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2006年10月16日

●『Mobile2.0』

 個人的に楽しめたのは6章の木暮祐一氏「進化する端末、変わるコミュニケーション」。

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「世界では通信キャリアがあくまでコミュニケーションを媒介する「経路」のひとつという位置づけであり、サービスは事業者を越えて利用できることを前提に考案されている。
 通信キャリアが独自サービスを展開しやすい環境において、Mobile2.0の世の中が構築されたのも事実だが、いっぽうで通信キャリアの施策によっていつまでも閉鎖的な状況が続いてしまうようであれば、今度はMobile2.0の概念においても世界から取り残され、落ちこぼれてしまう懸念もある。」
「・・すでに、携帯電話サービスのグローバル化は進んでいる。そして、日本のユーザーもオープンな環境の便利さに気づき始めている。
 今後は自由な携帯電話サービスのメリットを享受するため、国外の端末を活用したり、あるいは海外の通信キャリアのサービスと日本の通信キャリアのサービスを比較検討したりするような環境が整っていくはずだ。
 端末と通信キャリアを自由にセレクトできる、そして現状の「ネイティブ機能(iモードや、メール機能など)」は通信キャリアごとのネットワークでなく、アプリケーションをダウンロードすることで、どのキャリアのユーザーでも好きなプロバイダーなどを選んで自由に利用できるようになる。そんなオープンな環境こそがMobile2.0時代の理想的なユビキタスサービスだろう。
 また、モバイルIP電話の普及、さらにFMCの導入によって、電話にお金を払う時代は近い将来終わると私は考えている。」

 このあたり、先のエントリー(石川温『ケータイ業界9800万人争奪戦』村井純「アンワイアードとインターネット」)で感じていた懸念とかなり重なる。キャリアの過度なコントロールもすでに限界。目先のちょっとした端末やサービスの変化に右往左往している内に、あっという間にオープンな環境が整い、海外サービスとの競合になるんだろう。そのとき、まだ「日本のケータイは進んでいるから、大丈夫」と言えるだろうか・・?

投稿者 esaka : 2006年10月16日 22:02

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