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2006年10月11日

Digg型フィルターは、ジャーナリズムを変える

The Online News Association conference」で、TechCrunchのMichael Arringtonが講演し、Diggのようなユーザー参加型のニュースサイトは、ジャーナリストの仕事を変化させるだろう、述べたという。「人々は最も重要なニュースをセレクトするために、編集者は必要ないとますます感じている」。そして、NY Timesやロイターのような実情報を集める取材記者と、Diggのようなフィルター的役割と別れて行くだろうと予測。その結果、ジャーナリストの仕事は、取材に特化していくだろう、という。

 ディープリンクが一般的になって以降、こうした流れはすでにはじまっていたわけだが、ここへきて、様々なニュースアグリゲーターが生まれ、さらにパーソナライズ化が進んだことで、ニュースサイトの「編集」的役割の必要性がますます弱くなっている。"編集"というと、文字どおり"集めて" "編む" わけだが、"編む"部分は、個々人が自分の嗜好にあわせて(また自動的に)行なうので、あとはジャーナリズム業は、"集める"部分だけ行なえばいい、というわけだ。
 
 また、欧米で盛んになっているフリーニュースペーパーも、主に、通信社から記事を買っているようだから、ここでも"集める"と"編む"は、別組織化している。ニュースを安価に集めるポータルサイトのあり方も、ひとつの転換点だったのかもしれない。こうした流れに、NY Timesなどは、サイト内にパーソナルページを作るなどの手をうって、サイトの独自性とさらなるブランド化を図って、必死にあらがっているわけだが、この流れを押しとどめることはできないように思う。

 そこで、心配されるのは、"サイバーカスケード"の問題、さらには、ビジネスから見た"ジャーナリズム業"の行方か・・。

投稿者 esaka : 2006年10月11日 16:22

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