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2003年08月31日
「日本アラブ通信」再開
‘アラブと日本との「懸け橋」を使命’とする「日本アラブ通信」が一年半ぶりに再開、とのこと。初めてサイトを見たのだが、ちょっと不思議。サウジアラビア駐日大使、ヨルダン駐日大使、井上ひさしや、池澤夏樹のメッセージやコメントもある。
こんなご時勢だからこそ、交流が必要なことは明らか。NHK教育でも8月から「アラビア語講座」が始まって驚いたところ。まずは、情報流通から。
また、アフガン、インド、パキスタンがきな臭くなってきているが・・アーミテージ米国務副長官の、復興支援は「お茶会への出席じゃない」、日本政府はイラク復興支援から「逃げないでくれ(Don't walk away)」、という言葉は、覚えておこう。(共同通信から)
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2003年08月30日
シーア派最高指導者、ハキム師死亡
さきほど、イラクのナジャフで爆弾テロ。シーア派の最高指導者の一人ハキム師ら89人が死亡。(読売新聞)
田中宇氏が、27日に配信されたメールニュース「バグダッド国連爆破テロの深層 」で、こう書いていた・・。
「8月24日にはシーア派の最高指導者の一人であるハキム師が何者かに暗殺
されかかっている。ハキム師はイラクの人口の6割を占めるシーア派国民に信
頼が厚く、もし殺されていたら、イラクは内戦にもう一歩近づいていただろう。」
田中宇氏の説は、8月11日に配信された「イラクの治安を悪化させる特殊部隊 」にあるとおり、やや過激なものだが、イラクはこれから内戦状態になるのか・・。
そういえば・・検索しても見つからないのだが、27日頃のニュースで、アメリカ軍がサウジアラビア撤退を表明、とあった。なぜ、今。
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2003年08月29日
原子力で、水素を製造
shiranuiの日記 で知ったのだが、日本原子力研究所が水を熱で分解して水素を作ることに成功した、という。8月21日に発表されていたのね。BizTechの記事。asahi.com。ちょっと読んだだけでは、原理がよくわからない・・。
今後、燃料電池が一般的になったとき、水素をどうやって供給するのかが、問題になっているが、CO2が出ないことにかこつけて、さらに原子力=‘エコ’で打ち出そうということか。水素エネルギー社会が実現しても、核廃棄物やら安全性のリスクが残るんでは・・。ちょっと先行きに注目。
・日本原子力研究所のプレスリリース
●関連エントリー
・伊藤公紀『地球温暖化』
・ジェレミー・リフキン『水素エコノミー』
投稿者 esaka : 13:49 | コメント (1) | トラックバック
2003年08月28日
「ナショナリズムを問い直す」メモ
先々、先週と2週6回にわたって掲載された朝日新聞の小特集企画から気になったところだけメモ。
1. 関ヒロ野
・民族国家は、近代ヨーロッパで自由で平等な個人という原理が身分制秩序を打破した結果として生まれた。だから民族の観念は、近代政治における最も論争的で爆発的な理念である平等の理念に結びついている。
・民族という原理が国連の創設を可能にしたと言っていい。
2. 宮崎哲弥
・2000年電通総研の「世界価値観調査」では、「自分の国に誇りを感じるか」という問いに、肯定的に回答した日本人は54.2%で74カ国中、71位。「戦争が起きたら進んで国のために戦うか」という問いに「戦う」と答えたのは15.6%で、59カ国中、59位。ところが、「国民皆が安心して暮らせるよう国はもっと責任を持つべきだ」という考えを肯定する日本人は65.7%。
これは、過度の国家依存に傾いだパラサイト・ナショナリズムと呼ぶべき。これこそ現代のナショナリズムの典型。
3. 寺島実朗
・「軍事ナショナリズム」か「米国への依存深化」か、という不健全な選択に追い込まれないために、アジアの周辺環境を相互敬愛と変える主体性が必要。米国への過剰期待と過剰依存から脱却すること、それが21世紀が求める「開かれたナショナリズム」への一歩だ。
4. 宮台真司 読み忘れたが、こちらにサマリー掲載。
その他、中西寛、青木保。
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「議論の焦点を新たな視点から問い、ナショナリズム論の輪郭を描き直したい」という企画の意図だけれど、ちょっと散漫すぎたか・・。
投稿者 esaka : 23:22 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月27日
石油長者・三題
●プレミアのチェルシーが、今シーズン、ベロンやムトゥ、ジェレミ、クレスポを獲得し、さらにトッティまで食指を延ばして話題だ。これまで、新オーナーのロシア人、アブラモビッチ氏は、‘謎の富豪’と報道されていたのだが、今日のasahi.comでは、「ロシアの石油マネー」とのこと。
●「石油王国 不労の病」という朝日新聞(27日)の記事。以下、要点。
・サウジ編
・約400万人の外国人労働者(バングラディッシュ人など)が社会を支える。
・サウジ人労働人口は、300万人で、働くサウジ人の半分は公務員。机もなく、3日に一度しか出勤しない職員も多い。
・しかし、年3%を越える急激な人口増加で若年層の失業増加。
・文明生活に浸るリヤド市民も、親の世代は遊牧民。
・夜、月に1,2回、カーナビ、冷凍庫つきの4WDで、砂漠へ。ラクダとともに、砂漠で夜を明かす年配の都市生活者も多い。「砂漠回帰は、現代サウジ人のストレスの現れだ」という。
○関連サイト
・サウジアラビアの最近の動向と課題
・ブルネイ編
・財政収入の95%まで石油に依存
・人口30万人。国民の6割以上が公務員。幹部で年収数千万円は当たり前。車や家のローンは国が無利子融資。勤続3年ごとに海外旅行がつく。国の支出の半分が公務員の人件費。
●ピーター・バイダ『豊かさの伝説』より
「1878年末には、スタンダード・オイルとその関連会社アメリカ合衆国内の石油精製産業の90%を支配下におさめるようになっていた。そのとき、ジョン・D・ロックフェラーは39歳だった。
1880年代には海外への攻撃的な拡張がはじまった。この時期、アジア、アフリカ、南アメリカに輸出されたアメリカ産の石油はほとんどがスタンダード・オイルの製品だった。第一次大戦が勃発したとき、スタンダード・オイルはヨーロッパの石油市場の75%以上を占めていた。」
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「石油が支配する時代」はいつまで・・?
