使った。イラク戦争も同様。
・ソ連は東欧諸国にAKの生産ライセンスを与え、東欧各国、中国、北朝鮮など20カ国で生産。そしてこれらの国から中東、アフリカに輸出された。
・ソ連はAK47を「通貨」としてつかった。兵力2万のモザンビークに、約17万丁のAKを輸出。モザンビークのインド洋岸は世界有数のエビ漁場で、ソ連はそこから大量のエビを持ち去る代金としてAKやロケット砲を支払った。

●追記
続いて、連載「カラシニコフ」から。
自衛隊が使っている89式自動小銃は、1丁34万7354円。防衛庁は、02年に2948丁を発注(10億2400万円)。AK74のロシアでの工場渡し価格は1丁120ドル。89式自動小銃は、愛知県の「豊和工業」でつくられている。国産自動小銃は、64年の、64式がはじめて。口径が大きかったのだが、NATOが使っている弾丸に合わせ、89式が開発された。自衛隊の自動小銃の保有数は、15万丁。89式の普及度は半分以下。自衛隊は、弾の大きさが違う2種類の銃を使っている。

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2004年02月04日

極地の氷が溶け出す可能性

温暖化によって進行する南極の氷の融解のために海面がどのくらい上昇するのか、というデータもこれまでいろいろなものを目にしているが・・朝日新聞「南極に迫る(1)」からメモ。

南極には地球に存在する氷の9割がある。すべて溶ければ海面は70m上昇する。02年3月西南極の西端、厚さ200m、面積約3250平方キロの棚氷が1ヶ月で崩れた。50年代からそのエリアで、東京都の4倍(約8000平方キロ)の氷が消失。南極半島で、この半世紀に気温が2度上昇。
しかし・・、
東京大の気候システム研究センターのシミュレーションでは、CO2が年1%ずつ増えると、70年後に地球平均で気温が約3度上がり、南極では4,5度あがるが、南極全体では100~200年間は「氷が増える」、という。気温が上がると水蒸気も増え、南極の降水量が1.5倍程度増えるため、南極全体だと海面を下げる方に貢献する。これまでのシミュレーションでは、気温上昇が10度程度にならない限り、西南極の氷床が溶けることはない、という。
対照的にグリーンランドは、70年後、4,5度上昇という前提で、100年間で海面は5cm~10cm上昇する。

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2004年01月31日

シングルCD販売、98年の2/3

朝日新聞「音楽の流通革命始まる」から。シングルCD販売が落ち込んでいると聞いてはいたが、ここまでとは・・。98年の6千億円から、4千億円(03年推定)に。02年から約400億円減。98年をピークに、以降急激に下落している。
朝日の記事では、CDの売り上げが低下したけれども、別の販路が成長してきている、という。そのひとつは、『タイムスリップグリコ 青春のメロディ』。300円の食玩で、半年で600万個販売。03年の売り上げは約18億円。あとは着メロ。1ヶ月800万曲ダウンロード。03年売り上げは約50億円。しかし、これで、400億円減った分を埋められるわけもなく・・。
たとえ、ネット配信が日本でも成功することになったとしても、音楽業界そのものの凋落傾向は止まらないだろう。

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2004年01月29日

コメットさん&小山田シン

このところ、ひどい眼精疲労で、モニターを見るのがつらいので、blogの更新を怠りがち・・。
というわけで、今日はちょっとユルい話題を。家人が隣でやっているblogが、なかなか面白いことになっていて、海外からのコメントが急増中だ。
ひとつは「Senorita Cometa」。九重佑三子の「コメットさん」が中南米でこんなに人気とは・・。
もうひとつは、映画『ラスト・サムライ』で、渡辺謙の息子役を演じた「小山田シン」という俳優さんについて。ベルギー、インドネシア、フィリピン、ブラジル・・ファンって凄いですね。。
どちらも情報を求めて、スペイン語とポルトガル語と英語が入り乱れてます(^^;)。

