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2006年11月16日

Metacafeとアドウェイズ

 economist.comで、動画共有サイトの「Metacafe」の記事がアップされていた。
YouTubeフォロワーの動画共有サイトは大量に生まれているが、ビジター数のシェアは、YouTube/Google Videoで圧倒的(調査資料もいろいろあって、微妙に違うけれど)で、動画共有サイトにまつわる話題は、シェアよりも、ビデオ投稿者への報酬や広告配信のシステムに移っている。

 イスラエルで生まれたMetacafeの特徴は、フィルタリング(同じものを自動的に除去し、ユーザーが動画を最後まで見たかをチェック)と10万人のボランティアによる格付けシステム(IT pro にインタビューがあった)。これにより、大量の投稿動画の中から、面白いものをピックアップする。

 さらに、先日、Metacafeが始めたのが、Producer rewardsと呼ばれる動画投稿者への報酬システム。閲覧数1,000毎に5ドルで、閲覧数2万を超えたところから支払われる。ただし、動画に対するレイティングが3.0以上である必要がある。Metacafeは、これを広告モデルではなく、こうして集めたユニークな動画をパッケージ化して、放送局などに販売しようとしている。

 今、24000ドルを得ている投稿者がいるが、気に入ったビデオはそれとは別のこれ。

Trick Airplane Indoor Competition - video powered by Metacafe

 広告収入を動画投稿者をシェアするというモデルは、Revver.comが先駆けているが、メントス+ダイエットコーク(以前のエントリー)以来、意外にアクセスを集めていないようだ。このあたり、サイトの微妙なインターフェイスなどがユーザー動向に反映していると思われ、難しいところ。

 また、日本でもアドウェイズが、来年1月から動画共有サイト向けの広告映像を配信するという(参考:プレスリリース)。フリップ・クリップなど8つの動画共有サイトを広告媒体として利用して、総計7万程度の動画に広告を挿入できる。料金は1回の配信で、0.1円程度。動画サイトが6割、アドウェイズが4割を得る。広告は動画サイト別、動画の分野別に配信でき、さらに将来は閲覧時間別に配信できるようにする。

 ここでも、アメリカと日本の広告料金→報酬の差に驚く・・。Metacafeは、1000view=5ドルに対し、アドウェイズ、1000view=100円(内、動画サイトが60円、アドウェイズ40円)。仮に、日本のサイトで投稿者に報酬が支払われることになったとしても、60円の半分、30円ぐらいか? Metacafeの1/20。この違いをどう考えればいいんだろう・・。

 日米の広告料金の差の問題はあるけれど、この動画サイトによる投稿者への報酬と広告システムは、Google+YouTubeの動向(以前のエントリー)を中心にしばらく活性化しそう。

投稿者 esaka : 2006年11月16日 15:19

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