投稿者 esaka : 23:07 | コメント (0) | トラックバック
パリの猛暑による死者の行方・・
猛暑の影響で、フランスでは死者が1万人を越えたことが報道され驚いていたが、今日の朝日新聞の記事では・・
「パリとその周辺の地域で力尽きて亡くなった多くの独居老人らの遺族を探し出すのに当局が往生している。見つからずに埋葬できない遺体が300体以上に上り(略)・・。パリ市役所によると多くは生前から家族らと疎遠になっていた人たちらしい。」
この猛暑のほども凄いが、遺族が見つからない独居老人の多さに驚く。核家族化が進んだ日本でも、ここまでの状態は考えられないだろう。各国の個人生活の実態というのは、わかっているようでなかなか理解できていないものだ。福祉の充実と‘個人主義’によって、独居する老人が多い、ということは想像がつくが、家族関係がここまで疎遠になっているとは。かといって、それが‘孤独’による自殺、というような話は聞かない。一方日本では、自殺者の数、5年連続3万人超。宗教の違いもあるだろう。・・個人の生活を決定づける要素は多く複雑だ。
投稿者 esaka : 18:27 | コメント (0) | トラックバック
衣食住から医・食・住
Canonのサイトで連載している写真+ミニコラム「digital photo style」の5回目。昨日更新されました。今回は、「信用」と「信頼」というテーマ。あと一回で終了。
投稿者 esaka : 12:31 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月26日
●トム・ケリー『発想する会社』
インダストリアル・デザインで有名なIDEOの‘イノベーションの技法’が余すところなく?披露されている。ある意味、これまでの実績の自慢とPR本とも言えるが、それもアップルのデュオ・ドックやパームVといった幾多の傑作を前にしては、ただ関心するばかり。中でも面白かったは、‘イノベーションの技法’としてブレインストーミングの仕方、チームの作り方に力を入れ、オフィススペース環境をとても強調していること。
「チームが活動するためには、かならずしも高邁な信条をもつ必要はないが、具体的な目標は絶対に必要だ。技術で卓越すること、難しい売り上げ目標の達成を目指すこと、手強いライバルを凌ぐことなどである。」
「現在、Tシャツのためにどれだけの予算がとってあるにせよ、それを倍増させよう。Tシャツのコストなどたかが知れているのに、チームの連帯感という大きな見返りがある。」
とりたてて奇抜なことが書いてあるわけではないのだが、かえって経験と実績に裏付けられた力強さが感じられる。
投稿者 esaka : 10:56 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月25日
投稿者 esaka : 15:34 | コメント (0) | トラックバック
●櫻井よしこ『あなたの「個人情報」が盗まれる』
「日本全国で少なく見積もっても400近い自治体が、多く見積もれば810余りの自治体が、住基ネット回線とインターネット回線をつなげていることになる」
「全国の住基ネット構築および維持管理に要した経費の累計は804億9400万円となっている。総務省発表の約2倍である。・・総務省は、システムが稼働した場合、全国で、毎年、運営・維持管理に要する経費は年間で190億3600万円であるとした」
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著者の一人の高間氏より送っていただく。今日から、第2次稼働、住基カード発行。愕然とする情報満載。特にITセキュリティ・コンサルタントの吉田柳太郎氏の話が面白い。あらためてメリットがあまりに少なく、リスクが大きいことがわかる。
住基ネットを導入すると誰が喜ぶのか。以前から、この点がよくわからない。総務省大臣の言葉とは裏腹に、各自治体が行政サービスの効率化のために求めているものではないことはあきらか。自治体は負担するコストが増え、トラブル発生時の責任問題も発生する。では、IT系の企業か。しかし、この本によると、自治体に潤沢な資金があるわけではなく、その割に高度なことを求められ、さらに問題があった場合は、裁判にまで引っぱり出される可能性がある、として、IT系企業のほうも及び腰だ、という。しかし、大手のシステム構築企業は一極集中的に特需なのだろうが・・。
やはり、e-Japanプランを発端に、土建からITを中心にした産業構造へのシフトを焦った官僚が、要所要所で判断を誤ったために、拙速な形で強引に推進されている、ということか。
●関連エントリー
・薄井+浅野『住基ネットとプライバシー問題』
・総務省、「地域通貨」の導入支援
投稿者 esaka : 11:51 | コメント (2) | トラックバック
2003年08月24日
大江戸打ち水大作戦