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2004年01月18日

乗客の個人情報をNASAに

Yahoo Newsから。9.11直後、ノースウェスト航空がNASAに大量の個人情報を提供していたことが発覚。情報は、予約に使われた乗客のクレジットカード、住所、電話番号など。NASAネームズ研究センターで、航空機テロ対策の極秘研究用だという。
NASAが、というのも興味深い。先日、ブッシュが発表した「新宇宙計画」には驚いたけれど、宇宙産業の担い手も、軍需産業と重なる企業が多く、クリントン政権下で、冷遇されていたことを考えれば、イメージアップとともに、特定の企業からの支援を狙った選挙対策だということが見え見え。
しかし、「監視社会」ネタは、調べていても暗くなるばかりだが、メモ。

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2004年01月17日

ドイツの放浪職人

17日のNHK-BSで「放浪職人“ヴァルツ”が行く ドイツ・若者たちの大工修業」を観て驚く。ドイツのマイスター制度は、厳しいものだとは聞いていたが、これほどとは。番組案内にこうある。
「ドイツの職人世界には、11世紀から現代にまで続くユニークな制度がある。有能な大工の親方になるために、厳しい放浪修業を課す「Waltz」(ヴァルツ)という制度である。若者達は、家族を残して故郷を離れ、ヨーロッパ各地の工房を点々とする。移動は徒歩とヒッチハイク。この放浪を通して、技術を磨き、親方に必要な精神を鍛錬していく。放浪修業に挑む若者を密着取材し、中世より伝わるドイツの職人世界を描いていく。」
マイスター制度は、徒弟、職人、親方(マイスター)と3階層に分かれていて、親方になるために、工房での3年の労働か、3年と1日の放浪修業が課されている。現代ではさすがに放浪を選ぶ若者が少なくなっているが、現在、150人ほどが放浪して、歩いて(もしくはヒッチハイク)各地の工房を回り、職を探しながら修行する。運良く職が見つかり、そこで大工や家具職人としての仕事が見つかればいいが、そうでなければ野宿をしなくてはならない。
放浪職人には、他にも厳しい決まり事がある。古くから伝わるコールテン素材の黒色のジャケット、パンツにベスト、そして白いシャツと黒い帽子。持ち運べるものは、着替え一式とわずかな下着。親の葬式以外は実家に帰ることは許されない。そして、各地の職人組合に古くから伝わる儀式があり、その儀式に則った挨拶を交わす必要がある・・。
こうしてドイツだけではなく周辺各国まで放浪した後、マイスター試験を受け、その試験に合格して始めてマイスターの資格を得ることができる、という。

プロテスタントの「働く倫理」が関係あるのだろうが、技術だけではなく、職を得ることの難しさや嬉しさや働くことの楽しさを感じることが重要だ、ということなのだろう。
ヨーロッパの奥深さを見た思い。こうした厳しい修業の上に成り立つマイスターは、社会的にも、医者や弁護士同様の高い地位だという。職人へのこうした尊敬の念があるからこそ、家や家具も、貴重な財産として長い間丁寧に扱われるのだろう。美しい家並み、街並み、の背景にはこうした制度、意識がある。
昨年、ヨーロッパの社会構造、社会制度に関心をもち、何冊か関連本を読んだ時期があったけれど、再び、ヨーロッパ社会へ興味がわく。

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2004年01月12日

無印良品の家

muji040112.JPGネットコミュニティをつくって、住宅を作ろうという無印良品の動向には、昨年あたりから注目していたが、着実に進化しているようだ(無印良品の品揃えや、今のイメージに好感を持っているわけではないけれど)。久しぶりにサイトを見ようと思ったのは、今朝の新聞に出された見開き広告がきっかけ。昨年、春に続く広告のシリーズだが、なかなかよくできたコピーだと思うので、メモしておく。
 
