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2004年04月05日
●水巻中正『ドキュメント日本医師会』
日本の医療のあり方が大きな問題となっているが、どうして急に取り上げられるようになったのだろう。誤診や医療事故は、以前から起きていたはず。タブーだったものが、一気に解き放たれたかのようだが、その理由は何なのか・・。
ひとつの推測は、医師会と政府とのパワーバランスの変化だ。いっぽうで、ネットによって進んだコンシューマー・エンパワーメントによって、病院の能力差が明らかになったこと。ぼくが以前から医療問題に興味を持つのは、主に後者の視点からだ。巨大な権力を持っていた「聖域」が、改革を迫られるに至った過程に興味がある。それは、医学界だけではなく、他分野にも応用できるはず。
というわけで、前者の視点=医師会と政府のパワーバランスの変化をドキュメントした本を読む。巨額の政治献金と集票力で影響力を見せつけていた医師会が小泉の規制改革にどう挑み、負けたかをレポート。
日本医師会の会員は、15万8000人。
政治活動費として集めるお金は、20億円。
しかし、医師会が、どんな時代の変化についていけなかったのか、そのあたりがあまり描かれておらず・・残念。
投稿者 esaka : 2004年04月05日 23:20
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