明日25日、正午決行。100万人が、同じ時間に打ち水すると、東京の気温が2℃下がる、とのこと。やっと訪れた夏らしい夏、ではありますが・・。これで何か解決できる、とかも大きなことを期待しているわけじゃありませんが、あまりシリアスにならず、冗談半分で、参加したい気分。それで、何か起きるなら、それも楽しい。以前、いっせいにジャンプして、地震を起こす、というようなのも、イギリスであったような。
●大江戸打ち水大作戦
HPが楽しくよくできている。
投稿者 esaka : 19:47 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月23日
問われるマイクロソフト社の責任
あえて数日前(20日)のWIRED NEWSから。
「ウイルス作者には自分たちがばらまいた悪意あるコードに対して最終的な責任があるし、コンピューター利用者もセキュリティーについて自分で学ぶ必要があるが、最も効果的な対策はマイクロソフト社が今よりもはるかに安全なアプリケーションやOSを作ることだ。」
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今回のウイルス(ワーム)騒ぎがこれまでと大きく異なるのは、マスメディアの扱いだ。‘普通’の感覚として、「販売した商品の責任をちゃんととっていないんじゃないか」と感じられるのだろう。それに、すでにネットやPCは、多くの人々の生活基盤の一つなのだ。今さら・・だけれど、MSもそろそろ対応を真剣に考えざるを得ないのではないか。
もし数年後に、Windowsのシェアが激減しているようなことがあれば、今回の騒ぎは、‘大きな転機だった’と記憶されるかもしれない。例えがありきたりだが、ネオの登場か(^^;)。 『マトリックス レボリューション』の結末は?
●オルタナティブのひとつは、これですかね・・
・Turbolinuxの次期デスクトップOS「Suzuka」
投稿者 esaka : 10:46 | コメント (3) | トラックバック
2003年08月22日
北野武インタビュー から
これまで避けてきたアップやロング、細かくカットを割るハリウッド映画ばりの‘当たり前の撮り方’について聞かれて・・
「『映画におけるキュービスム』なんてことをずっと考えてたの。絵画のキュービスムが立体を一つの平面に描き込むことだとしたら、映画のキュービスムは時間と映像の落差。無関係なシーンが次々出てきても、最後に内容がわかればそれが映画の進化形だ、なんて。今回は抽象画家が『似顔絵描いてくんない? そっくりなやつ』って言われたようなものでね」
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これまでの自信が言わせているんだろうけれど、凄いことを言うな。映画そのものをまだ観てないので、何も言えないわけですが・・。asahi.comから。備忘メモ。
投稿者 esaka : 23:44 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月21日
用賀アーバンクリニック通信
つづけて医療サービスねた。以前、HWJで取材し、医療を「患者本位のサービス」と捉えるという姿勢に衝撃を受けた「用賀アーバンクリニック」が、毎月メルマガを配信している。バックナンバーもこのページで読める。
8月号の目次は、
─ HOT! Topics ─> 用賀・世田谷近辺の最新疾病状況@8月
─ シリーズ連載 1 ─> 家庭医って何ですか? ( 最終回 )
─ シリーズ連載 2 ─> 今後の医療経済はどうなる?( 第1回 )
─ ブックレビュー ─> 「伝統食の復権」「食と日本人の知恵」
個人的には、今月から始まった「患者様サービス担当」の大石佳能子さんによる「今後の医療経済はどうなる?」が面白い。この大石さんは、元マッキンゼーのコンサルタントで、ご自身の出産時の病院での経験から、もっとユーザーオリエンテッドな医療サービスができるはずと考え、このクリニックの運営基盤となる会社「メディヴァ」をスタートさせた方。
医療は最終的には、患者と医師や病院との「信頼関係」だと思うのだが、メールマガジンも、確実にその一助となっているという例。
あと、こうした医療業界の変化の背景は、医師会の影響力の変化があったはずで、このあたりは、また別の機会に。
投稿者 esaka : 13:53 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月20日
オリコン・メディカル
医療、医師に関わる情報がブームだ。‘いい病院ランキング’では、これまでにも、医療ジャーナリスト・丹羽幸一による宝島別冊シリーズがあったわけだけれど、あらたにあのオリコンが、医院ランキング分野に参入。asahi.comより。
幾多のグルメ・ランキング本でもわかるように、この手のランキングの手法は、おおよそ2つ。評論家個人の視点を中心にしたものか、一般ユーザーの声を集めたもの。今回のオリコンのものは、後者。
