« 中村修二氏、水から水素ガス製造 | メイン | »

2005年11月05日

NHKスペシャル「サイボーグ技術が人類を変える」

 身体の一部をマシンに置き換えたり、脳とコンピュータを直結するシステムの最前線を立花隆がレポート。この手のサイボーグ技術については、WIRED NEWSで数年前から盛んに流していて、番組制作にあたっても参照されたかもしれない。ex→「進化する「脳−コンピューター直結インターフェース」。今回の取材にあたって、立花氏が、リンク集や基礎情報をネットにアップした、とNHKのHPには書いてあったのだが、なぜかリンク先が消えている

 先のニュースでは、写真も限られていて、なかなかリアリティが感じにくかったのだが、今回のテレビ番組の映像は衝撃的だった。──考えただけで動く「人工の腕」、脳に直接画像を送り込む「人工の眼」、日本でも利用が進む人工内耳、脳に直接電気的な刺激を与えておこなわれるパーキンソン病やうつ病の治療・・。

 まさに「マトリックス」や「攻殻機動隊」を思わせる脳に埋め込まれたプラグの映像も衝撃的だったが、これらのマシンによって人の心まで調製可能な段階に至っていることに驚く。こうしたサイボーグ化技術は、今のところ医療・福祉の分野で進められているとはいえ、これからは軍事に、さらにコストが下がれば性風俗、エンターテイメント分野にも拡大していくだろうことは眼に見えているわけで、倫理問題も後追いで考察されていくことになるのだろう。

 日本では、実効的な利用分野の少ない?人型ロボットがもてはやされているわけだが、この医療・福祉分野でのサイボーグ化技術のほうが、当面の大きな可能性を感じる。

※追記
立花氏の解説などを収めた番組の関連サイト、こちらにあった。
リンク集を見ると、やはりWIRED NEWSがかなり参照されたようだ。

投稿者 esaka : 2005年11月05日 19:54

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://editreal.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/898

このリストは、次のエントリーを参照しています: NHKスペシャル「サイボーグ技術が人類を変える」:

» NHKスペシャル「サイボーグ技術が人類を変える」 from Lugano Engine
NHKスペシャル「サイボーグ技術が人類を変える」はなかなかすごかった。あそこまで進んでいるとは。まさにマトリックス的世界。技術はますます進むだろうが、倫理がこれ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年11月30日 21:54

コメント

コメントしてください




保存しますか?