 写真はアフリカのカメルーン北部の山間地域にある「ディリ」という名前の小さな村です。かつてこの地を旅したフランスの作家、アンドレ・ジイドが「世界で一番美しい村」と称した場所。それがこのディリかもしれない。そんな噂のある村です。
 電気もない、水道もない。もちろんテレビもない。村の中央にはひとまたぎで越えられそうな小川がひとすじ。土壁に草葺きの屋根を乗せた住居が濃い緑の中にぽつりぽつりと顔をのぞかせます。家々の周りには家族が食べるだけの穀物が植えられ、食事時になると家々の草屋根からゆっくりと白い煙が湧き出してきます。「なにもないがすべてがある」そんな形容がふさわしい静かで豊かな光景です。
 さて、私たちの暮らしはどうでしょうか。経済がいかようであれ、日本に住む私たちの暮らしも豊かでなくてはなりません。地球や資源の限界を自覚し、県境に対する慎ましい配慮も生まれてきたはずの日本です。自然を汚す過ちを犯したけれども、それを回復させる努力を行うことで、鮭の上る川を取り戻した日本でもあります。自分たちの都市が決して美しいとはいえない様々な矛盾を抱えていることに気づいてからすでに久しい。そんな私たちが、これから向かうべき暮らしとはどんなものなのでしょうか。
考えてみると、私たち日本人は自分たちの住まいをしつらえていく規範を長い間持たないで暮らして来ました。西洋化、近代化を目標にして、伝統的な日本の住まいを手放して以来、百年以上の歳月が過ぎました。しかしながら、現代という時代を暮らす住空間として、世界に誇れる住まいの形を私たちは手にしていません。
 いかによりよく住まうか。この基本的な問いをまず発してみてはいかがでしょうか。そこから自由にご自身の住まいを構想してみてください。夢を語るのではなく、現実として。ただし、その形を「2DK」とか「3LDK」などという記号に置き換えることはやめてみましょう。不動産売買のチラシにいつの間にか影響を受けて、本来は自由であるはずの住まいの姿が私たちの意識から遠ざかっているかもしれません。豊かさのひとつは、人それぞれの営みにふさわしい住まい方を発見していくことではないかと無印良品は考えています。
 無印良品はいくつかの方法で住まいを提案します。そのひとつは「編集」という考え方。生活の空間は建築の都合で決められるものではありません。むしろ暮らしが積み重なって、住まいの空間が育っていくと考えた方が自然でしょう。五〇〇〇アイテムにのぼる無印良品の商品はバラバラな製品ではありません。すべての製品の背景には究極のシンプルを目指す明快な思想があります。従って、それらは単なる商品の集合ではなく、自由に選べる五〇〇〇アイテムとして編集された「暮らし」なのです。・・略。
 ふたつ目は居住空間としての「インフィル」への取り組み。建築の構造体を「スケルトン」と呼び、目的に合わせてしつらえる内部を「インフィル」と呼びます。マンションの老朽化やビルの空きスペースの増加が問題となる日本では、インフィル再生への対応が今後大変重要になっていきます。無印良品は、床・壁・天井・水まわり・収納などを極めてシンプルに再構築するプロジェクトに挑戦しています。その第一号は、合理的な収納を考えつくすこと、そして空間の分割を廃することにより、ゆったりした一室空間として誕生しました。生活の変化に応じて間取りを自在に変化させることのできる新しい住まいです。略。
 これらをさらに発展させて、木造住宅、そしてコンクリート住宅の構想も進んでいます。略。無印良品は着実に、そしてていねいに「家」に向かいます。

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2004年01月08日

JALが成田・仁川で生体認証チェックイン

6日のエントリで、アメリカの航空利用者への監視強化について書いたところだが、日本航空が、成田と韓国の仁川で、顔と虹彩を使う生体認証システム「e-チェックイン」の実証実験を開始(yahoo news)。搭乗手続きの時間短縮のため、という名目だが、やはり、日本の航空会社もセキュリティ強化する流れはますます強まりそうだ。あくまで途中経過ということでメモ。

●関連サイト
成田・関西空港に秘密の顔認識システム配備完了(02年12月30日)

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2003年12月30日

仕事納め

ということで、J-Waveの「JAM THE WORLD」生放送。ナビゲーターは野中英紀さん。「デジタル業界の2003年と、来年の展望」というお題。
来年の展望、ということで、以下の3つを挙げました。

●テロの不安と治安の悪化が、セキュリティの強化へ
●ユビキタス・コンピューティングで、プライバシー問題が浮上
●ソーシャル・ネットワーキングのサイトが日本でもブームに?