サイト「オリコン・メディカル」もあるが、今のところ、近日出版されるという書籍の宣伝程度の内容だ。あとは、ランキングそのものが信頼が得られるものになるかどうか。個々人の病院体験というのは、グルメと違って、個人差が大きいだろうし、それがネガティブなものだった場合、誇張されがちだろう。また、病院側から圧力や金銭のやりとりがあったような形跡があるといっきにランキングの信頼をなくすことにもなりかねない。このあたり難しいところ。
しかし、こうしたランキングの存在が、医療サービスそのものを向上させるきっかけにはなっているだろうから、方向としては望ましいか。
投稿者 esaka : 18:41 | コメント (2) | トラックバック
鈴木隆行ノーゴール伝説時計
「Cost of the War in Iraq」につづいて、リアルタイム表示シリ〜ズ。
「SOCCER UNDERGORUND BLOG」より。スクリーンセーバーまでお作りになってますが、来週あたりこの時計も止まる予感。
投稿者 esaka : 03:14 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月19日
電力送電網の疑問
電力供給の基本的なシステムについて知らないことが多すぎると改めて感じる。疑問のひとつ・・原子力発電には、供給過剰となる夜間の電力を消費するために揚水発電ダムが必要になる、と言われているが、火力や原子力が発電量の細かい調整が難しいことまではわかるけれど、発電しっぱなし、ってできないんだろうか? 発電したものは、どこかで使わないと、送電網に異常をきたす? 何か電気の基本をわかってない。
「自衛」という点からも、改めて「分散」というキーワードが頭をよぎる。
●関連情報
・NYの停電の写真
・プログラム<市民共同発電所全国フォーラム>
・北海道グリーンファンド
関連エントリー:ジェレミー・リフキン『水素エコノミー』
投稿者 esaka : 22:47 | コメント (0) | トラックバック
●カレン・エンジェル『なぜYAHOO! は最強のブランドなのか』
翻訳の長野さんに送っていただく。1994年から2001年まで、ヤフーの発端からネットバブル崩壊後までを追う。まさに栄枯盛衰、激動のネットビジネス界のドキュメント。優れたサービスとされた幾多のサイトの中から、どうしてヤフーが荒波を乗り越えられたのか。「なぜYAHOO! は生き残ったのか」というほうが内容に近いかもしれない。
その理由として、すぐれた‘ブランド戦略’というような見方もあるだろうが、個人的には、ジェリー・ヤンが持っていた‘素朴な?’キャラクターが大きいように思う。これだけの規模になるとすでに別のフェーズに入っているわけだけれど。そういう意味では、以前からのネット文化を継承する‘純朴な’資質と、ネットスケープ以後のゴリゴリのベンチャー・キャピタル・ビジネスとの合体という稀有な成功例・・・しかし、ストーリーはまだ未完結・・という感じか。
投稿者 esaka : 11:55 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月18日
「人間の盾」に100万ドルの罰金と12年懲役?
13日の英ガーディアンの記事によると、イラク戦争に反対し、人間の盾としてイラクに滞在した人々に、最大100万ドル(1億2千万円)の罰金と12年の懲役が課せられる可能性がある、という・・。
が、日本で流れたロイターの記事では、「最高1万ドル」。ガーディアンにも、「支払いに応じる場合、1万ドルに減じる」とは書いてあるが、「最高1万ドル」というのは、どこかで報道が食い違っているようだ。恣意的なものなのか、どちらかの単純ミスなのか・・。
ちなみに、NEWYORK POSTも、100万ドルの罰金か12年の懲役、とある。
それにしても酷いね。反戦運動への締め付け強化か。
投稿者 esaka : 23:59 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月17日
●疋田智『自転車生活の愉しみ』『快適自転車ライフ』
『自転車ツーキニスト』が面白かったので、疋田氏の2冊。重複する情報が多いが、‘やっぱり、自転車に乗ろう’という気分にさせてくれるところは共通している。『自転車生活の愉しみ』のほうは、写真も豊富でメンテナンスの仕方から、ドイツ・オランダの自転車事情まで豊富な写真で丁寧に解説してくれる。また、オランダ・・。この半年、いろいろな方面から、オランダのことを書くことが多いな・・。以下、アムステルダムの話。
「1980年代末期、最初に政府、市当局が「これからは自転車を」と言い出したときには、ご多聞に漏れず市民からも反発があったという。しかし、その不満を解消していったのは、何といっても「自転車に実際に乗ってみること」だった。あれ、イイじゃない。何の不自由もないどころか、こちらの方が便利だし、何より気持ちいいよ。そう思った一人が、次の一人に伝え、その一人が、また次の一人に伝えた。」
