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2005年03月11日

●小田中直樹『フランス7つの謎』

これまで自分が持っていた常識の限界を思いしらされる機会として働くこと。フランスをはじめとする外国のことを知り、日本と比較することの最大の意義は、ここにあります。常識というのは「眼鏡」のようなもので、普段は見えません。でも、放っておくと、常識はひとりよがりになりかねません。この危険を避けるためには、自分を鏡にうつし、「眼鏡」をかけていることを確認するという作業が必要です。「日本の現在」にあって「フランスの歴史」を学ぶこと、つまりフランスの日常生活に疑問を感じ、その理由を歴史のなかに探ることは、そのひとつに実践にほかなりません。
前著『歴史学って何だ』のやさしい実践編とも言えるが、ご本人もあとがきで書いているように「私的な回想録ともフランス近現代史の概説書とも比較文化論まがいのエッセーともつかなぬもの」、というなんとも不思議なスタイルの思想書。『ライブ・経済学の歴史』も面白かったけれど、「歴史学」を舞台にこれからどんな展開をされるのか愉しみ・・。

投稿者 esaka : 2005年03月11日 02:38

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 こんばんは。今日は、溪内謙(たにうち・ゆずる)氏の『現代史を学ぶ』(岩波新書、1995年)を読んで、私が考えたことを書きたいと思います。  「はじめに」では... [続きを読む]

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