« ●斎藤孝男『源泉徴収と年末調整』 | メイン | ●外岡秀俊『情報のさばき方』 »
2007年05月19日
●岩田規久男『そもそも株式会社とは』
世間でよく語られているが、それらが感情的で非論理的な論議ばかりで、"そもそも……"な視点が必要なことは多い。「会社はだれのものか」といった議論でもそうなのだろう。マクロな経済問題に関して、"そもそも"を語らせたら、やはりこの方。株主主権か従業員主権かの対立、日米の企業統治の違いを検証しながら、「株式会社とは?」を考える。

「1995年に発表されたある調査では、「会社はだれのものか」という質問に、米国では約八割弱、英国では約七割の人が「株主」と回答したのに対し、ドイツやフランスでは約八割の人が、日本では97%の人が、「ステークホルダーすべて」と回答しているそうです。」
「「会社はだれのものか」と問いかけ、もっぱら「そのだれかの利益のためにだけ会社を経営すべきだ」と考える従来の「会社はだれのものか論」は、利害関係者の間に誤解を生みやすく、お互いの感情を逆なでしあって、熱くなるだけで、実りのある結論に到達できないことがわかります」
・・途中まで、とても段階的にわかりやすく構成されているのだが、終盤がやや物足りないように思えるのは、読み方が悪いのかな・・。あとがきに、初稿への批判や改善の指摘を受けて、大幅に修正した、とあるけれど、そのあたりの影響もあるのだろうか・・。
投稿者 esaka : 2007年05月19日 01:31
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://editreal.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/1122