「ニュース23」のディレクターでもある疋田氏は、国会の私的諮問機関「自転車活用推進研究会」にも参加しているという。「ビジョン2010」というこれから社会の中で、自転車がどうあるべきかという提言も行っている。
「未来は間違いなく自転車とともにある。私はそう信じている」とのこと。
しかし、天気が悪い・・。
●関連サイト
・クリティカルマス読本
・クリティカルマス東京
投稿者 esaka : 19:09 | コメント (1) | トラックバック
2003年08月16日
●國領二郎・野中郁次郎・片岡雅憲『ネットワーク社会の知識経営』
「情報量が増えれば増えるほど、人間の認知能力が希少な資源となってくる。収益モデルを構築するうえで機械がボトルネックだった時代から、人間がボトルネックとなる時代への転換点を迎えていると表現していいだろう」
「認知限界に依拠する代表的な収益モデルとして広告がある。メーカーなどがマスメディアに広告料を払うとき、そのメーカーは忙しい顧客の認知を買っているともいえる。」
「残念ながら、過去数年の経験では単なる既存の広告費用をネットに誘導する試みには限界があることがわかってきた。・・
広告モデルではない、認知限界に依拠するモデルを構想することもできる。たとえば認知能力を大量に必要とするものに信頼がある。・・信用できる相手が誰なのかの情報を提供することがビジネスとなっていく。金融市場などにおける格付け会社はその一例といっていいだろう」
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「場」とも「コミュニティ」とも「ネットワーク」とも捉えられる、インターネット以後に激変する環境と、「経営」との関わりの理論化。國領氏執筆の2章以外、あまり参考になるところがなかった・・。
投稿者 esaka : 16:35 | コメント (0) | トラックバック
投稿者 esaka : 15:34 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月15日
記録と‘記憶’と「老人党」
今週、NHKで放送している「カラーで記録した第2次世界大戦」のように、記録が持つ力というのは圧倒的なものがあるけれど、もっと重要なのは‘記憶’だ。すにで日本の戦争経験者は、70歳を越え、その体験と、体験から来る思考を継承することがだんだん難しくなってきている。「東京大空襲・戦災資料センター」など、民間でも戦争の記録を残そうという活動はさまざまあるようだが、戦争体験者が今の時代をどう考えているのか、耳を傾ける必要があると思う。
というわけで、作家・なだいなだ氏が旗揚げした「老人党」というネット上の政党がある(東京新聞の記事)。なだ氏といえば、かつて『民族という名の宗教』で、刺激的な主張を繰り広げていた。今後の展開をフォローしよう。
投稿者 esaka : 01:52 | コメント (0) | トラックバック
気になる発電方法
海洋温度差発電。海の表層水と深層水の温度差を利用し、アンモニアを蒸発させてタービンをまわす「ウエハラサイクル」と呼ばれる方式を佐賀大学の海洋エネルギーセンターが成功。このウエハラ氏は、佐賀大学の学長。(ニュースステーションより)
●関連エントリー
紫外線太陽電池、花力発電、風力発電
投稿者 esaka : 00:23 | コメント (2) | トラックバック
2003年08月14日
●齋藤純一『公共性』
う〜ん、よくわかんなかった。ハンナ・アーレント、ハーバーマス、カント、がベースということがわかっただけでいいか。「現代思想界」のための「思想書」ではなくて、もう少し社会との接点が欲しかった。とりあえず、今のところ想定されている読者ではなかった、ということで(^^;)。また、いつか参照することもあるかも・・。
投稿者 esaka : 17:51 | コメント (0) | トラックバック
省エネ家電買い替えモニター事業
環境ネタが続いているけれど、もうひとつ。旧型の家電製品を新型の省エネタイプに交換すると、予想以上に節電ができ、電化製品の買い替えコストも、節電した数年の電気代でまかなえる、ということは意外に知られていない。
そこで、この企画。家電(ここでは冷蔵庫)の買い替え初期投資分を無利子で融資するというプロジェクト。冷蔵庫の扉の裏に月間電力消費量が表示されていて、最新型のものは、16kWh弱。これを大きく越える機種を使っている場合、最新型のものに買い替えることで、省エネに貢献できる。(応募締切:8月末日)
・・温暖化とCO2の関係が明確になっていない、廃棄される旧型冷蔵庫の問題は考えなくていいのか、というような意見もあるだろうが、長期的省エネはできるだけ早く着手すべき、電気代節約になるのも大きい、そして、電化製品のリサイクルは別に進めるべき、と思う。
●「省エネ探偵団指令書」
子供向けだが、面白い。
