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2006年10月02日
●石川温『ケータイ業界9800万人争奪戦』
去年出された『ケータイ業界30兆円の行方』の続き。番号ポータビリティ、ソフトバンク、おサイフケータイ、ワンセグ・・とキャリアと端末メーカーの最新動向を細かく取材し、しっかりまとめてある。来年も出るのだろうから、また読ませていただこうと思う。

だが・・個人的には、何かモノ足りない、と感じてしまうのはどうしてなのか・・。いや、これはあくまでこちらの問題で、この本に問題があるわけではないのだけれど。ケータイの行方、という時、キャリアや端末メーカーの最新動向とは別に、なにか必要な情報あるように感じてしまう。それは、アレックス・ライトマンの『アンワイアード』で描かれていたようなワイヤレス・インターネットの未来なのだが、そろそろそうしたやや長期的な視点と、短期的な情報が重なりあってもいいように感じている。
キャリアの競争は激しく、電波をめぐる国内権利関係も複雑だ。そして、日本のケータイは進んでいて、特殊な市場だ。だが、そう思って、国内の近視眼的な動向だけを追っているうちに、"アンワイアード"なインターネットが、世界的なスタンダードとして登場し、あっという間に海外生まれのサービスにうっちゃられる、という可能性もあるように思える。
投稿者 esaka : 2006年10月02日 22:18
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