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2006年10月21日
GoogleがYouTubeを買った本当の理由
GoogleによるYouTube買収に関して、これまで多くの人が様々語っているが、なにかあまりピンと来るものがなかったんだけれど、FORTUNEの「The real reason that Google bought YouTube?」という記事は面白かった。おおよそ、こんなところ。
「Googleは、YouTubeのビデオストリーミングの隣にビデオ広告を載せて、収益を上げるかもしれないが、買収のために16.5億ドルもの資金を投入したのは、他に理由がある。Googleは、以前から、オークションによる広告売上高モデルをネット以外の"古いメディア"=印刷媒体、ラジオ、テレビ に拡大したいと言っている。Googleにとって、YouTubeの買収金額は最大で、2番目に大きいのは、ラジオに自動的に広告を載せるシステムを作った dMarc Broadcasting Servicesだ。テレビの広告は、ネットに比べるとまだとてつもなく大きい。去年のアメリカでネット80億ドルに対し、テレビの広告は610億ドル。Googleは、従来のテレビ広告を売るビジネスを始めるために、よりよいポジションを獲得するためにYouTubeを買った。
CEOのエリック・シュミットは、これまでも、そうした野心を公言していた。今のテレビ広告はしっかりターゲッティングがされておらず、見ていても時間の無駄。しっかりとターゲット化された広告システムを作ると。
YouTubeを買うことは、広告主が、テレビ広告とは違った形の広告を経験するプラットフォームを与える。もしGoogleが、オフライン広告の効果をテストするツールを広告主に提供することができたら、テレビ、ラジオ、印刷媒体、すべての広告を取り仕切るためのいいポジションを得られる。
ウェブが他のすべてのメディアをしっかりリンクした時、 Googleははるか先にいる。」
テレビ視聴者の対象を絞り込み、効果の計測可能にする・・その手始めにYouTubeを使う、というのはわかったのだが問題はその具体的な方法だ。このあたり、エリック・シュミットの以前の発言としてリンクされていた、ZDnetのブログ「Google CEO wants $74 billion TV ad market」をたどっていくと資料があった。ZDnet japanでは翻訳されていなかったが、CNETの坂和敏さんのコラム「グーグル「740億ドルテレビ広告市場征服」の野望」でまとめている。
う〜む、技術的には、まだ曖昧なところが多いが、YouTubeの買収の真意は、このあたりにありそう。
投稿者 esaka : 2006年10月21日 23:17
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