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2005年09月13日
●幸田昌則『下がり続ける時代の不動産の鉄則』
『スクラップエコノミー』の資料にあげられていたので、手に取る。都市と地方の格差が広がっているとはよく言われるが、不動産価格の視点から見ても、2極化が急激に進行していて驚く。三大都市圏別の人口の転入超過数の推移がグラフ化されていて、転入超過しているのは首都圏で、大阪圏は1973年以降はずうっと転出超過。北海道では札幌市、九州では福岡市への一極集中が明らか。不動産価格の先行きというと、ときに抽象的に語られることがあるが、さまざまな数字をグラフ化して示していて、納得できること多し。
住宅取得への金融緩和
不況の進行
都心再開発化政策
↓
不況の進行、先安感による企業・個人の土地放出
↓
大量供給(マンション、建売住宅、オフィスビル)
↓
需給関係の悪化
価格の低下による一時的な利回りの上昇
↓
空室の増加、賃料の下落(都心オフィス、都心マンション、アパート)
↓
不動産全体の収益力の低下
↓
日本の不動産全体の価格再調整の兆し
「少なくとも「住宅」そのものの数はすでに全国ベースで見ても世帯数を上回っており、約660万戸近くの住宅が空家となっている」
「これからの日本の不動産価格の上昇は極めて限定的で、今後の不動産取引においては、「価格の下落、賃料の下落」を前提にして判断しておく方がリスクは小さい。」
投稿者 esaka : 2005年09月13日 00:53
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