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2003年12月25日

IT業界の1年を。。。が斬る!(仮題)

週刊『SPA!』で、去年に引き続き、IT業界の1年を振り返る、という主旨のアンケートに答える。(エントリのタイトルは、そのとき聞いたもの)。先日、回答をお送りし、何の返事もないので、不採用かと思っていると、今週発売号に載っていたようだ。まだ見てない・・。人から聞いたところによると、書いたものが、全部載っているわけではないらしい。ちょっと不思議な感じ。(^^;)

投稿者 esaka : 23:49 | コメント (0) | トラックバック

2003年12月09日

「英でIDカード論争」

イギリスで、指紋・目の虹彩を刷り込んだIDカード導入が、提案され議論を呼んでいる、という朝日新聞、外岡秀俊氏の記事からメモ。
11月中旬、ブランケット内相が、2段階でIDカードを義務化する計画を発表。
・まず、パスポート、運転免許証の更新、新取得者に配布。
・07年以降は、外国籍の460万人の所持を義務化。
・10年以内に、国民の80%以上が所持した段階で、義務化を議会に諮り、カードがなければ、教育・医療などの公共サービスが受けられないようにする。
・IDカードには、指紋と虹彩をICチップに、生年月日、住所、国籍、性別、就労資格、個人別番号をデータベースに蓄積。

アメリカが来秋から、バイオメトリックを記録したチップ付き新型旅券がないと、短期滞在でもビザを義務づける、という9.11以降の警備強化の流れから、イタリア、スペイン、ドイツ、ベルギーでもチップ付きIDカードの導入が検討されている。

英シェフィールド大、クライブ・ノリス教授は共同で、欧州7都市の監視カメラの実態を調べ、ロンドンだけでも少なくとも民間42万、公共8万の監視カメラが稼働していると推計。市民14人に1台の割合。使用目的を明示するなどデータ保護法を守っているのは、23%。
また、ロンドンは、今年2月、都市部に入る車両に5ポンドの通行料を課す「渋滞課金制度」を導入。約20万台のクルマのナンバーを700台のカメラで監視し、違反者に罰金を請求。
イギリスには、個人情報の転用を規制するデータ保護法やストーカーを規制する法律はあるが、包括的なプライバシー保護法がない、という。
〜〜〜〜〜〜
東京都の監視カメラの数は・・およそ200万台、と言われている。6人に1台の割合。バイオメトリックを記録したチップ付きパスポートから導入されて、数年後に住基カードと合体か・・。

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2003年12月07日

sky photo

これまで載せていた空の写真をまとめみた。( こちら→sky photo

そういえば、空の写真を撮り始めたのは、イラク攻撃が始まった3月20日からだった・・。

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2003年11月28日

エイズ撲滅チャリティ・コンサート『46664』

昨日、悲惨な状況のニュースを目にしたあとだし、ちょうどイベントがあるので記しておこう。これで何かが解決できる、と思っているわけではないけれど。

エイズ撲滅チャリティ・コンサート『46664』
11月29日に、南アフリカで開催。参加アーティストは、Bono,Britney Spears, Dave Stewart, Jimmy Cliff, Queen, Stingなど。
日本では、ボーダフォンが協力。0570-046664に掛け、オリジナル曲を聞くと、通話料がネルソン・マンデラ財団に寄付される。すべての携帯電話から可能。
ちなみに、「46664」は、マンデラ氏が投獄されていたときの囚人番号。

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2003年11月27日

エイズ、飢餓状況

数字が大きくて、感覚が麻痺するが、とりあえずメモ。

●世界は飢餓との戦いに敗北しつつある(ロイター
国連食料農業機関(FAO)によると、エイズや貧困、人口増加などで、現在人口の7人に1人が栄養失調の状態にあり、2015年までに世界の飢餓人口を半減させるという目標が達成できない確率が高まっている、という。
必要な措置として、各国政府が農業・畜産への投資、経済成長の促進、食料危機への取り組みを高めること。