投稿者 esaka : 13:33 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月13日
●疋田智『自転車ツーキニスト』
夏休みで趣味本。旧タイトル『自転車通勤で行こう』改題文庫化。今でもちょっとしたブームだと思うが、これから間違いなく自転車が大きなムーブメントになっていくと思う。僕のような軟弱者は、東京の交通事情やトラックの排ガス・・理由をつけては、自転車専用道路ができればな〜、などとただ言い放ちがちなのだけれど、自転車コンシャスな社会は、自転車の愛好者が増えずして到来するわけがない。そういう意味では、こうした本を読んで「ちょっと、自転車通勤試してみようかな」と考える人が一人でも増えることが必要なのだ。
以下、自転車の魅力を語った箇所。
「コースはまったく自由。気の向くままにペダルを漕いでいけばよい。自転車の一番よいところだ。気軽に町と交流できて、路線からも、一方通行からも自由。おまけにその行為そのものがダイエットになる。つまりヘルシー。さらにエコロジカル。ついでにエコノミー。こんなによい交通手段はないと思う。」
あと、自動車評論家・徳大寺有恒氏との会話が面白い。
「ボクは思うんだ。クルマはもう最低限でいいって。趣味で乗るクルマは楽しいけれど、もう社会がそれを許さない時代が来つつあると思う」・・・
「・・小難しいことを言ってもダメなんだよ。こっちの方がかっこいいんだって、女の子にもてるんだっていわなくっちゃ。そして、それを言い続けないといけない。排気ガスの少ないクルマに乗るのは知的なことだ。そっちの方が『格好いい自分』を演出できるんだって。さらに言えば自転車の方がもっと格好いいってね。
いずれはクルマなんか乗らない方がいいって時代が来る。それはボクにとっては寂しいことだけど、仕方がない。少なくともフューエルセル(燃料電池)が実用化されるまではね。」
●疋田智氏のサイト「自転車通勤で行こう!」
投稿者 esaka : 21:41 | コメント (2) | トラックバック
カラーで記録した第2次世界大戦
NHK.BSで夜11時から、連日放送している「カラーで記録した第2次世界大戦」が凄い。そのタイトルどおり、第2次世界大戦前後のアメリカ、日本、ヨーロッパの様子を‘カラー’で撮影した映像。色もクリアで、画面が汚れていることもなく、これまで沢山見てきたモノクロの映像とは、インパクトがまったく違う。モノクロ映像を観たときに感じる‘時間的断絶’のようなものがなく、何かとても感覚的にリアルなのだ。
時間的な‘古さ’を感じる感覚というのは、観た映像がモノクロかどうか、とか、コマ切れか、どうかといった映像の状態によって左右されている、ということがわかる。そういう意味で、「戦争が起きた」ということが、はるか昔の過去の出来事ではなく、現在に連なる時代の出来事だったと感じられることがこの映像の衝撃だ。それは、そこで生活している‘人々の生活’は、家族があって、娯楽があり、仕事があり・・今と変わるところがない、という感覚。
投稿者 esaka : 14:23 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月12日
Cost of the War in Iraq
投稿者 esaka : 23:13 | コメント (0) | トラックバック
「世界の鼓動 エネルギー」メモ
朝日新聞、「世界の鼓動 エネルギー」(6回)、から気になったところをメモ。
(3)「家庭で監視、知って節約」
ELクエスト 電力の使用状況を表示し、携帯でコントロールできる
エコワット 簡単積算電力計
エコキュート CO2を冷媒に使う電気給湯器(火より3割少ないエネルギー消費)
(4)触れるだけ 体温で発電
体温と室温の温度差で発電し、超低電力で動くLSIを使っても人信号を送るシステム。NEDOの事業。
NTT環境推進室によると「高度情報化は日本のエネルギー消費を10年時点で3.6%分削減する」
・インターネット利用で物流や余剰生産が抑制される効果
・電子商取引に普及による人や商品の流れの減少
・ネット上のリサイクル市場からの部品調達
・在宅勤務やテレビ会議の増加
(5)実証に挑む超電動送電
東北電力の東新潟火力発電所でLNGを燃やして出た熱の50%以上を電気に変換。従来の39%を大きく上回る。ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせる「コンバインドサイクル」。
・50年代火力発電の熱効率は20%に満たなかった。65年頃に37%を突破。それを越えたのは、90年代後半の「コンバインドサイクル」が普及してから。この方式で、60%に近づけられる、という。
送電では、超伝導ケーブルが実証段階。従来の10/1でいい。超伝導状態を保つために、ケーブルを液体窒素で零下196度に冷やし続けなければならない!が、そのエネルギーを考えても、損失低減効果は大きい!?
