« ●鈴木謙介『ウェブ社会の思想』 | メイン | ●『我らクレイジー★エンジニア主義』 »

2008年01月19日

●梅田望夫『ウェブ時代をゆく』

「現実の世界を眺めれば、「オプティミズムなんかどこから生まれるんだ」と言いたくなるほどの深刻な問題が山積である。ただそれを「絶望的だ」と言っているだけでは、エネルギーは身体に満ちてこない。……地球上はさまざまな矛盾や難題に満ちているが、それは過去から現在に至るまでずっとそうだったのであって、そう簡単に大きな破局を迎えたりはしない。人類の叡智をその程度は信頼してよいと思う。
 私は、「社会変化とは否応もなく巨大であるゆえ、変化は不可避との前提で、個はいかにサバイバルすべきか」を最優先に考えて生きてきた。そのことに後悔はない。社会をどうこうとか考える前に、現実問題として個がしたたかに生きのびなければ何も始まらないではないか、いまもそう考えている。」

book080119.jpg

「いかに今を生き抜くか」を語ろうとする本が増えている・・。「個がいかにサバイバルすべきか」を考えるのは、とても重要だ。ここでは、今、メディアを表面的には支配している「環境」という言葉は、一回も?出てこない。たしかに声高に地球の未来と環境の将来を語る人々には、「個のサバイバル」面での危うさやもろさを感じることも多い。が、両極端にふれる言葉は、刺激的ではあるけれど、なにか居心地の悪さを感じてしまう・・。

投稿者 esaka : 2008年01月19日 21:53

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://editreal.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/1141

コメント

コメントしてください




保存しますか?