●アフリカで「エイズ孤児」急増、10年までに2千万人 (asahi.com)
ユニセフによると、エイズ孤児が急増。特に、サハラ以南のアフリカで、01年末には1100万人、10年までに倍増する見込み。エイズ以外の原因も含めたサハラ以南地域の孤児総数は、4200万人。

●エイズ死者、年間300万人 感染は4千万人(asahi.com)
国連エイズ計画(UNAIDS)によると、エイズウィルスの感染者は、03年末に4000万人、死者は年間300万人に達する。03年新たに感染した人は、500万人。特にサハラ以南アフリカは、2500万〜2820万人で、成人人口の約8%に達する。
ちなみに、日本の新規感染者数は02年614人で、先進国唯一の増加国。

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2003年11月26日

日本の「クリエイティブ・コモンズ」の可能性

"б£*¨いうわけで、なんとか、
日本の「クリエイティブ・コモンズ」の可能性 ──創造的な著作物の共有地を広げよう
という特集をさきほど更新。このサイトのライセンスについては、これまでいい加減にしてきましたが、近日中に決めます。

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2003年11月20日

荒井寿光×伊藤正男「知的財産権をどう扱うか」

荒井寿光×伊藤正男「知的財産権をどう扱うか」(「日本の論点PLUS」)。「知的財産国家戦略フォーラム」代表、元特許庁長官の荒井氏の立場は、とんでもなくわかりやすいなぁ。教育、大学、行政、立法、司法、外交、企業の7分野での‘日本再興のための知財政策’を提唱している。
対する理化学研究所脳科学総合研究センター所長の伊藤氏はこういう立場。
「全人類的な観点から知的所有権の行使を制限することも必要ではないか。今のままでは、科学研究の進んだ国はますます進み、その生み出す富を独占する。遅れた国はますます遅れ、ますます貧しく、科学の恩恵には遠い状態に置き去りにされる。しかし、科学は、一企業のものでもないし、一国のものでもない。その究極の目標は人類全体の福祉への奉仕である。」
また、理研の研究員がアメリカで01年、起訴された「遺伝子スパイ事件」の経験からの言葉も印象的。
「一連の経済スパイ事件の訴追はそのような米国の基本的なスタンスを世界に知らしめる意図によると思われる。日本人研究者に対する訴追は、日本への強い警戒感の表れと思われるが、我々としては、このことが、米国で働く多くの日本人研究者の得ている高い評価を傷つけることのないよう、注意しなければならない。 」

知的財産権についての基礎知識
クリエイティブ・コモンズが、「創造公共財」と訳されて紹介されている。

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2003年11月08日

あせる?ケーブルTV その後

というわけで、iTSCOMから新しいセットトップボックスが届く。届く・・というか設置するためにわざわざ作業員がやってくる。申し込みの際、そのくらい自分でできる、と言ったのだが、許可されず。で、作業代7000円取られる。新しいSTBは、認証ICカード方式。これで12月から始まる地上デジタル放送も配信されるわけだが、この認証CASカードと住基カードと合体するという計画もあるというが、どうなることやら。
で、STBが設置され、作業員のお兄さんが帰り、さぁ、どんなものか、と確認しようとしたとたん、何も反応しない。何かおかしな操作でもしたかと焦る・・。仕方ないので、iTSCOMサポートセンターに電話すると、フリーズすることがあるので電源コードを入れ直してくれ、とのこと。笑。テレビもフリーズかよ・・。
それに、視聴できるチャンネルが、ちょっと増えただけなのに、リモコンが使い難いったら。地上波、BS、CSの切り替えが、なんだかやたら面倒に。リモコンのインターフェイス設計の問題だ。シンプルなテレビが懐かしい・・。

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2003年11月06日

名和小太郎「学術情報と知的財産権」

国際医学情報センターにあった名和氏の論文(pdf)。講演をまとめなおしたもの。昨日とりあげた本は‘知的所有権’、こっちは‘知的財産権’。(何が違うのか、ということに関しては、基本講座「知的所有権と知的財産権」第一東京弁護士会)。どうして使い分けられているのか、よくわからないが、学術情報と知的財産権の現状分析ということでは、この論文が端的にわか