電気を大量貯蔵する技術。夜間の余剰電力を使い、下のダムから上のダムに水を汲み上げる揚水発電ダムが43カ所ある。全国発電設備容量の11%にあたる2471万キロワット分をためられる計算。
・ナトリウム硫黄電池(NAS電池)。最近は、工場が停電時用として導入。
・余剰電力でフライホイール(弾み車)を高速で回しておいて、必要なときにその回転力を使って発電する方法。
(6)水素社会実現へ離島で実験
01年から廃棄物ゼロを目指す「屋久島モデル」構築プロジェクトがスタート。有機性廃棄物からメタンを発生させる施設を建設して実証試験中。島全体で1日十数トン出る有機性廃棄物のうち、1トンを処理できる。
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ちょっと気になったは、揚水発電ダム=電気を大量貯蔵する技術という認識。わざわざ多額の資金を使って、自然を破壊してまで造る意味があるのか、と不評だったはずの揚水発電ダムが、‘巨大なバッテリー’という認識でポジティブな存在になりつつあるのか?せっかく造ってしまったものなのだから、有効利用しない手はない、とは思うけど・・。
*参考
・揚水発電の仕組み
・揚水発電ダムは止められる!
投稿者 esaka : 02:45 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月11日
●梶井厚志『戦略的思考の技術』
評判はよかったと記憶しているのだが・・何か漠然と求めていたものと違っていたようで、どうもピンと来ず。もしくは、‘戦略的アプローチ’というものに対する資質のなさか・・。以前、途中で止めた(^^;)梶井厚志+松井彰彦『ミクロ経済学 戦略的アプローチ』のほうがまだよかったかも。こっちをまた、読み直そうかな。
投稿者 esaka : 18:57 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月10日
総務省、「地域通貨」の導入支援
asahi.comより。ちょっと前にも、日銀総裁が、地域通貨に期待する、というような発言をしていたが、ついに総務省も財政面で後押しすると発表。地域通貨については、HWJで一昨年、「ネット・コミュニティ・通貨」という特集をしていて、その動向が気になる。長引く不況、マクロ経済失政からの自衛効果があるのか、また結果として貨幣供給量を増加したような効果が得られるのか、はたまた、善意をベースにした貨幣交換は早晩破綻をきたすのか・・。
個人的に気になるのは、特集の編集時に感じたことだけれど、一種の‘地域通貨’ブームに乗じての、地域通貨ならぬ‘円’を稼ごうというシンクタンクや企業の立ち回り。コミュニティをベースとしたムーブメントに、カネの匂いがすると抜け目のない方々が介入してくるのは、最近のblogブームも似たところがある・・?
そして、今回、問題をさらにややこしくしているのは、推進しているのが総務省で、「住基カード」と連動させようとしている、ということ。マクロ経済政策の失敗、住基ネットの情報漏洩問題、地域経済の衰退対策、がごちゃごちゃになってしまう。
投稿者 esaka : 14:01 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月09日
『13デイズ』
数日前、テレビで観る。3度目。ビデオ化された2000年?に観た時とはずいぶん違う印象。ケネディ兄弟を最後まで戦争を回避するために苦闘し続けた政治家として描く。その姿は、感動的だけれど、いかにもケネディ好きのケヴィン・コスナー制作だ。そして、それが真実の姿なのかどうかわかりようもないが、登場人物の映画上のスタンスは、リベラルな順から、RFK→JFK→国防長官マクナマラ、となっている。
2000年に観たときの印象では、海上封鎖という案を出しつつも、選択肢として先制攻撃仕方ない、とする国防長官マクナマラは、現実的大国主義派にも見えた。核戦争の危機というこの事件の背景を考えれば、そのときの僕にとって、RFKのスタンスが当たり前、マクナマラでさえ、傲慢に見えたのだ。
が、911以後の今では、マクナマラのバランス感覚が、リベラルなものに見え、RKFなど、ありえない‘理想主義’と、思えてしまう。ブッシュ政権によって、こちらの感覚軸が、すっかりずらされてしまったことに驚く。
投稿者 esaka : 22:37 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月08日
カーボン・ニュートラル
以前、これから紙の雑誌は、それによって消失した森を再生するためのコストを明記し、雑誌の定価に上乗せするなりの手を打ったほうがいいのでは、とある企画で言って顰蹙をかったことがあったけれど、似たような発想は、すでにミュージシャンのみなさん(^^;)がやっていたのね。CDが生産され、販売されるまでに排出されたCo2を計算し、それに見合った分の木を植えようというもの。
こういうコンセプトを「カーボン・ニュートラル」といい、1枚のCDをカーボン・ニュートラルにするには約2円必要ということで、そのコストをレコード会社とミュージシャンで半々にしている。去年は、イギリスで700万枚のCDがこの形で販売された。こうした活動を繰り広げるのが、「Future Forest」。FUJIROCKもこのコンセプトに賛同してた、知らなかった。恥。
こういうことを言うと、温暖化とCo2の関連性は明らかになっていない、とか、そんなことをやっても無駄だから、もうちょっと科学的に実証されたことを効率よくやるように考えたら、とか言う人もいるだろうことは察しが付く。
僕も、「カーボン・ニュートラル」というコンセプトは、故ジョー・ストラマーが関係してた、なんて話を聞くと、おい、おいパンクもエコでいいんかな、とひねくれたことを言いがちな性格ではあるけれど、よりよい方向を目指して行動を行う、ということをまずは評価したい。
