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2004年11月11日

『編集会議』“一人編集長”入門

今出ている『編集会議』の12月号、「パーソナルメディアで情報発信 “一人編集長”入門」という特集で取材していただく。企画の意図としては、blogの一般化で、大量に出現した“編集長”は、既存のメディアの“編集長”と同じと言えるのか、という点だった・・と思う(たぶん)。
流通段階で、媒体数が制限されている出版と違い、ネット上のコンテンツは、ネットに上がっている段階で、すべてが等価だ、というのが、基本的な僕の考え方だ。だからこそ、そういった状況の中、職業として何をなし得るのかということを日々突きつけられている。で、誰もが記者・編集者になりえるこの時代、職業としての編集者にはどんな可能性があるのだろうか、という点については・・雑誌をご覧ください。
『編集会議』という読者対象が特別な媒体だけあって、「編集長」とか「編集者」という言葉に、かなり特別な思い入れを感じたが、Hotwiredもまさに‘一人編集者体制’が長いこともあって、ぼくの場合、そのあたりの思い入れはかなり希薄なようだ。結局、個人として何ができるのか、がよりシビアに問われる時代であることは間違いない。

今回の企画もそうだが、blogの流行で、出版界やジャーナリズム界への影響を問う企画が増えているが、インターネットが一般化し、個人がホームページを作成するようになった95年ぐらいから、すでにこうした事態は始まっていたのだ。、それでもblogの流行をきっかけに、出版界や新聞業界が、自らの今後について考えることは、新しい動向から目を背け、既存の枠組みの中に閉じこもろうとする姿勢よりはマシだろうと思う。先日エントリーした青木日照+湯川鶴章『ネットは新聞を殺すのか』も、新聞界はこうした姿勢がこれまでほとんどなかったからこそ、評価したいと思った。

投稿者 esaka : 2004年11月11日 00:55

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