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2005年09月06日
CNNのハリケーン報道
アメリカ南部のハリケーン被害がたいへんなことになっている。実情を知りたいと思い、直後からCNNを観ているのだが、これが何ともおかしい。本来、現場にもっとも密着していてもいいはずのCNNが、被災地を何か遠巻きに観察でもしているようで、その実態がほとんどわからない。避難所の中に入ることもほとんどないし、ここ数日は、被災者の不満の声を流すこともない。日本のNHKや民放のたった数分の独自報道のほうがよほど被害の全容が把握できる、というありさま。
治安が悪化したため、現場に近づけなかったということもあったかもしれないが、たぶん、わざと被災者に近づくのを避けて、彼らが政府を批判する声を放映しないようにしている、と感じる。
9月2日、ニューオーリンズのネーギン市長が、CNN経由で「水につかり大声で助けを求めている被災者と、イラクのどちらが大事なのか」「とっとと腰を上げて、米国史上最大の危機に対応すべきだ」と、激しく政府の対応を批判したのが大きな転機だったかもしれない。
新潟の震災の時も、NHKは、被害者の姿より、ボランティアの様子ばかり報道して、不十分な対応しかできない政府を批難する声が広がるのを避けているように感じた。大きな不満のはけ口は批判が、一度に政府に向かわないようにしているのだろう。それにしても、CNNのやり口は、あまりにあからさまだ。
投稿者 esaka : 2005年09月06日 21:37
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