投稿者 esaka : 11:55 | コメント (4) | トラックバック
2003年08月07日
大気汚染地図
環八雲というのは聞いたことがあったけれど、午後4時頃、窓からはっきり見えたのは、ちょうど246に沿って途切れ途切れに浮かぶ灰色の雲。
何か情報はないかと検索して見つけたサイト。よく出来てます。たとえば、メタンの分布(8日0時50分現在)は、異常に偏っているわけだけれど、こういうのは不気味。
結局、246上の雲の件は、何の情報もなかったわけですが・・。
投稿者 esaka : 23:52 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月06日
緑の力
「デジタルフォト・スタイル」の写真+コラム連載、4回目がアップ。沢登りの魅力と日本の森の力、について書いてます。
投稿者 esaka : 19:13 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月05日
投稿者 esaka : 15:37 | コメント (0) | トラックバック
リチャード・ストールマン インタビュー
以前、Internet Magazineに載っていた白田秀彰氏とロージナ茶会(このタッグは、HWJの白田氏連載でも同様だ)によるリチャード・ストールマンへのインタビューがネットに上げられている。(バーチャルネット法律娘・真紀奈17歳より)
「中国では、自由なソフトウェアの重要性をあまり感じていないように思う。中国では、みんなどのようにして金持ちになるのかということしか気にしていないのだ。
中国の人々は人々を助けるという理想的な行為に対してシニカルになってしまっている。これはロシアも同じだ。・・・自由なソフトウェアについて非常に共感が高かったのは、ブラジルとインドだ。」
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相変わらず、キャラが立っていて非常に面白い。「自由」について踏み込んだインタビューとなっている。オーウェル『1984年』で使われている「doublethink」という概念が出てくるが・・2次情報ばかり読んでわかったつもりで、恥ずかしながら読んでない・・。
参考:97年、HWJでの山形氏によるストールマン・インタビュー(派手ですみません。創刊号の特集で、まだText only版を作ってなくて)
投稿者 esaka : 14:56 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月04日
社会起業家、その後
去年の2月にHWJで「社会起業家という生き方」という特集を企画した。その後、反響はたくさんいただいたが、当時はなかなか社会起業家を志す若い実践者を見つけるのに苦労した。海外の事情はどうかというと、こちらのメールマガジンで、不定期でさまざまな事例を紹介してくれる。先日も、ブラジルでの取材報告会があったようだし、そのレポートのサマリーのpdfもダウンロードできる。こうしたアプローチにも、さまざまな意見があることは承知しているつもりだが、基本的に「実践者がエライ」というのが僕の立場。
投稿者 esaka : 23:36 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月02日
シャワークライム
純粋趣味の話。やっと梅雨明けて、沢へ。小川谷廊下でシャワークライム。その魅力と思想!(^^;)については、また別の機会に。しかし、盛んに沢に行っていた7、8年前に比べて、沢登りもずいぶんポピュラーになってきているようだ。若い人たち(女の子含む)のパーティにも出会ったし。山岳部とかではなくて普通のアウトドア好きの延長、という感じで、いい傾向なんじゃないかな・・。
投稿者 esaka : 23:33 | コメント (0) | トラックバック
2003年08月01日
「ただ一撃にかける」
NHKの「にんげんドキュメント」。再放送。18日に放送された時も偶然観て、圧倒された。先日スコットランド・グラスゴーで行われた第12回世界剣道選手権に出場した日本人の大将、栄花直輝さんの物語。
これまで、団体で日本は11回連続で優勝してきたが、近年、各国が力をつけ、僅差に。剣道の世界選手権が行われていることにまず驚く。イタリアやらフランス、ドイツの人が競技として剣道をやっているとは・・。そして、競技としての剣道は今、転換期にある、という。オリンピック参加を目指すか、目指さないか。日本の剣道協会は、オリンピックに参加することによって、ただ勝ち負けだけが評価されるスポーツとなることを嫌い、そうした動きに否定的、だという。選手権前の合宿では、あらためて、「礼」の指導に力を入れている。
それでも、世界選手権では、伝統国として‘勝つ’ことも要求され、選手への重圧は凄まじい。決勝は、大柄の韓国選手。彼は、これまで日本選手に負けたことがない、という。そんな中、10分強の延長の末、「無」の状態で勝利を得る栄花選手。「礼」に始まり、「礼」に終わる。その場では、勝利の喜びを抑え、会場を離れたところで、他の選手と静かに喜び、泣く栄花選手。「素晴らしい試合をありがとう」と言って泣きながら歩み寄る外国人選手・・。ドラマのよう。
剣道も、スポーツとしてグローバル化するか、ローカル性を持った武道として存続していくかの瀬戸際。かっての柔道のように、オリンピック種目にし、メダルを獲得することで、国威発揚する必要もなく、今や剣道が持つローカルな‘精神性’こそ、世界からみても貴重で価値のあるものと考えるべきだという気がした。
剣道に関するblogを見つけました!
・Akihito ABE's Kendo News
この方、先の世界選手権の会場にいらっしゃったようです。