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2005年03月01日
●『悪魔のマーケティング』
ちょうど27日に、「たばこ規制条約」が発効したところ。これにより、条約締結国では、たばこの消費削減につながる課税強化、広告の原則全面禁止となる。
この本のサブタイトルは「タバコ産業が語った真実」。欧米のタバコ産業内部文書に記された証言をまとめたもの。で、ここで明らかになれるのは、
・喫煙は、癌、心疾患、呼吸器疾患などさまざまな病気をもたらし、人体に致命的な障害を与える。朝日新聞の記事によると、日本の成人の喫煙率は長期的には低下傾向で、02年には24.0%(男43.3%、女10.2%)と5年間で5ポイント近く下がった。が、高校3年の喫煙率は男子36.9%、女子15.8%に上昇。
・タバコによる死亡者数は世界中で年間400万人にのぼる。2030年には世界で1000万人にのぼるとみられている。このうち、70%は発展途上国の人々。
・ニコチンには依存性があり、ヘロインやコカインといた麻薬とその作用が似かよっている。それでも、タバコ産業は、「ニコチンには依存性がない」と主張し続けている。
・タバコ広告の多くは、ティーンエイジャーや子どもに喫煙習慣をつけることを目的としているが、タバコ産業はそれを否定している。
・広告宣伝活動におってタバコの消費は増加してきたが、タバコ産業はこの事実を否定している。
・受動喫煙は、子どもに喘息、気管支炎、乳幼児突然死、中耳炎などを引き起こす。成人の肺ガン、心臓疾患の原因となる。
個人的にノドがひじょうに弱いこともあって、タバコを憎んでいるわけだけれど、NY市やイギリスが、900円近いのに比べ、日本のタバコの価格が圧倒的に低いのが先ず問題だろう。原因と被害の関連があやふやな割に大騒ぎしている環境問題がある割に、ディーゼルとともにタバコがこれまで放っておかれたことがおかしい。タバコを燻らせながら、エコを声高に語る人を僕は信用してません。
投稿者 esaka : 2005年03月01日 18:57
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