« 藤原帰一「論壇の正体」 | メイン | 原発後処理費用「8兆円」の負担は・・ »
2004年03月24日
●國領二郎他編著『デジタルID革命』
ICタグをめぐる可能性と問題が、よくまとめられている。
特に國領氏が担当した3章1が視野が広くていい。そこで気になった箇所をメモ。
・ICタグは、生産や物流の効率化用途が注目されているが、「化ける」のはエンターテイメントかもしれない。
・消費者のプライバシー不安の根源は、企業側のみが情報を握ってコントロールすることにある。逆にコンシューマー・エンパワーメント戦略では、企業側の情報を徹底的に開示することで利益の出るビジネスモデルがあれば、顧客側への情報提供や選択権の提供を積極的に打ち出そうという提案だ。
・日本人は、住基ネットなどの強制にはアレルギー反応を示すが、ナビゲーションサービスなどの任意のモバイルサービスには、寛容。
・個体識別技術はロジスティクス面の効率化、販売での新価値創造によって、顧客に価値を提供する力のある技術である。・・が、収益・費用どちらについてもまだ明確なビジョンがない。
・個体識別技術は、多くの業界で、業界内の分業構造をも変革していく存在になるだろう。
投稿者 esaka : 2004年03月24日 14:13
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://editreal.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/327